〇ロシア観光のおすすめスポット
赤の広場
ロシアの古語で「美しい」という意味を持つ赤の広場は、73,000㎡もの広さで、モスクワの中心となる広場です。
旧ソ連時代には、この広場でメーデーや革命記念祭のパレードなどが行われていました。現在は、冬になるとスケートリンクや、おみやげを売る市場、メリーゴーランドなどが設置されます。
イルミネーションもきれいなので、冬に行くのがおすすめ。右手にはロシアを代表する建物、聖ワシリー寺院もあります。
出典:定番観光だけじゃもったいない!ロシア在住者によるロシア観光情報まとめ | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
16世紀に建てられた聖ワシリー寺院はカラフルなクーポルの塔を持つ印象的な建物。
モスクワ・赤の広場
出典元:YouTube
赤の広場にあるグム百貨店、聖ワシリイ大聖堂などについて話をします。^^ モスクワに来たら必ず見なければならない観光地のおすすめです♪
クレムリン
クレムリンはモスクワにある、ロシア最大規模を誇る「城塞」です。
クレムリンは、ロシアの政治や軍事の中心となり、他にもいくつもの大聖堂や寺院、博物館などがあります。ロシアの繁栄してきた様子を見ることができますよ。
たくさんの見所があるクレムリンですが、その中でもウスペンスキー寺院、ダイヤモンド庫、武器庫がおすすめ!
出典:定番観光だけじゃもったいない!ロシア在住者によるロシア観光情報まとめ | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
ロシアならではの建物がたくさんあるので、歩いているだけでも楽しい観光スポットです。じっくり味わいたいなら、1日は必要ですよ。
ウスペンスキー寺院
モスクワにあるクレムリンの中にあるウスペンスキー寺院は、別名「生神女就寝大聖堂」とも呼ばれています。ウスペンスキー寺院は、モスクワ大公国の母教会であり、ロシア正教会の中でもとても重要な大聖堂です。
黄金のクーポルが特徴的なこの寺院は、イタリア人の建築家アリストーテリ・フィオラヴァンティによって、1475年から1479年にかけて作られた寺院です。
出典:定番観光だけじゃもったいない!ロシア在住者によるロシア観光情報まとめ | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
中には、見事なフレスコ画と圧倒されるほど美しいイコンがあり、モスクワにある聖堂の中で一番人気の観光スポットになっています。
国立歴史博物館
赤の広場に位置する国立歴史博物館は、モスクワを代表する博物館です。
1872年にアレクサンドル2世によって建てられ、1883年にアレクアンドル3世の載冠式に合わせてオープンしました。政治関連の展示物や武器、イコンなど、ロシアの歴史や宗教に関する展示物があります。
また、オリジナルの展示物だけでなく、イベント展にも力を入れているので、時期によっていろんな美術展を楽しむことができます。赤の広場を訪れた際には、是非立ち寄ってみて下さい。
ボリショイ劇場
ロシアは、バレエの最高峰。バレリーナであれば誰もが憧れる地です。赤い広場のすぐ近くにあるボリショイ劇場は、バレエとオペラの殿堂で、日々いろんな公演を楽しむことができます。
建物の正面には8本の円柱の柱が立ち並び、屋根の上には4頭の馬とローマ式の戦車の銅像があり、威厳を醸し出しています。
チケットは3カ月前からインターネットで予約することができますよ。
Bolshoi Theatre モスクワ・ボリショイ劇場2-2
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レーニン廟
ユネスコの世界遺産にも登録されているレーニン廟は、有名な建築家アレクセイ・シュ―セフによって建てられました。
レーニン廟の名前にもなっているラウジーミル・レーニンは、第一次世界大戦とロシア革命の時に、ソビエト連邦初の指導者として活躍したロシアの歴史上重要人物です。現在、レーニン廟には彼の遺体が安置され、1920年代半ばから腐食防止加工が施されたので、まるで眠っているかのようなレーニンに会うことができます。
バイカル湖
バイカル湖は、ロシア南東部のシベリア連邦管区のブリヤート共和国とイルクーツク州・チタ州に挟まれた三日月型の湖。
バイカル湖の面積は31,494 km²で琵琶湖のおよそ46倍。最大水深は1,741m、平均水深は744.4mと世界で最も深い。
1996年には、世界遺産に登録されている。
〇ロシアに行ったら絶対食べておきたい定番おすすめローカル料理!
ボルシチ
『ボルシチ』は、「ロシア料理=ボルシチ」というくらいの知名度ナンバーワンのロシア定番料理。
簡単に言うと「ビーツのスープ」です。
(「ボルシチ」はロシア語で「борщ」、英語で「Borscht」)
日本の味噌汁のようなポジションなので、家庭ごと、お店ごとでレシピも味、具も違います。
トマトやケチャップを入れる入れない、肉も豚肉、牛肉、ソーセージ、ハム、ベーコン・・・
さまざまですね。
ボルシチの魅力はなんといってもその鮮やかな赤い色。ビーツの色ですね。色はドギツイですが、味は意外にクセがありません。
出典:【保存版】ロシアに行ったら絶対食べておきたい定番おすすめローカル料理はコレ!|Trip-Nomad
日本ではほとんどが缶詰ですが、ロシアではもちろんフレッシュのビーツで作ります。
ちなみに、ビーツはロシア語で「Свёкла(スベクラ、スビョークラ)」と言います。
(「ビーツ」は「赤カブ」と訳されることもありますが、まったく別物です)
ピロシキ
『ピロシキ』もロシア料理の代表選手ですね。
(ロシア語で「пирожки」、英語で「Piroshki」)
でも、いつからそうなったのか、どこからやりはじめたのか不思議なのですが、日本のピロシキというとカレーパンみたいななものが多いですよね?
揚げパン的なやつ。
あのようなスタイルのピロシキは、ロシアでほとんど見ません。
現地でのピロシキは、ごく普通の焼いたパンです。日本のクリームパンやアンパンの、中身が違うものというイメージのほうが近いと思います。
出典:【保存版】ロシアに行ったら絶対食べておきたい定番おすすめローカル料理はコレ!|Trip-Nomad
ピロシキの中身(具)もいろいろです。
おかずパン的に、肉、魚、キノコ、キャベツ、ジャガイモといったものもあれば、
おやつ的に、りんご、ジャムといった甘いものもあります。
ペリメニ
『ペリメニ』は水餃子ですね。
どちらかというと、シベリアやモンゴル地方の料理になります。
(ロシア語で「пельмени」、英語で「Pelmeni」)
日本の水餃子との違いは、まずはその餃子の皮の包み方ですね。
小さめに丸っこい形に包みます。
モスクワよりも、シベリア地方のほうがより小ぶりです。
食べ方もやはりロシア風。
スメタナ(サワークリーム)を入れたり、つけながら食べることが多いですね^^
ペリメニは元々シベリアのアジア系民族の料理で、「シベリア餃子」また「シベリア風水餃子」とも言われています。
出典:ロシアの食べ物&料理 ペリメニレシピ集 ペリメニ、ぺリメニ、ペリメニが食べたいな!
今ではロシアの家庭で季節を問わず食卓にのぼり、老若男女誰もが好きな料理で各家庭にそれぞれの味があります。
牛肉、豚ロース、マトンなどの挽肉を使うことが多いですが、海老や魚肉、きのこなど各家庭の好みによって、いろいろバリエーションが楽しめる。
たっぷりの具と少し厚めの皮でボリューム、栄養ともに満点というのがペリメニの魅力ですね。
〇まあチャンスがあれば食べてみてくださいというロシア料理
ビーフストロガノフ
日本では、どうも「ハヤシライス」や「ビーフシチュー」っぽいものになっている感じの『ビーフストロガノフ』。
ロシアでの食べ方は、日本のようにライスにかけて食べるというカレーライススタイルではないですね。
つけ合せは、マッシュポテトが多いです
ロシアは牛肉がとても不味いので、外れのお店で食べるとかなりがっかりします(>_<)
ちょっといいレストランで注文したほうがハズレは少ないでしょう。
出典:【保存版】ロシアに行ったら絶対食べておきたい定番おすすめローカル料理はコレ!|Trip-Nomad
基本的な作り方は牛肉の薄切りとタマネギ、マッシュルームをバターで炒め、若干のスープで煮込む。
仕上げとしてスメタナ(サワークリーム)をたっぷりいれる。
煮込みの際にトマトを使うものと使わないものがあり、どちらがオリジナルかは説が分かれます。
素揚げしたジャガイモやマッシュポテト、ピクルスと共に供される。
16世紀初頭にウラル地方で成功した豪商、ストロガノフ家の家伝の一品であったとされ、 19世紀帝政ロシアのストロガノフ伯爵のフランス人コック長が広めた。
といういのが、一般的なビーフストロガノフの説明である。
ブリヌイ
『ブリヌイ』は、ロシア風パンケーキ。
薄さからしてパンケーキよりクレープといったほうがいいかな。
「ブリヌイ」は、ロシア人にとって愛すべき大好きな食べ物。
「ブリンキチ」という子どもにつけるような愛称でも呼ばれます。
「マースレニッツァ(バター祭り)」というお祭り(謝肉祭)の週には、大量に「ブリヌイ」を焼いて食べます。
ロシアには、巡礼者や貧者のために窓の下枠にブリヌイを供える風習もあった。
出典:ロシアの食べ物&料理ブリヌイレシピ集 ブリヌイ、ブリヌイ、ブリヌイが食べたいな!
また、マスレニッツァの伝統はキリスト教化以前の時代にさかのぼり、太陽の神にお供えされたものであり、春分の厳かな祝いと関連がある。
キリスト教の宣教師たちはこの土着の祭日の意味合いを、四旬節直前のカーニバルの終わりの祭日に変えた(cf.冬至とクリスマス)。
[ロシアのアラジィ] なお、食品名としてはブリンでもブリヌィでも通じるが、1つの場合はブリンとしか言わないので注意。
クワス
ロシアのジュースもひとつ紹介しておきます。
ライ麦と麦芽を醗酵させて作る微アルコール性飲料『クワス(квас)』です。
とくにおいしいわけではないのですが、健康ドリンクという感じで飲まれていますね。
液体の中できっと発酵がすすんでいるんだろうなと感じる酸味とシュワシュワ感。
いかにもカラダにいいんだろうなって感じなんですよね^^
ロシアでは、夏になるとクワスの黄色いタンクを積んだ車が停まっているのが風物詩。
駅前などで見かけると、「あー、夏が来たな~」って感じ^^
出典:【保存版】ロシアに行ったら絶対食べておきたい定番おすすめローカル料理はコレ!|Trip-Nomad
ライ麦と麦芽を醗酵させて作る。
また各家庭においては黒パンとイーストを原料として手軽に作られる。
アルコール度数は1-2.5%。
そのまま飲用の他、トマト、キュウリ、タマネギなどの野菜、ハムやゆで卵を細かく切ったものに、クワスを加えて混ぜたものを冷たいスープ(アクロシュカ、オクロシカ)としても食べる。
味は気の抜けたビールのような味。
これも慣れれば美味しく感じる味である。
キャビア
ロシアに行くというと、必ず言われるのが「キャビア買ってきて」。
気持ちはわかりますが、ロシアだからキャビアが安いということはありません。
日本とほとんど変わりません。
ですので、気軽に「キャビア買ってきて」というのはやめましょう。
日本のものより生臭い感じ、魚卵感が強いです。
日本で食べるキャビアは、気が抜けている感じでちっともうまくないんですよね。
(ロシア国内のものは輸出時に行う低温加熱していないのかも)
〇ロシアの治安情報
ロシアの治安について
ロシアは経済的な格差から金品目的の犯罪が増加していると言われています。その分スーパーのレジ先に警官が待機しているなど、他のヨーロッパ諸国に比べてセキュリティが強化されています。
スリやひったくりといった軽犯罪はあるものの、普段はヨーロッパの先進国と治安は大差ありません。金属アクセサリーを身につけたり、派手な服装をしているとターゲットになりやすいので、そのような格好をしないようにすれば被害に遭う可能性は抑えられるでしょう。
スリ.観光スポット、地下鉄、バスターミナルなど人が多く集まる場所では特に注意が必要です。不自然な行動をしている人がいないか常に意識しておく必要があります。
出典:【ロシア在住者が解説】ロシア旅行は危険!?現地の治安情報と注意点、外務省情報 | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
スリしやすい状況を自ら作り出し、隙を狙って犯行を行うスリが多いので、知らない人に話しかけられたり、ぶつかってこられたら貴重品がなくなっていないか必ずチェックしましょう。
また集団で取り囲むスリもいるので、不審な集団を見かけたらすぐにその場を離れましょう。
デモや集会が行われている場所には近づかない
モスクワ市内では、数万人規模のデモや集会が頻繁に行われています。政治的目的を持つコンサートも行われており、人が集まっている場所に安易に近づかないのが賢明です。特に、市の許可を得ていないデモや集会では、興味本位で集団に近づくと、参加者と間違われて当局に拘束される恐れもあります。赤の広場近くのVasilyevskiy Spusk、ツベルスカヤ通り、プーシキン広場などは例年の開催場所となっています。サッカー観戦時や、大きな試合後の街中ではフーリガンの集団にも気を付けましょう。
ネオナチはロシアで有名な暴力的な集団です。「ナチズム」を復興しようとする思想を持ち政治的運動を行っていて、アジア人や黒人など白人以外の人種を差別し憎悪を抱いています。
出典:【ロシア在住者が解説】ロシア旅行は危険!?現地の治安情報と注意点、外務省情報 | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
ネオナチの人々の多くはスキンヘッドで黒ずくめの服や迷彩服を着ているのが特徴なので、そういった外見の人を見かけたら警戒しましょう。
ナチスの記念日、ヒトラーの誕生日、ワールドカップなどの国際試合が行われる日は活動が活発になるのでより注意が必要です。
パスポート携帯は必須です
ロシアでは、外人のパスポート携帯を義務付けられています。
警察官に提示を求められた場合に持っていないと 連行されてしまい、しばらく拘留されてしまう場合があります。くれぐれもご注意下さい。
又、不携帯で警察官に罰金を要求された場合は必ず大使館に確認を取るなど 不用意に支払いに応じないで下さい。警察官と言えど、不用意に貴重品を預けたり、見せたり、信頼して対応しない様にする事をお勧めします。
疑問に思ったらその場で誰かにたずねる若しくは、聞くふりをする、電話をかけようとするなど自分で何とかしようとしない事をお勧めします。
警察官を装い油断させ、貴重品やパスポート出させて奪う犯罪があります。裏路地など人通りの少ない場所に誘導してから犯行を行うことが多いので、ついて行かずに人通りがある場所に留まりましょう。
出典:【ロシア在住者が解説】ロシア旅行は危険!?現地の治安情報と注意点、外務省情報 | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
こちらも警察官の身分証を確認する権利があるので、まず先に見せてもらい氏名とID番号をメモすれば相手もたじろぎます。貴重品やパスポートを見せる場合も相手に渡さず自分で持ち、ある程度の距離を保って見せるようにしましょう。
〇モスクワ全域で注意したいこと
有名一流ホテルでもお気をつけください
たとえ海外であっても、有名一流ホテルなら安心だろうと思う心の隙にはご注意下さい。
以前、要人をお迎えするために有名星付きホテルを用意し、日本人に必要な物をセッティングしたことがあります。
色々準備した中で、高級食器などは清掃後に綺麗に無くなっていました。
ホテルに交渉しましたが、やはり海外。あくまでも自己責任で個人管理が基本。門前払いでした。
部屋を開けるときは誰かが入ることを前提に、貴重品をどうしても持ち歩けない場合は、フロントにきちんと預けるなど自己管理をしっかりする事をお勧めします。
カードののみこみにご注意下さい!
出典:モスクワ(ロシア)の治安・危険情報 | 現地を知り尽くしたガイドによる口コミ情報【トラベルコ】
海外では今や常識ですが、キャッシュカードやクレジットカードを使うときはATMが銀行店内や人通りの多い場所などにある物を使う様にして下さい。機械に細工をしていて情報を抜き取られる場合があります。使用後は必ず明細を確認する事も必須です。
又、機械のメンテナンスが行き渡っていなくて、カードが戻ってこないというトラブルも無きにしも非ず。思わぬ時間を取られてしまうのみならず、お店の人が側にいない様な場所だと、言葉の問題から泣き寝入りせざるを得ないこともあります。
現金引き出し、チケット購入などカードを入れる場面では一度立ち止まって トラブルが起こった場合大丈夫な場所か考えてみてからをお勧めします。
日本人の親切がアダに!!
町歩きや 地下鉄などで歩いていて、もし前の人がお財布を落とした、お金を落とした…となるとついつい拾って教えてあげたり、落ちてるお金があれば、拾って何処かに届けないと…思いたくなるのが日本人の感覚。
でも、決して触らず、落とした人に声をかけてあげるにとどめて下さい。
中には詐欺目的で、中身がなくなったとか 警察官(グル)に スられたと訴える様な人もいて、思わぬトラブルに巻き込まれる場合があります。
多くの人が集まる列車駅周辺に注意 長距離列車の駅が隣接する場所は、地方各地から多くの人が、様々な目的で集まります。
出典:モスクワ(ロシア)の治安・危険情報 | 現地を知り尽くしたガイドによる口コミ情報【トラベルコ】
キエフスカヤ駅は大きなショッピングモールも隣接されているため、常時混雑しています。また、コムソモリスカヤ駅からは、3つの長距離列車の駅(ヤロスラブスキー、カザンスキー、レニングラード)が出ており、利用者の多い駅です。犯罪目的の人もいるので、無用なトラベルを避けるためにも、不審者や身なりの良くない集団には注意しましょう。モスクワ市内には、他にも列車駅に隣接する地下鉄の駅があり(クールスカヤ、ベラルースカヤなど)いずれの駅でも注意が必要です。
地下鉄の利用時と、駅周辺の治安に注意
モスクワの地下鉄は、市内の移動には欠かせない便利な交通手段ですが、利用にはいくつか注意も必要です。まずは、スリ。夕方のラッシュアワーはもちろんですが、混雑時以外でも、大荷物の時や子供連れなど、周囲に対する注意力が散漫になりがちな状況の人が狙われやすいようです。また、乗り換え時の連絡通路や駅の出入り口周辺は、泥酔者や物乞い、不審者が多く見られる場所でもあります。駅周辺でのひったくりや強盗に襲われたケースもあり、遅い時間の利用は特段の注意が必要です。
ラマダン明けの交通規制と周辺の治安に注意 モスクワ中央モスクは欧州最大。ラマダン明けは大祭がおこなわれ、多数の信者が集まります。
出典:モスクワ(ロシア)の治安・危険情報 | 現地を知り尽くしたガイドによる口コミ情報【トラベルコ】
周辺の道路は規制され、最寄り駅の地下鉄オレンジ線プロスペクト・ミーラは、朝から翌朝まで(例年は午前7時から翌午前9時くらいまで)通過、入口も閉鎖となります。同駅の環状線は通常運行の予定。テロの危険性が高まる時期でもありますので、在ロシア日本大使館のHPなどで必ず最新情報をチェックしてください。プロスペクト・ミーラ周辺は列車駅からも近く、多くの人が集まる場所なので、平時から注意が必要です。日本大使館の最寄り駅でもあります。
〇モスクワ内で特に治安が悪いエリア
ロシア連邦内務省と不動産アナリストによるモスクワで最も治安の悪いエリアは?
チェルタノヴォ、ゴリャノヴォ、イズマイロヴォ、コニコヴォ、クズミンキ、ヴィヒノ、アルバート、トロパレヴォ・ニクリノ、トヴェルスコイとテクスティリシキである。
チェルタノヴォは、この中でも最も治安が悪いとされ、連日20件ほどの重大な事件が起きている。
出典:モスクワで治安の悪いエリア:ワースト10 - ロシア・ビヨンド
異なる民族グループ同士の闘争、窃盗や強盗が頻繁に起きる。専門家によると、地域のインフラの問題や、工業団地の存在が治安の悪さに影響している。
第2位は、ひったくり、強盗や暴行が頻繁に起きるゴリャノヴォである。他には、年金生活者を狙った詐欺も多発しているとの報告がある。
出典:モスクワで治安の悪いエリア:ワースト10 - ロシア・ビヨンド
この地域には30以上の工場がある事が原因のひとつとして挙げられている。昼夜を問わず人が多く集まるバス、ターミナルも犯罪者の温床となっている。
イズマイロヴォは、市場での強盗が多い為、3位となった。さらには、イズマイロヴォには森林が多い公園があり、ここでは暴行や殺人事件が報告されている。
出典:モスクワで治安の悪いエリア:ワースト10 - ロシア・ビヨンド
4位はコニコヴォである。専門家によると、ここでは窃盗、強盗や恐喝が多い。特にビツェフスキー公園は要注意である.
ヴィヒノは5位である。この地域では窃盗、強盗や暴行が多い。鉄道駅、市場やバス・ターミナルの近辺が特に危ない。近くにある国立大学の学生も頻繁に喧嘩を起こす。
6位はクズミンキ地区である。専門家の情報によると、この地域には薬物中毒者、アルコール中毒者や窃盗犯が多い。恐喝や強盗が多発しており、強盗により重傷を負う被害者も少なくない。 クズミンキ公園も犯罪多発地域である。
〇ロシアでテロの危険性は?
ロシアの大部分を旅することができますが、行ってはいけない地域があります。
一つ目は、外務省から「渡航中止勧告」(渡航は止めてください)が発出されている地域です。具体的には、グルジアの近く、北コーカサス(チェチェン共和国、イングーシ共和国、ダゲスタン共和国、北オセチア・アラニア共和国、カバルダ・バルカル共和国、カラチャイ・チェルケス共和国とスタヴロポリ地方)です。北コーカサスではテロが頻発しており、大変危険です。当のロシア人も近寄りません。緊急の用事がない限り、行かないように注意しましょう。
未だにロシアではテロ事件が起きています。1994年、ロシアの北コカーサスにあるチェチェン共和国に住む原住民チェチェン人がロシアからの独立のために起こしたチェチェン独立紛争以降、チェチェン側からのテロ行為が続いています。
出典:【ロシア在住者が解説】ロシア旅行は危険!?現地の治安情報と注意点、外務省情報 | Compathy Magazine(コンパシーマガジン)
「モスクワの劇場占拠人質事件(2002年)」ではモスクワ中央部にある劇場「ドブロフカ・ミュージアム」で観客922名を人質に取られ、129名の死亡者を出しました。
「ベスラン学校占拠事件(2004年)」では北オセチア共和国ベスラン市のベスラン第一中等学校を占拠し386名の死亡者と700名以上の負傷者を出しました。
「モスクワ地下鉄爆破テロ(2010年)」ではモスクワ地下鉄の2つの駅で起きた自爆テロにより39名の死亡者と約100名の負傷者を出しました。
ロシアに行く前は在ロシア日本国大使館や外務省海外安全ホームページを必ず確認して現地の最新情報を知っておきましょう。
モスクワにあるドモジェドヴォ空港では自爆テロ
2011年1月24日、ロシア連邦のモスクワにあるドモジェドヴォ空港で起きた自爆テロ事件。
1月24日モスクワ時間午後4時32分、ドモジェドヴォ空港の国際線着陸ターミナルでベルトにTNT換算で5 kgの爆発物を身につけた男による自爆テロが発生、35人が死亡、ロシア人以外にタジキスタン、ナイジェリア、ドイツ、スロバキア、モルドヴァ、フランス、イタリア国籍の人々などおよそ180人ほどが負傷した。この爆発で空港ターミナルビルには黒煙が立ち込めた。これによって35人が死亡、少なくとも180人が負傷した。
同空港の到着ロビーには出迎え客に対する警備員による荷物検査が行われておらず、金属探知機を通過する必要のない出入り口があるなどの構造的な欠陥があった。ロシア内務省内における公共交通機関、公共の場の警備に関わる組織の責任者、職員の活動を見直しする必要性について捜査委員会の報道官が述べた。
7ヶ国の外国人を含む35人が亡くなった。この中にはオデッサからやってきたウクライナの脚本家のアンナ・ヤブロンスカヤも含まれていた[16]。1月27日、犠牲者に対する追悼式典がモスクワ市内で行われた。埋葬費用は全てモスクワ市が負担し、遺族には200万ルーブル、重傷者には150万ルーブル、軽傷者には100万ルーブルが支給された。
イギリス外務省が発表したテロの脅威が かなり高い国
イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、ベルギー、ロシア、ミャンマー、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、バングラデシュ、インド、パキスタン、アフガニスタン、エジプト、リビア、チュニジア、モロッコ、トルコ、シリア、オーストラリア、コロンビア、イラク、イエメン、ソマリランド、ソマリア、イスラエルほか<a target="_blank" href="http://buzz-plus.com/article/2016/07/05/degree-of-risk/">http://buzz-plus.com/article/2016/07/05/degree-of-risk/</a>
2016年にイギリス外務省が発表した、世界の国々の「テロの脅威」を示すマップの最新版が公開された。つまり「テロの標的になる可能性が高い」と評価された国にいることにより、テロの被害を受ける可能性が高いことになる。
出典:【必見】海外旅行時にテロに遭う確率が高い国 / 外務省発表の2016年「テロの脅威」マップ公開 | バズプラスニュース
旅行者であっても、その国の住民でも、その国にいること自体が「テロのターゲットになる可能性がある」ということを意味している。
〇2017年4月3日に起こったサンクトペテルブルク地下鉄テロ事件以降の状況
最近起こったテロは2017年4月5日サンクトペテルブルクでのテロ行為
4月3日の白昼にサンクトペテルブルクの地下鉄の車内で起きた爆発による犠牲者は、14人となった。サンクトペテルブルクとモスクワでは、安全対策が強化された。捜査当局は、自爆テロの可能性やテロリストらが車内に爆発物を置いていった可能性を指摘しており、中央アジア出身者による犯行との見方もある。
サンクトペテルブルク地下鉄テロ事件後、日本ではロシア観光ツアーのキャンセルが相次ぎでいる。6日、ロシアツアーオペレーター協会が明らかにした。
出典:地下鉄テロで日本からのロシア旅行キャンセル相次ぐ - Sputnik 日本
爆破テロに関してコメントしたなかで、アジアからの観光客にとって行き先を決める際に決め手となるのは安全性だと指摘している。まさにこれが理由でアジアの観光客は今までロシアを積極的に選択してきたため、今回のテロ事件がきっかけで観光客数は減る恐れがある。クルノソフ氏は余韻がなくなったとしても、観光需要の回復は1月先になると判断している。
2017年05/25 ロシア連邦保安局(FSB)は25日、モスクワの公共交通機関を狙ったテロを計画した疑いで、テロ組織のメンバー4人を拘束したと発表した。
出典:https://www.jiji.com/jc/article?k=2017052501397&g=isk
メンバーは過激派組織「イスラム国」(IS)から指示を受けていたという。
4人はロシア人と中央アジア出身者で、モスクワで拘束された。家宅捜索で爆発物が見つかった。ロシアでは4月にサンクトペテルブルクで地下鉄爆破テロが起きた。
2017年9月1日 ロシア・モスクワで爆破テロ計画の男2人が拘束 ロシア・モスクワで、爆破テロを計画していた男2人が拘束されました。過激派組織「イスラム国」の指令で、自爆テロを行う予定だったと話しているということです。
出典:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3145261.html
ロシアの治安当局にあたる保安庁によりますと、9月1日にモスクワで、爆発物を使ったテロを計画していた中央アジア系の男2人を拘束したということです。
男の1人は、「『イスラム国』の指令を受け、自爆しようとしていた」と証言しているということで、自宅からは爆破装置が見つかっています。また、もう1人の男が拘束された際には「イスラム国」への忠誠を誓う姿を写した映像と共に市民への攻撃に使う予定だった斧も押収されています。
今年に入り、モスクワでのテロ攻撃が直前で発覚し「イスラム国」との関連が疑われる犯行グループの摘発が相次いでいます。