○大阪国税局から税務調査を受け約1500億円の申告漏れを指摘される
センサーや計測機器の大手メーカー「キーエンス」(大阪市東淀川区、東証1部)の創業者、滝崎武光名誉会長(71)の親族が大阪国税局の税務調査を受ける。
出典:キーエンス創業家、1500億円申告漏れ 株贈与、数百億円追徴課税 大阪国税、資産管理会社の評価減認めず - 頑固オヤジの不器用ブログ
普通の会社では部長や課長がいるがキーエンスではいない。フラットな組織体系になっている。
同社株を保有する資産管理会社の株式の贈与をめぐって約1500億円の申告漏れを指摘されたことが17日分かった。
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贈与税の基礎控除額は、受贈者1人あたり年間110万円までです。そのため、子に限らず、未成年の孫や子の配偶者など複数人に対して贈与を行えば、短期間により多くの財産を非課税で移転可能です。
過少申告加算税を含めた贈与税の追徴税額は約300億円。
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追徴300億とか現金で持ってたのかな。株担保で銀行で借りたのかな。
○創業者の資産管理会社、ティ・ティが別会社を設立し、別会社の株式を親族に贈与。
キーエンスの筆頭株主は創業者の資産管理会社、ティ・ティ(大阪府豊中市)
今年3月現在で発行済み株式総数の17・87%(16日終値で7823億円)を保有する。
資産管理会社とは、個人または家族の資産管理を目的としている会社法人をいいます。 プライベートカンパニーと言うこともあります。
この資産管理会社は、特に所得税や相続税の節税効果が大きいと言われ、実際にこのスキーム(=方法)の内容を理解している人は活用していることが多い。
所有する資産運用が一定額を超えた場合、個人管理ではなく、会社(=法人)として管理することを検討する必要がある。
実際に資産管理会社の設立数は増加している。
なぜならば平成18年に行われた商法改正により、1円の資本金と1名の役員で簡単に会社の設立が可能となったからである。
滝崎家の資産管理会社「ティ・ティ」(非上場、大阪府豊中市)
資産管理会社「ティ・ティ」はキーエンスの発行済み株式の17%超(約7800億円相当)を保有する。滝崎氏らはティ社株を現物出資して新たに非上場の資産管理会社を設立し、数年前、新会社の株式を長男に贈与した。
関係者によると、滝崎氏らはティ・ティの経営にかかわる別会社を設立し、別会社の株式を親族に贈与。親族は、法人を親子関係にすると株式評価額が下がると規定する国税庁通達に沿って贈与税の申告を行った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00000530-san-soci
株式の贈与は過去の株価で評価し、贈与額を計算します。保有している株式が値上がりした際には、その株式を贈与することで、評価額を抑えてより多くの財産を移転することが可能となります。さらに、株式を早期に贈与しておくことで、自身が保有し続けるケースと比べ、以後に得られる値上がり益や配当金に対して、将来的に贈与税や相続税が課税されずに済むメリットもあります。
これに対し、国税局は通達の形式適用を認めず、申告された別会社の株式評価額が低すぎると認定し、課税したもようだ。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00000530-san-soci
国税庁は取引相場のない非上場株の評価額は、業種や事業内容が類似する上場企業の株価などを基に算定するよう通達で求めている。長男は通達に沿って新会社株を評価したというが、新会社がティ社を通じて大量のキーエンス株を間接保有していることから、国税局は評価が過小だと認定したもようだ。
多種多様な資産を画一的な方法で評価するため、非上場株式のような取引相場がない資産の価値を通達に従い算定すると、実際より極端に低い評価となる場合もある。このため通達は総則第6項で、規定に基づく評価が「著しく不適当」と認められる場合、国税庁長官の指示で評価を改めることができると定める。
出典:日米公認会計士・日米税理士・行政書士·国家公務員1種試験経済職合格者福留聡のブログ
今後も税務当局が、富裕層の租税回避に総則第6項を適用する可能性はある。ただ、かねて同項は適用基準が曖昧とされ、納税者側が予見できない課税処分を受ける、といった意見も根強い。
○追徴税額約300億円をポンッと払う企業キーエンスとは
キーエンス(KEYENCE)とは
FA(Factory Automation:直訳すると "工場の自動化" でしょうか)に関連するお仕事をされている方であれば直接的にやり取りする機会も多いかと思います。
ですが同時に、「超高収益」「激務」「高給」などのキーワードでビジネスマンや就活生にも広く知れ渡っている会社です。
滝崎氏は昭和49年にキーエンスの前身となる会社を設立。平成12年まで社長、27年まで会長を務めた。同社の28年3月期の連結売上高は2912億円、最終利益は1056億円。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00000530-san-soci
社員1,764人の平均年収が1398万円(平均年齢32歳、2008年3月)と、上場企業の高賃金ランキング常連となったFAメーカー
キーエンス(KEYENCE)本社とは
場所は新大阪になります。
以前は高槻に本社があったようですが、今は倉庫として使われています。
即納(カタログ掲載製品は全て当日出荷!!)を実現するためのロジスティクスセンターです。
新大阪の本社には開発、販促、販促技術、生産技術、その他 間接部門が各フロアに入っています。
意外と思われる方もいるかもしれませんが、食堂も入っています。
これは元社員の一個人的な意見です。
本当に苦しかった。もともと長く勤めようと思って入ったわけでもなく、想像通りといえばそうでしたが。
結局良い会社だと思う。これで給与が低ければただのブラック企業ですが、キーエンスは激務『高給』です。
出典:キーエンス元社員による キーエンスの秘密① - 名誉社畜ブログ
ちゃんと就職説明会で話をされたとおりでした。会社の経営も意思決定も単純明快。利益率が上がることを行うのみ
キーエンスといえば体育会系というイメージを連想される方が多いと思います。
営業所はまさにその通りですね。
『フラットな会社ですよ』と就職説明会で話があるかと思いますが、営業所はやっぱり機責(機種責任者の略で、製品ごとに分かれる部署においてその営業所のトップのこと)のキャラクターに大きく影響され、多くが体育会系のノリだと思います。
出典:キーエンス元社員による キーエンスの秘密③ - 名誉社畜ブログ
本社だと販促は営業上がりのメンバーが多いので、やはりその傾向が強いと思います。
○ネットでの意見は?
さすがキーエンスだな。「贈与された資産管理会社の株式を巡って1500億円を超える贈与税の申告漏れを指摘された」1500億円超の申告漏れ「キーエンス」創業者の長男t.co/MxRdlL541O
このニュース、
追徴300億円でスッポンポンになったかと思った。
天下のキーエンス、それはないか。 t.co/XfAXWd29qd
「過少申告加算税を含め300億円超を追徴課税する更正処分を通知。長男は全額納付したとみられる。」
持ってるねえ。
キーエンス創業者の長男1500億円申告漏れ 株の贈与 t.co/yfU6CQMxr9
やっちまったなっ!ドンドン。
キーエンス創業家、1500億円申告漏れ 株贈与、300億円追徴課税 大阪国税、資産管理会社の評価減認めず t.co/GEhni3GYy0 @SankeiNews_WESTより
キーエンス創業者の長男1500億円申告漏れ 株の贈与 t.co/vTlGmllpTc #スマートニュース なんちゅう金持ちやねん!1500億円申告漏れして、300億円も払ったって?
キーエンス株を担保にして銀行から借りて300億円の追徴税を払ったんかねえ?
キーエンス自体は上場して時価があるんだから、企業価値算定なんてあれやろあれ。
わかります!私は女子高生だから高収入で噂...
t.co/nS4fylEmDa #NewsPicks
国税庁通達に基づいて評価したのに、その額が低すぎるって、それ国税庁せこくね?
キーエンス創業家、1500億円申告漏れ 株贈与、数百億円追徴課税 大阪国税、資産管理会社の評価減認めず(産経新聞) - Yahoo!ニュース t.co/i10BCRnGL2