〇PTSDなどの精神疾患になる
夫婦にとってはとるに足らない些細な言い争いでも、喧嘩の理由を把握できない子供は不安に駆られます
言い争いや怒鳴り合いなどの様子を見ることは、人を緊張させ、恐怖感を与えます。
両親とのかかわりが生活の全ての小さな子供にとっては、飲み込んだ緊張感や恐怖感は他に発散する場所もなく、ストレスとして小さな胸の中に蓄積していきます。
パパやママの大きな声や荒げた口調、恐い表情に恐怖を覚え、心理的に抑圧された状態がトラウマとなり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす可能性があります。
夫婦喧嘩のトラウマで起きやすい子供の行動
両親が不仲な家庭で育つと、親に仲良くなってもらいたいという思いから人の顔色ばかりを伺う、気を遣いすぎる子供になります。それどころか、夫婦喧嘩が原因で心に大きな傷を負いトラウマとなってしまうと子供にとって大きな障害が残ります。
ある日突然、呼吸困難やうつなどの症状が現れる
PTSDの発症は、夫婦喧嘩をした直後とは限りません。そのときはまったく普通の子どもで、大人になってから突然発症するケースもあるのです。
出典:PTSDの原因にもなる!?「夫婦喧嘩」が子どもに与える影響 | 離婚弁護士相談広場
夫婦が子どもの心の傷に気づかず、長期間にわたって喧嘩をし続けた場合は、子どもの中に溜まるストレスの度合いも半端ではないでしょう。ある日突然呼吸困難やうつ・不眠・不整脈といった症状が現れたり、薬物に走ったり、家族に対する愛情がなくなってしまう場合もあります。
声のトーンや場の空気に、恐怖を感じる赤ちゃん
「うちの子はまだ赤ちゃんだし、夫婦喧嘩の言葉の意味もわからないから」と思って、赤ちゃんの前で喧嘩をしてしまう夫婦がいますが、これは絶対にNGです!言葉のわからない赤ちゃんにも、喧嘩の声ははっきりと届いているのです。
パパとママの激しい夫婦喧嘩を目の当たりにしてしまうと、中にはそれが原因で体調を壊してしまう赤ちゃんもいます。発熱したり、熱性痙攣を起こしたり、下痢や吐き気を催してしまうケースもあります。
もちろん言葉の意味は、赤ちゃんにはわかりません。ただ、パパやママの声のトーンやピリピリした場の空気から、「パパとママは仲良しじゃない」と感じ取ってしまいます。
出典:PTSDの原因にもなる!?「夫婦喧嘩」が子どもに与える影響 | 離婚弁護士相談広場
そして、そのことに言いようのない恐怖心を感じるのです。子どもの年齢が小さければ小さいほど、その恐怖心は大きくなります。くれぐれも赤ちゃんの前では、夫婦喧嘩を控えるようにしましょう。
夫婦の激しい喧嘩を何度となく経験した赤ちゃんの中には、「サイレントベビー」になってしまう場合もあるのです。
サイレントベビーになってしまった赤ちゃんは、自分の目の前でパパとママが喧嘩をしていても、表情ひとつ変えません。一見何も気にしていないようにも見えますが、実はその逆。すでに赤ちゃんの心は深く傷ついてしまって、それに耐えられないために心にフタをしてしまうのです。
子供にとって悪影響な夫婦喧嘩の特徴とは?
非常に重要なことは、子供の前で夫婦喧嘩をしてしまう時に、子供の心を大きく傷つける行為はいくつかあります。
・大きな声を張り上げる
・相手を罵倒する
・相手を侮蔑する
・コミュニケーションがなくなる
・子供を伝書鳩のように利用する
こんな夫婦喧嘩を子供の前でしていませんか?
夫婦間のこのような行為は、子供の心を大きく傷つけ、子供たちには無意識の内に精神的負担を強いることになります。
出典:夫婦喧嘩が子供の成長や性格形成に与える悪影響は計り知れない
このようなことが積み重なると、子供たちは成長するに従い、親がしてきたように、子供の性格形成に大きく影響を及ぼします。
〇身体的成長を阻害する
不安を感じ十分な睡眠をとることができない
あなたが困った時や悩み事がある時に眠れなくなるように、子供は夫婦喧嘩によって不安を感じると、充分な睡眠をとることができなくなり、成長ができなくなります。
「寝る子は育つ」というように、睡眠は体の疲れをとるだけでなく、子供の成長にとって必要不可欠な成長ホルモンを分泌させる大事な時間。
夫婦喧嘩の影響で、子供の正常な身体の成長を妨害してしまうこともあるのです。
パパとママの喧嘩を目の当たりにしていると、子どもは不安から睡眠不足に陥り、成長ホルモンに悪影響が及んでしまいます。成長ホルモンの分泌が悪くなると、身長が伸びなかったり、脂肪が増えて太ってしまったりする子もいます。
出典:PTSDの原因にもなる!?「夫婦喧嘩」が子どもに与える影響 | 離婚弁護士相談広場
また、いつも疲れが取れずに勉強や遊びにも力が入らず、情緒不安定に陥る子も少なくありません。そのような状態なので、免疫力や病気への抵抗力も下がってしまい、ちょっとしたことで風を引いたり感染症にかかってしまったりします。
成長ホルモンの分泌が悪くなる影響
・成長期の子供は身長が伸びなくなる
・疲れが取れず無気力になり、情緒不安定になる
・病気への抵抗力や免疫力が下がり、感染症にかかりやすくなる
・脂肪が増加し太りやすくなる
子供にとって発育過程での体と心の成長は非常に重要ですが、精神的ストレスは身体の成長さえも拒んでしまいます。
出典:夫婦喧嘩が子供の成長や性格形成に与える悪影響は計り知れない
充分な睡眠が取れなくなり、やがて成長ホルモンの分泌に影響をもたらします。
成長ホルモンは身体の成長に影響を及ぼすだけではなく、脳の発達にも影響を及ぼします。
子供の睡眠の質を上げる方法は?
朝日を浴びて体内時計を整える
人間の体内時計の周期は、1日の周期の24時間よりも少し長いといわれています。
そのため、実際の時刻と体内時計が毎日少しずつズレて、睡眠リズムが乱れてしまうことがあります。
しかし、朝日を浴びると、体内時計がリセットされ、このズレがなくなるとされています。毎日起きたらカーテンを開けて、朝日を浴びるようにしましょう。
夜も蛍光灯の光を浴び続けていると、脳が落ち着かず、寝つきにくくなります。
遅くても就寝の1時間ほど前からは部屋を暗めにし、ブルーライトを発する電子機器の使用も控えて、眠りやすい環境を整えましょう。
昼寝の時間を調整する
夕方近くに昼寝をしてしまうと、夜に頭が冴えて、眠れなくなってしまいます。午後3時以降の昼寝は、夜の睡眠の質を落とす可能性があるので、12~13時あたりに昼寝をさせてあげましょう。
子供の睡眠時間をきちんと確保してあげるためには、まずママやパパが生活サイクルを見直すことが大切です。家族みんなの健康を守るためにも、ぜひ家族一丸となって、睡眠時間の改善に取り組んでください。
〇恋愛/結婚に否定的になる
恋愛や結婚への興味がなくなる
「子は親の鏡」とよく言われるように、子供はあらゆることを親から学び取ろうとします。
夫婦喧嘩を子供に見せることによって、子供の結婚や夫婦生活に対する考え方がいびつになってしまうことがあります。
「お父さんとお母さんは、結婚したからいつも喧嘩ばっかりしているんだ。」
たとえ結婚をしても、両親のように夫婦喧嘩が絶えない不安定な結婚生活を営む、という事例もあります。
「パパとママは結婚したからいつも喧嘩ばかりしている。」と子供は学習してしまいます。自分が大人になった時、結婚に対する希望が持てなくなることは容易に考えられますね。
出典:夫婦喧嘩が子供に与える良い影響、悪い影響!喧嘩の仕方で変わる子供の脳 | 子育てパパドットコム / パパの育児参加が子供の将来へ与える影響
また、男女の言い争いを見ている事で異性自体に興味が持てなくなるようにもなってしまいます。
自分が大人になった時に、結婚に対する希望をもつことができません。
男女が諍いあう姿がトラウマとなって、異性に興味をもてないことも心配です。
夫婦間であればお互い愛情があることを承知していますから、多少相手を非難したり、否定しても関係を修復できますが、子供はそうはいきません。
人は恋愛や結婚に対してロマンを抱くものです。素敵な恋愛をして、ロマンチックなプロポーズで結婚し、盛大に挙式をあげて円満な家庭を築くということを多くの人が理想に思うでしょう。
出典:悪影響ばかり!両親が夫婦喧嘩ばかりの子どもにありがちな特徴や性格5選
しかし、両親の仲が悪かった子どもに関してはそうでありません。そのような子どもは結婚に対し手理想やロマンを感じなくなります。「結婚=夫婦喧嘩ばかり=悪」という絶望的な考えをすることになります。
大多数の人が結婚は良いものだと思う中で、「結婚なんかしたら夫婦喧嘩ばかりだ。何の得もなく絶望的だ」とマイナスなイメージを抱くようになります。
子供時代に学ばせたい結婚への肯定感
・愛する人との結婚生活は幸せなもの
・パートナーと協力して生活をすることの素晴らしさ
「笑っている親」でいること
「大人になること」に魅力を感じている子どもは、幸せな人生を送れるでしょう。
出典:思春期の子どもを持つ親に大切にして欲しい4つのこと-思春期の子どもへの接し方・関わり方で親子関係は変わる / Eduwell Journal
そして、子どもが「大人になること」に魅力を感じるために重要なことは、親自身に基軸があり、家庭を大切にし、笑顔のある生活を送っていることです。しかし、長期的視点を持てず目先のことや世間体に左右されたり(=基軸が無い)、家庭を軽視したり、イライラした日々を過ごしている(=笑顔が無い)親も少なくありません。
だから、基軸があり、家庭を大切にし、笑顔のある生活を送ることにつながる言動を親は取っていきましょう。
〇自己肯定感が育まれない
子供にとって、両親は絶対の存在です。
「お父さんやお母さんは間違いなんてしない、自分が生まれたからお父さんとお母さんは喧嘩してるんだ。自分なんて生まれてこなければよかったんだ…。」
喧嘩の理由を理解できない子供は、夫婦喧嘩によってこのように考え、恐怖と絶望を味わってしまい、ひどい場合には「自分はいらない存在だ」と自己否定に陥ってしまいます。
子供の自己肯定感を育むためにも、子供の前での夫婦喧嘩は避けた方がいいのです。
喧嘩の理由や背景がわからない子供は、「自分のせいで喧嘩している」「喧嘩の原因になる自分なんていない方がいい」と感じてしまうことがあります。
その結果、喧嘩の原因である自分自身を否定的に感じ、自己肯定感を抱けなくなってしまうこともあります。
自己肯定感が低い人の特徴
・常に怯え、周りの様子をうかがう
・自分の人生に価値を見いだせず、自傷行為をする
・人前で委縮して自分の表現できず、人間関係を構築できない
・他人も自分も信じられない
・何ごとにもやる気がない
・自暴自棄になりやすい
自己肯定感とは、「自分は大切な存在である」と思える心の状態を指します。近年、教育上の重要な要素であると考えられており、特に幼少期の生活や教育環境に大きく左右されると考えられています。
「自分は大切な存在である」と思える心の状態を自己肯定感と言います。
両親の仲が良い家庭で育った子供は自己肯定感が強く、多少のことではめげずに、堂々と人生を歩んでいきます。
人が幸せを感じる時はどんな時でしょうか?
それは誰かに必要とされ、愛され、自分が大切な存在であることに自信がもてたとき。自分自身を愛することができたときではないでしょうか?。
自己肯定感の高い子供に育てるためのポイントは?
自己肯定感は、0~6歳の未就学児の間に土台が形成されるといわれていて、この幼少期の間は特に親の接し方が重要です。
意識したいポイントは、子供に「愛されているんだ!という実感を持たせる」ことと、「やればできるんだ!という自信を持たせる」ことです。
自己肯定感を高めるには子供ときちんと向き合いましょう
子育て中のパパ・ママは忙しく、子供に向き合う時間が十分でないという人も多いですよね。しかし幼少期の子供への接し方は、子供の人生に大きく影響を与えます。
子供の自己肯定感を高めるために、少しずつでも生活の中で子供との向き合い方や向き合う時間を変えていけるといいですね。
〇乱暴な大人に育つ
子供の目の前で夫婦喧嘩の暴力が行われると
些細な言い争いがあるだけでも、子供は多大なストレスを感じます。そのストレスから体や心を守るため、子供がとる悲しい行動は何だと思いますか?
それは、自分自身がそのストレスを与えるもの以上の存在になろうとすること。
暴力に対しては暴力で、諍いに対しては言葉の暴力で訴える行動をはじめるのです。
子供と言うのはそもそも、自分の家庭を基準に世界を見るようになります。
親の背を見て育つとも言いますが、子供が最初に見る「社会」は家庭環境であり、夫婦喧嘩による暴言や暴力が常習化している家庭環境でそだった子供と言うのは、簡単に言ってしまえば、暴力で意見を通す事が社会の常識となる事があるのです。
こういった暴力が子供に及ぼす影響というのは幼い程色濃くのこる傾向があり、反対に反抗期に突入する子供の前で行われる夫婦喧嘩というのは、そこまで酷い影響を与え難いとも言われています。
子供がピンチ!こんな様子は心配
夫婦喧嘩を見た子供が泣かずに黙って見ているのは、危険な状態です!反応に対して無気力になってしまったり、平気なフリで我慢する子供の心理状態は極めて悪く、将来的にトラウマとなる可能性があります。
自分1人で生きて行く事の出来ない子供というのは両親に依存するしかありません。
夫婦喧嘩の暴力を面前で行われた子供が、暴力を受ける側の親に属した場合は、おそらく夫婦喧嘩の暴力を与えられ、児童虐待へと発展してしまう事でしょう。
すると、暴力に加担するよりも強い悪影響が子供の心身に変化をもたらします。最も顕著な例が発育障害であり、暴力によって身長が伸びないという現象もあります。それ以外にも精神疾患にもかかり易いため、夫婦喧嘩の暴力は子供に強い影響を与えます。
夫婦喧嘩の暴力で子供は孤立化する
自立するまえの子供というのは、自分1人では生きて行けない存在です。人間が結婚し、子供を育てるというメカニズムはそのその事を顕著に表しています。
自分の身の安全を確保出来ない子供が夫婦喧嘩の暴力に直面したとき、子供は精神と身体にストレスを持つだけでなく、完全なる孤立化がすすみます。子供の目の前で夫婦喧嘩を行う事は、子供に非常に強い影響えを与えるのです。
パパがママに、もしくはママがパパに日常的に暴力をふるうようなことが繰り返させる場合は、子どもの中で暴力が当たり前という感覚が芽ばえます。
出典:夫婦喧嘩が子供に与える悪影響8つ!PTSDや成長阻害など… | 子育て応援サイト MARCH(マーチ)
暴力で人を従わせることに何の違和感も持たなくなるのです。「暴力で人を従わせるのは、普通のやり方だ。」という偏った考え方です。
そういった子どもは、うまく行かないことや自分の思い通りにいかないことが起きれば平気で暴力をふるいます。
「お友達によく手をあげてしまう。」「手が先に出てしまう。」等、園の先生から指摘されたら日頃の夫婦関係に原因が隠れているのかもしれません。
〇夫婦喧嘩を子供に見せてしまった後のフォロー
夫婦喧嘩は計画してできるものではなく、突然勃発するもの。
自分では子供に見せるつもりではなかったのに、我慢できずに言い合いを始めてしまうことだってありますね。
子供の前でパートナーに対する不満が我慢できなくなったら、子供の顔を見てみましょう。
困ったり、泣いたりしている子供の顔。
熱くなった頭を冷やし、クールダウンして、夫婦喧嘩をほどほどに抑えることができますよ。
特に子供が小さいときは、夫婦喧嘩が始まると子供は泣いてしまうことが多いと思います。それだけ子供には大きな精神的負担となっています。
夫婦喧嘩が日常化してくると、泣かずに黙って見てる状態に子供がなることがあります。
この状態は要注意です。平気なフリで我慢する子供の心理状態は悪く、不安を心の奥底に抱え込み、将来的にトラウマとなる可能性が高い状態です。しかし、気を付けていても夫婦喧嘩をゼロにすることは、非常に難しいと思います。
大事なのは子供へのフォロー
出来れば見せてほしくない夫婦喧嘩ですが、大事なのは子供へのフォローです。
喧嘩の後の荒れた気持ちは治めて、かならず子供を慰めてあげましょう。
信頼する両親の喧嘩をみることで不安になってしまった子供に、
「あなたが悪いわけではない、あなたが大好き!不安にさせてごめんね」
と伝えましょう。抱きしめることが、最大の愛情の表現です。
夫婦喧嘩してしまった後の子供へのフォローが重要となります。簡潔に申し上げると、「慰める」のが最も良い方法です。子供は夫婦喧嘩を自分のせいだと考えてしまうことが多いので、「子供のせいではない」ことを伝えることも重要です。
もちろん、喧嘩直後で気が立っているときに無理に行う必要はありませんが、精神状態が落ち着いたら、必ず子供へのフォローを行ってください。
子供が小学生以上で、大人の話を理解できる場合
お父さんとお母さんが喧嘩しているのは、決して子供のせいではないこと、二人とも子供の味方であること、そして喧嘩したことを後悔していること、仲直りしてみんなで仲良く暮らしていきたいと願っていることを、子供が分かりやすいように話して聞かせるようにしましょう。
夫婦が仲直りしたとしても、子供はいつまでも悩んでいるかもしれません。夫婦喧嘩をしたら夫婦で解決して終わりなのではなく、子供にも事後報告することで、子供の精神的なケアができるのです。
2歳、3歳程度でも、家の重苦しい雰囲気に子どもは気付きます。口論や暴力行為を見ることで、子供が泣くことも少なくありません。
出典:夫婦喧嘩が子供に与える悪影響&年齢で違う正しいフォロー - マーミー
「幼いから分からないだろう」と判断するのではなく、1人の家族の成員として迷惑をかけたことにたいして、子供にもしっかりと対応する必要があるのです。子供の年齢に合わせた言葉で、「悪かった」「お父さんもお母さんもあなたを大事に思っている」ということを伝えましょう。
〇夫婦げんかどう減らす?
男性は、まず最初にPMS(月経前症候群)を理解すべきでしょう
PMSとは、女性の生理前10日ぐらいから始まる症状で、ホルモンバランスが崩れて起こる体の変調です。
この時期はイライラしたり、落ち込んだり、怒ったり、悲しくなったりしやすくなります。この変調は14日ぐらい続きますので、女性は月の半分がこの不安定な状態なんですね。
よって、これを理解せずして、家庭円満はありえません。
出典:夫婦喧嘩を減らす方法!きっかけを作らない3つのポイント!! | |
どんな感じなのかは、男性には無い感覚のようで分かりにくいようですが、だいたい1のことが100に感じられるようなイメージです。
女性側も、理性はあるようで、怒鳴ってしまった後はとっても後悔するようですが、瞬間的な感情の沸騰は、ほとんど制御することができないようです。
だから、2週間は、「モンスター」として扱ってあげてください。
変身するものだと分かっていれば、嫁のそういう発言も温かく、寛大に見守ってあげられると思います。
帰宅後のコミュニケーション
女性は全般的におしゃべりが好きです。女子会はあっても男子会はありません。
それは、理屈的にも正しいようで、女性は男性に比べ、左脳の言語中枢が発達しており、男性の約2倍話す能力をもっているためです。
だから、嫁は今日感じたことをすぐに表現したい!共感したい!気持ちでいっぱいであるため、夫の帰宅を手ぐすね引いて待っているわけです。
しかし、男性は、それに反した特徴を持っています。
面白いことがあれば会話もしますが、そうでなければ、特別会話はしません。それよりも、家は、プレッシャーから解き放たれ、勝手気ままに疲れを癒す休息の場所としたいと思っています。
出典:夫婦喧嘩を減らす方法!きっかけを作らない3つのポイント!! | |
この違いが喧嘩のきっかけとなります。
嫁:「今日はどうだった?」
夫:「別に何も・・・。」
嫁:「あっそ(怒)」
明日の朝飯が心配ですねw そうならないために、男性は帰宅後15分はコミュニケーションの時間を作りましょう!
帰宅後15分までがお仕事です。気を抜かず、会話をしてスッキリさえてあげましょう!男性から、「今日どうだった?」なんて声をかけるとなおさらGoodですね!
言葉で伝える
とっても分かりやすくシンプルな「言葉」に出してで表現してあげましょう!この「愛の言葉」は、愛情タンクを満たし、喧嘩も起こりにくくなるでしょう。
ここで、「愛の言葉」をかける上で、相手をより気持ち良くさせるポイントも押さえておきましょう!
女性は、「誰よりも大切にされたい。」「誰よりも幸せになりたい。」
気持ちを満たしてあげること。
男性は、「賞賛されたい。」気持ちを満たしてあげることが、とっても重要です。
時々、飲み会後、「おみやげ買ってきたよ」ではついで感が否めず、十分ではありません。「ここのおみやげが美味しいって聞いたから買ってきたよ」とか「今日は飲み会だったけど、断ってきたから、外食いこう!」とか。
出典:夫婦喧嘩を減らす方法!きっかけを作らない3つのポイント!! | |
そういう表現が女性にはグッときて愛が満たされます。
また、男性は、家庭を守るために、密かにプレッシャーを感じながら、仕事を頑張っています。そして、「頼られる」ことがとっても好きです。大いに賞賛してあげましょう!
意外にタブーなのが、「それ、私のお母さんに聞いてみる」とかです。こんなに頑張っているのに、頼られない悔しさ、不甲斐なさを重く感じ、プライドをズタズタにします。
だから、「あなたがいるから本当助かる」「今週は忙しいそうだから、土曜日はゆっくりしてきたら」などの賞賛の表現が男性にはグッときて愛が満たされます。