詳細検索

検索対象

matomeHub(まとめハブ)
偏差値50以下の人、…

偏差値50以下の人、化学が苦手な人などにお勧め化学の基本的な参考書のまとめ

大学受験で志望校に受かることが出来るかは、『どれだけ勉強したか』、そして、 『どの参考書を使って勉強したか』によって決まります。定番のものをやればよかった昔と違い、今では良く分かる参考書、フルカラーの見やすい参考書にあふれています。どれをやればいいのかが分かりづらくなっています。

更新日:

○岡野の化学が初歩からしっかり身につく

『岡野の化学が初歩からしっかり身につく』シリーズ
執筆者の岡野雅司先生は東進の講師でもあります。『化学をはじめからていねいに』は化学の入門レベルの導入的参考書として欠かせません。講義形式で紙面を黒板代わりに授業が展開されていきます。その『はじてい』が8年ぶりに新課程に合わせて改訂しました。加筆と改変をたくさんほどこしてあるみたいです。

基本的な内容に特化している。
本当に基本的な内容を詳しく親切丁寧に解説していきますので、化学が本当に苦手な方じゃないとだらけてしまうかもしれません。逆に、授業を聞いても分からない、教科書を読んでも分からない、という化学嫌いの方にとっては救世主になりえます。
ただし、 問題数は少ないし応用的な内容は全く触れませんので、この後に、演習をするためにも基礎レベルの参考書に移りましょう。

問題を自分でまず解いてみる
このような講義形式の正しい使い方ですが、まず、 『問題を見たら読むのをやめる』ようにしましょう。そして、問題を自分でまず解いてみます。その後で、解けても解けなくても、解説を一緒に読み進めて行き、また自分の力で再現してみましょう。講義形式の語り口調に載せられると本当に1冊読んでもあまり覚えていなかったり、覚えていても自分で解答できないなんてことになっちゃいますので。

対象偏差値は40~50レベル
理論化学編と無機・有機編の2冊
問題量はかなり少ない。
問題の難易度は教科書レベル
化学がとにかく苦手な人はこれをやってから他の参考書につなげるようにすると効果的。

この本はあくまでも超初心者が化学の考え方や基礎知識がどういうものか、いわば化学の「骨格」の部分をざっと知るためのものなので医学部受験生ならこの本を軸にして勉強しようとは考えない事だ。本格的な受験勉強をするための土台を作るための本だと考えよう。独学で化学を学びなおす人のエントリー、授業の先取り用、化学の授業に取り残された人が、手っ取り早く全体像を復習して授業に追いつく、などの用途に用いると良いだろう。

出典:岡野の化学が初歩からしっかり身につく【理論化学①】医学部受験を決めたら 私立・国公立大学医学部に入ろう!ドットコム

平行して教科書を読んで知識の幅を広げ、「らくらくマスター」や「化学レベル別問題集①、②」などを使って問題数を増やすべき。

3冊ありますが、必ず『理論化学①』→『無機化学+有機化学①』→『理論化学②+有機化学②』の順で使用するようにしてください。
その理由は、理論化学①でやった内容を踏まえて『無機化学+有機化学①』、『理論化学②+有機化学②』は説明されているためです。必ず、この順番を守って学習するようにしてください

出典:岡野の化学が初歩からしっかり身につくの効果的な使い方|難関私大専門塾 マナビズム

1回目は理解することに重点を置いて、2回目以降は理解したことを覚えるという作業に重点を置いてください。

化学が全くわからないので、Amazonのレビューに簡単で分かりやすいとあったので読みました。モル計算やイオン反応などの基礎事項が書いており、化学が苦手な人でもわかりやすいかなと思いました。例えば、電気分解では陰極ではイオン化傾向が高いからこうなり、陽極ではハロゲンはこうなるといったことが書かれていて、化学基礎からきちんと押さえきれていなかった僕にとってはとても役に立ちました。

出典:『岡野の化学が初歩からしっかり身につく 「理論化学」 1巻』|感想・レビュー - 読書メーター

酸化還元反応や有機化合物の構造などつまづきやすい点を非常にわかりやすく解説しています。手書きのようなフォントも混じっており、やわらかいデザインを好む人にとってうってつけでしょう。全体としてさくさく読み進められるため、苦手意識を持つことなく化学を体系的に学ぶことができると思います。入試で要求される細かい知識はそれほど書かれておらず、物足りない感想を持つ人もいるかもしれない。

化学の『知識0からセ…

化学の『知識0からセンター試験で75%-80%を目指す勉強法』No2

出典元:YouTube

使用教材(推奨教材):岡野の化学が初歩からしっかり身につく

○大宮理の化学が面白いほどわかる本

『化学が面白いほどわかる本』
河合塾の講師である大宮理先生が執筆されました。正直、化学に関しては『面白いほどわかる』よりも『岡野のはじめからていねいに』をやったほうがいいと思います。化学式にドラマを持たせて漫画風に覚えていくのですが、なんかこれじゃない感が凄くて、あまり・・・でした。

化学嫌いの人も安心
本書の特徴は、イラストをふんだんに利用しているのもそうですが、説明がかなり詳しいです。なので、そこは化学嫌いの人も安心してください。練習問題もついていますが、演習量がどちらにしろ足りないので、『面白いほどわかる本』の後に1冊簡単な問題集をやるといいでしょう。
対象偏差値は40~50レベル
無機編、有機編、理論編の3冊
問題量は少ないので要演習
問題の難易度は教科書レベル
化学漫画がついていて化学嫌いでも嫌な気持ちにならずに勉強できる。

全くの初学者向けというわけではなく、一度学校で授業を聞いた程度の人が読むために作られていると考える。また、化学の計算に関しては少ししか解説が載っていないため、原点からの化学(計算編)で補う必要がある。
問題掲載数が少ないため、この本で得た知識を入試で使えるようにするためには問題演習が必要である。

出典:大宮理の化学が面白いほどわかる本 | 医学部再受験をネット内職で乗り切る

・計算問題になると、あまり詳しく解説しておらず、半反応式とか出来ないと思う。
・各章末問題の解説がない。(ただし、練習問題に詳しい解説がある)・同素体の説明がなく、全くの初学者にはきつい。

著者の理(読み方:おさむ)のキャラクターと、理の(おそらく)タイプである女性のキャラクター2人の挿絵など、会話による質問・応答やダジャレなどをつかった表現や、見やすい公式の配置とそのくわしい意味・解説が特徴的でした。この本を読んで、教科書の内容をだいたい理解したあと、「第一学習者」の「セミナー 化学Ⅱ」なんかをやるともうテスト勉強は万全。

出典:http://yomihon.doorblog.jp/archives/2579682.html

学校の化学の先生が全然わからない授業を仕掛けてきたときは、この本を読み、教科書の内容を理解する手助けにしてみてください

化学IIを含めた参考書の中では最も簡単な参考書。
化学Iの範囲は「岡野の化学をはじめからていねいに」で押さえて、化学IIの範囲は本シリーズで押さえると良い。
ただ、化学が得意ならば、このシリーズだけで対応できる。
章末問題が基礎的で実践的。

出典:医学部編入試験に合格☆ 化学の参考書 (一般入試)

作者が比喩を使って化学現象を説明しているが、かえってよく分からなくなるという欠点がある。

○鎌田/福間の化学講義

旺文社から出ている 『鎌田/福間の化学講義』
東進の鎌田真彰先生と駿台の鎌田真彰先生による化学の参考書です。鎌田先生が理論化学と有機化学を、福間先生が無機化学を執筆しています。この『化学講義』はかなりの良書で、 『化学版の物理のエッセンス』といっていいほど、化学の膨大な量を効率的に、そして効果的にまとめています。

解説が本当に本質的で分かりやすい
高校化学は高校物理よりも数学色があまり強くなく、その分、計算よりも理論だとか、暗記のほうに重点が置かれています。なので、化学といえば暗記科目というイメージを持っている人も多いと思います。しかし、最も定着力のいい暗記は 『理解すること』です。理解していれば、仮に忘れていても思い出すことが出来ますし、必要な暗記量も減らすことができます。この講義ノートでは、暗記するために要点よくまとめられているのもそうですが、何よりも解説が本当に本質的で分かりやすいです。

少し難しいと感じる人もいるかも
解説がくどくない分、もしかしたら少し難しいと感じる人もいるかもしれません。そういう人は、『岡野の化学をはじめからていねいに』をざっと終わらせてから、この『化学講義』をやるといいでしょう。入門レベルですが、理解の早い人は次にもう『化学重要問題集』につなげることも出来ます。それほど、入門レベルながらエッセンスの詰まった参考書なので化学に悩む人は是非。

対象偏差値は50~60レベル
理論化学、無機化学、有機化学の3冊
問題数は少ない
問題の難易度は教科書やや発展レベル
化学版の物理のエッセンスというほど本質的で、膨大な量が上手くまとめてあって効率的

問題を解く際に数学的に立式していることは、当時の私には革新的でした。「公式①を使って」と公式の暗記を前提とするのではなく、「○(g/mol)という値を求めたいから、質量(g)をモル数(mol)で割る」というように、一つ一つの式に理由づけがされています。この参考書で身に付いた「求めたい物理量の単位から逆算して立式する」というテクニックは、受験だけでなく大学入学後の勉強でも非常に役に立っています。
また、別冊の「入試で使える最重要Point総整理」は本書の要点だけがまとめられていて、試験直前にサラッと目を通すのに最適です。

出典:http://tutee.jp/100

例題として実際の入試問題が掲載されていて、本書がターゲットとしているであろう受験生のレベルに比べると少し難しいです。逆に言えば、本書にある問題が解ければ実際の問題も解ける、ということでもありますね。

学校の授業+α~センター試験のレベル感のシリーズ。評判はかなり良い。MARCHレベルまでの受験生が問題集を解く際に傍らに置いておくにはかなり使いやすい定番の書。最難関大レベルを受験予定の高1~高2生で、学校の化学の先生がハズレだなあと感じている人にもオススメ。

出典:【難関大学】大学受験化学で高得点を狙う効率的勉強法と参考書総まとめ(MARCH以上入試攻略) - F Lab.

特に理論化学は先生の教え方によって理解度に差が出やすいので、一冊信用できる参考書があると安心。

6章33項目にわけられていて、1つ1つの項目が10ページ程度と短いため、ゆっくりやっても1ヶ月以内、早くやれば2週間程度で1周することができます。
また、各項目は独立して書かれているので、得意分野にしたい項目や苦手をつぶしたい項目だけを特に学習することもできるようになっています。
別冊の最重要Point総整理では、入試で使える知識をまとめられています。
赤シートで隠すことができるようになっているため、暗記事項の確認には重宝します。

出典:鎌田の理論化学の講義の効果的な使い方|難関私大専門塾 マナビズム

項目が細かく分けられているので、理論化学の中でこの分野だけがどうしても苦手という人でも、使用することができます。

大学受験Doシリーズ…

大学受験Doシリーズ 鎌田の理論化学の講義, 鎌田の有機化学の講義, 福間の無機化学の講義|武田塾厳選!今日の一冊

出典元:YouTube

「大学受験Doシリーズ 鎌田の理論化学の講義」「大学受験Doシリーズ 鎌田の有機化学の講義」「大学受験Doシリーズ 福間の無機化学の講義」
武田塾が徹底解説します!

○入門レベル 問題演習書

セミナー化学
学校教材としてお馴染みの 『セミナー化学』ですが、入門レベルの問題演習集はこれくらいしかありません。しばしば『セミナー化学』は使い勝手が悪いとか、分かりづらいとか言われがちですが、これはそもそも参考書ではありません。豊富な問題集です。

『セミナー化学』は授業を聞いてしっかり理解できるのであれば、そのまま 授業の傍用問題集として使用できますが、授業がいまいち理解できない人には参考書にはなりえません。なので、『セミナー化学』は、解説重視の参考書と併用して使うのが正しい使い方なのです。

似たような問題がたくさん集められている
『セミナー物理』もそうですが、『セミナー化学』は似たような問題がたくさん集められていて、内容が重複する問題が良くあります。しかし、入門レベルではそのように似たような類題を効率化するために省くよりもしっかりやりきったほうが力になります。 『鎌田/福間の化学講義』の問題演習用に是非。
対象偏差値は45~60レベル
セミナー化学は1冊で全ての分野を網羅
問題量はかなり多め
問題の難易度は教科書レベルからやや発展レベルまで
参考書としては使えないが、問題集として演習量を稼ぐのに有用

センター試験本番レベル模試で50点ない人でも、
「セミナー化学」を3回やれば、「センター試験の化学」で80点は超えます。
(あっ、もちろん、過去問で演習はいるけど)
逆に、センター試験本番レベル模試で50点ない人が重要問題集だけをやっても、おそらく90%以上の確率で70点を超えることはないと思います。

出典: 高3生に「一言」言っておく ! ② ~ 化学重要問題集(数研出版) ~ - 【ZMSブログ】 東進衛星予備校 善通寺校・丸亀駅前校・坂出駅南口校・高松サンフラワー通り校

どんな問題集であっても、それをやる最適レベルというのがあります。重要問題集の場合、それは「センター試験70%超」レベルだと思います。

セミナー化学を全員に手放しでオススメはできません。まず、問題文の表現がやや難しく、「化学の内容が少しわからない、、、」と感じている生徒にとっては、ハードルの高い問題集でしょう。次に、解説も中~上級者向けであることです。基本例題の解説を読んでみても、単元の内容をそこそこ理解できていないと、解説を読み解くこと自体が難しいでしょう。

出典:http://www.kagakuimage.com/seminar.html

セミナー化学には良問がそろっています。プロセス・ドリル・基本例題・基本問題¥発展例題・発展問題と進めていくことができれば、ほとんどの大学に合格する力が養えます。

題名にもある通り、この問題集で解きながら覚えるという方法で活用していました。似たような問題が何度も出てくるため、ある程度大枠で掴めたらどんどん問題を解いていくという形で使っていました。解けない部分を覚え、次の問題を解いていくというのを繰り返して基礎固めをしていきました。後々他の問題集に移っても、基礎で覚えきれていない部分があると、この問題集に戻ってきていました。

出典:http://tutee.jp/144

似たような問題が多いため、色々な問題をこなすというのにはあまり向いていないです。覚えが良い方は全部解いていると飽きるかもしれません。基礎を固めることに使うのがやはりオススメです。

1