できる人とできない人の復習の違いとは?
エビングハウスの忘却曲線というのをご存じでしょうか。エビングハウスという心理学者が行った「覚えたことをどれだけ忘れずにいられるか」を調べた実験の結果です。これによると、20分後には約58%しか覚えておらず、1時間後には約44%、1日後には約26%しか覚えていなかったのです。
記憶が長続きする勉強とはどんな勉強なのでしょうか。結論を言ってしまえば、復習に重点を置いた何度も反復練習する勉強法です。忘れた頃に何度も復習することで記憶が強化され、時間が経っても忘れにくい記憶となります。復習が大切と言われる理由はここにあるのです。
出典:できる人とできない人の復習の違いとは? [学習・勉強法] All About
よく、定期テストは点数がとれるけれど、模試などの実力テストで点数がとれない人によくある傾向です。原因は、記憶が長続きしない勉強をしているからです。一夜漬けはその典型例なのだそうです。
子どもの能力を伸ばすために保護者ができること
「できない」ことに注目するのではなく、「できる」ことを伸ばす
脳を研究する立場から、保護者にやってほしくないと思うことがあります。それは、ほかの子と比べて、「できない」ことに劣等感を持たせることです。「できない」能力をどうにかしようとするより、今ある「できる」能力を伸ばしてあげることがよいと思います。
出典:「自分で考える力」を育てる学習教室|学研教室は、算数/数学・国語・英語を学べます!
お子さんをじっくり観察して、その子の可能性を見極めてあげるのが大事だと思います。
復習をするときに大切な3大ポイント
2回目の学習までに1か月以上の間隔をあけてしまうと、覚えた事柄は忘れられてしまいます。脳の潜在的な記憶の保存期間は1か月と言われているので、1か月以内に復習をするようにしましょう。1か月以内に復習を繰り返すと、海馬が「これは大切な情報だ」と勘違いして大脳皮質へと記憶するように働いてくれます。
何度も根気よく復習させることが記憶力アップの近道
がんばって暗記しても忘れてしまう脳の秘密
記憶力はどれだけたくさん覚えたかを競うものではありません。記憶したものを知識として、いかに役立てるのかが重要です。新学習指導要領では学習量が増えていますが、知識をどう活用するかという点が重視されているのはとてもよいことだと思います。
出典:「自分で考える力」を育てる学習教室|学研教室は、算数/数学・国語・英語を学べます!
いくら一生懸命、漢字を勉強しても「漢字を覚えなくても命に別状はない」と判断されて、なかなか脳に記憶されないそうです。
成績が悪い中学1年生は生活の見直しと小学校の復習をしよう
小学校の時は、勉強で困ることはなかったのに、中学校に入ったら、成績ががくんと下がった。」「学校の授業が難しくてついていけない」「覚えることがありすぎて大変」「中間テスト、期末テストの点数が悪くてショックだった」
そういった声を、保護者や中学1年生自身から聞くことがあります。こうしたことの解決方法をいろいろと考えてみます。
出典:成績が悪い中学1年生は生活の見直しと小学校の復習をしよう|極上の受験勉強法
テレビやゲームなどの生活習慣を見直すことです。私は高校生の時入学祝いでテレビを買ってもらい、部屋に置いていましたが、やはり勉強をさぼるようになり、大学受験は失敗した思い出があります。
小学生の教科書レベルは復習させることで身につく
家庭学習をするべき「時間」というのは年齢や子どもの性格などによってまちまちですが、小学生のうちはとにかく30分をひとつの区切りとし、できれば高学年に進むにつれて1時間をメドにして頑張れるようにしたいものです。
出典:http://kategaku.com/shogaku/entry_65.html
小学生のうちに必要なのは、予習ではなく「復習」です。受験を目標にしない限りは、予習はほとんど必要ありません。
無料で使える、小学生向け国語・算数などのプリント問題をPDFで配布しているサイト
無料で使える、小学生向け国語・算数などのプリント問題をPDFで配布しています。基本から中学受験準備まで対応しています。家庭のプリンタなどで印刷してご利用ください。
自分の勉強方法をチェックできるサイト
勉強のしかたが分からないと困っているみんな、これから始まるいくつかの質問に答えてみよう。最後まで進めば、きっと正しい勉強のしかたがわかるよ。