○暗記には、2種類の方法があります。
・無理やり覚え込む「暗記」(理解は後)
英単語・英文法・古文単語が当てはまります。
これらは使用している「言葉」自体が違います。それゆえ、理解しようとしても理解するその題材自体がわからないのです。そこで、「これらの暗記科目はまず無理やり形を覚え込むことから始めるべきだ」というのが私の意見です。
例えば、英単語の「live」。「住むはliveである」と覚えようとしてもliveそのものが頭に蓄積されていないのですから難しいはずです。私の場合、まずはliveという形、存在を頭に記憶させました。
具体的には、紙に「live」または「live住む」と何度も書くのです。「住むlive」ではありません。このように未知の言葉を自分が知っているものにし、そのうえで意味を覚える(=理解する)というプロセスをとることで暗記が容易になるのです。
出典: 暗記するための2種類の方法 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
確かに英語と日本語の言葉はなんら関係ないと言ってもいい。
稀に暗記が得意な人もいますが、基本的には暗記が得意な人などいません。何回も繰り返して覚えるしかありません。
暗記の際には集中することが大事です。ノートに書く、声に出す、赤下敷きで消したところを読む、など、はっきりと頭を動かすようにしましょう。
参考書を読むだけ、などでは絶対に集中力が長続きしないでしょう。
あと気をつけることは、記憶の定着です。脳科学的にも、睡眠を取らないと記憶が固定されないことが示されています。また、ストレスもよくありません。
出典: 科目別暗記法 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
気分転換をしながら、集中して、生活リズムを崩さない、ということが個人的に一番大事だと仰っています。
・理解したうえで覚え込む「暗記
数学の解法や公式、歴史が当てはまります。
これらの特徴は、解説などは読めばわかるものの、暗記する対象に似たものが多いということです。
例えば日本史では足利氏だけで何人も出てきます。これらは一度覚えてもすぐに忘れてしまいます。だからこそ、先に理解することが大切なのです。
その背景や使い方を理解することで、それに関連したものとして意味を持って覚え込むことができ、結果として忘れにくい知識が身に付きます。その証拠に、数学などの公式は公式だけ覚えようとしても使用できませんし、何を意味するのかもわかりませんよね。
出典: 暗記するための2種類の方法 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
暗記する対象の特徴を捉え、暗記への向き合い方を考える。 この視座を取り入れて欲しいと思います。
○英単語帳の使い方 例文などの文脈の中で覚えていく方法
単語帳を選ぶ際
単語だけをただ覚えるのではなく、「文脈の中で」覚えていくことをおすすめします。単語帳を選ぶ際にも、単語が単体で載っているものではなく、例文が書かれているものを必ず選びましょう。
英語の例文や古文の一節をそのまま覚えていくことで、単語とその和訳の対応関係を覚えるだけではつかみにくい、「実際にその単語がどのような場面でどのような意味合いで使われるのか」ということを感覚的につかみやすくなります。
また、例文の中で覚えることで、単語が印象に残りやすく、記号として覚えるよりも思い出しやすくなると思います。
出典: 「文脈の中で」覚える方法 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
「Have」という単語。Haveの意味は辞書では、持っている、所有する、知っている、理解している、しなければならない、経験する、させる、保つ、してもらう、してしまった、詐欺など多くの意味を有するとの説明があります。単語の点だけで覚えると、どの場面でどのように使うのかさっぱり分かりません。
結局、私がようやく見つけた解決策は、複数の参考書をとにかく何度も見直すことでした。
複数の参考書を見ることの有用性は言うまでもありません。英単語という、一つの要素に対して意味が多く、それにも関わらず掲載される例文が限られている暗記事項に対しては、特に効果てきめんでした。
出典: 早めに試行錯誤しておこう | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
この方は最初英単語を書きまくって感覚的に覚えようとしましたが、時間対効果が低いことに気付き断念しました。そしてこの方法にたどり着きました。
使いそうな例文をつくって口に出す
「英単語やフレーズを覚える際、この語は自分なら実際にどういうときにどういった言い方で使いそうか、その例文を考えるようにしました。例えば、“quarrel(口げんか)”との単語を覚えようというときには、友人同士が口論しているところに僕が割って入る図を想像して、“Stop a quarrel(口げんかはやめろよ)!”との例文を作ってみる、といった具合に、自分ならどう使うかをイメージして言葉にし、そこから覚えていくんです」。
この方法は、本当におすすめです。
まず、英語を日本語に訳して覚えるのではなく、イメージと直結させて覚えておくと、その単語を聞いたとき、読んだときに、日本語に訳して理解するのではなく、イメージで直感的に意味が分かるので、理解が速いのです。日本語にいちいち訳していると時間がかかってしまいます。また、自分が英語を話そうとしたときにも、そのことを思い浮かべた瞬間に日本語ではなく、イメージから直接英語を引き出すことができるようになります。それが「英語脳」を作る基礎になります。
「英語脳」とは、英語を英語のまま考える脳です。英語を一旦日本語にして理解していると、ネイティブスピードで聞いたり話したりすることは難しいので、ぜひ、「英語脳」を作れる英語学習法を取り入れていきましょう。
出典:東大生に学ぶ英語学習法!「使いそうな例文をつくって口に出す」 | Enjoy Learning English!!
東京大学法学部卒業したワクワク英語学習コーチ 谷口恵子(タニケイ)さんのアドバイスです。
○英単語帳の使い方 繰り返して覚えることの重要性を訴えています
分からない単語が出てきたら、それが単語帳に載っていないかチェックする
どんな天才でも「単語帳を一周読めば全部暗記してしまう」なんてことは無いということを、まずは認識してください。また、そのような方法で覚えた単語は、読解では使えても作文や訳し下すときには応用しにくいです。
とはいえ、最低限の単語力がないと読解が進まないのも事実です。
私は単語帳を一周読んだうえで長文をひたすら読み込みました。ここで大切な点は、長文を読む際に分からない単語が出てきたら、それが単語帳に載っていないかチェックすることです。
ここで大切な点は、長文を読む際に分からない単語が出てきたら、それが単語帳に載っていないかチェックすることです。
もし単語帳に載っていれば、覚えていない単語を1つ潰せたことになります。その際チェックした単語に印をつけておけば、複数回間違えた単語への印象も強まりより効果的でしょう。
単語帳に載っていなかった場合は、その単語を別途書き出していけばそれも復習に役立ちます。そのときもABC順に並べるなどして、複数回間違えていないかチェックできる環境を作りましょう。
出典: 背景を知って歴史を楽しもう | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
実際の文章を読みながら単語を覚えていき、複数回間違える苦手単語は可視化していく。チェックしていく作業は面倒ですが、ちょっと集中力が切れたときなどを活かしてやってみてくださいとお勧めしています。
単語ペタペタ暗記法
韓国育ちの金くんは、親の転勤に伴い日本語もままならない中、日本の高校に入学。しかし、持ち前の努力で言葉の壁を克服。猛勉強を重ね、見事、現役で東大に合格した。金くんの得意教科は英語で、1か月に1000単語を暗記したという。
必要なもの:付箋とサインペン
付箋に書くこと:単語の綴りと意味。1つの単語に複数の意味がある場合は、自分がより重要だと思う単語の意味を赤で書く。
貼る場所:家中のいたるところ。オススメは冷蔵庫の中にある自分の好きな食べ物や飲み物のパッケージ。好きなものを見ると自然とテンションが上がって記憶しやすい。
耐水性のある風呂用の暗記カードを使えば、風呂場も勉強場所になる。
出典:https://www.nhk.or.jp/hanamichi/p2013/130826.html
作業中でも覚えられるというメリットがある方法。目にする頻度が高いのは復習法として優れている。
1周を早く回して何周も何周も読むこと
一番大事だと思うことは、とにかく1周を早く回して何周も何周も読むことと、注意すべき単語を浮き彫りにすることです。
「ある範囲だけを何周もして、覚えたら次の範囲」という方法は、単語帳を1周する頃には最初に覚えた分がすっからかんということの繰り返しになりかねません。そこで、1周を1カ月半~2カ月で終わらせるくらいのペースで全体を何周もして、どの単語も短い期間で定期的に確認すること意識しました。
読んでわからなかった単語には「正」の字を書いてカウントすることを何周か続けると、カウントが多い=自分の覚えていない単語がわかるようになってきます。
長文や問題に出てきたわからなかった単語は、復習のときに単語帳と照らし合わせ、載っていない単語なら似ている単語の脇に書き加え、索引にも忘れず追加します。載っていれば普段のチェックとは違う色、例えば赤ペンで正のカウントをします。
こうすることで、赤のカウントが多い単語は「問題によく出てくるのに覚えていない、最優先で覚えるべき単語」だとひと目でわかるようになり、効率的に頻出単語を覚えられます。
また、自分で単語を書き込むと愛着がわくので覚えやすいです。
出典: 覚えた単語を忘れない暗記法 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
移動中や勉強の合間の休憩などいつでも持ち歩いて読んでいました。おかげで、単語で困ることはとても少なくなりました。とかなりお勧めしています。
○英単語を覚える方法 『感覚』をフル活用する
僕がやった方法はとても簡単です。誰でもできます。
僕が英単語の覚え方は、英単語を見たら、その単語の意味だけでなく、その意味が表すことを頭の中で映像として思い浮かべる。
たった、これだけです!
具体的に説明しますね。
たとえば、「cat」という単語は「猫」という意味ですね。
その際、「cat = 猫」と言語的に覚えるだけでなく、頭の中で猫の絵を思い浮かべるのです。
では、あなたは「squirrel」という単語の意味を分かりますか?
「squirrel」の意味は、「cat」と同様に動物の名前です。
でも、「cat」よりも難易度が高い単語だと思います。
「squirrel」の意味が出てこない人もいますよね?
答えは「リス」です。
もし、あなたが「squirrel」の意味を知らなかった場合、「squirrel = リス」と言語的に覚えるだけでなく、頭の中でリスが木の実を食べている映像を思い浮かべた方が「squirrel」の意味が記憶に残りやすいと思いませんか?
僕は受験生時代、あらゆる単語をこのように「言葉」+「絵や映像」で覚えていきました。
たとえば、以下のように。
deafening applause(耳をつんざくような歓声)
サッカーワールドカップを興奮しながら応援している観客の映像を思い浮かべる。
incompetent official(無能な役人)
アホ面した役人の親父の絵を思い浮かべる。
solitary journey(一人旅)
大きなバックパックを背負って1人旅をする自分の映像を思い浮かべる。
protest movement(抗議運動)
ニュースで見た民主化を訴える中東の国々のデモ運動の映像を思い浮かべる。
以上のように、絵や映像を使って、どんどん暗記していきました。
単語1つではなく、組み合わせで覚えるのもコツかもしれません。
出典:http://www.daily1english.com/memorizeenglishwords/
あなたが暗記が苦手という意識を持っているなら、この暗記法をぜひ取り入れてみて欲しいと思います。
まず、覚えたい英語をしっかり見てください。じーっと5秒くらいその英単語の文字の形やバランス考えながら目に焼きつけてください。
その後、目を閉じます。頭の中で完全にそのアルファベットを再現してください。ぼんやりとではなく、明確に再現してみてください。
出来なくてもかまいません。もう一度、アルファベットを見て目を瞑ることを繰り返して、完璧に目を瞑ってもイメージできるようにしましょう。
できたら、何も見ずにスペルを綴りましょう。
以上です。この方法はぱっと見た感じを記憶する方法ですので、スペルはまた自分なりに意味を持たせて覚えましょう。
出典:【知らない人は損している】速読英単語の効果的な使い方 | 医学部予備校比較ランキング※最適な医学部予備校の選び方
日本語は、何となくでも文章を頭の中で補完して読めてしまうのです。それは恐らく画像として認識してしまっているからでしょう。
英単語→イメージ→日本語を繰り返す
例として、【Forest】という英単語を考えます。日本語で、『森』という意味ですね。『3つの感覚』を刺激する例として出てきました。
この英単語を覚える方法としても、プロセスとしては、
Forest
→イメージ
→森
として覚える方が、脳に焼き付けて暗記することができます。
Forestのイメージ
Forestの和訳
「Forest、(イメージ)、森、Forest、(イメージ)、森、Forest・・・」
というように日本語をまぜて発音することで、
(1)日本語からイメージを喚起させます。(日本人であれば、その方がやりやすいでしょう。)
(2)イメージが消えないうちに、Forestという英単語と結びつけてしまいます。
同時に、英単語のスペルをルーズリーフや紙に書くことで、
(3)英単語の『文字、スペル(=Forest)』と『発音(=「ふぉーれすと」)』と『イメージ(=森に関する上記の3つの感覚など)』を結びつけてしまいましょう。
この方法によって、英単語を『ただのアルファベットの羅列』ではなく、『イメージが浮かぶ、血の通った言葉』として覚えることができます。
出典:http://mao-24.com/english-word-anki
英会話の修得方法にも応用できる
○最強の覚え方の3つのステップ
すべてのものに通じる覚え方の原則は、 できるだけ短期間で、できるだけ大量に、何度も反復 である。
よく、高校生などで一回だけ英単語帳を眺めただけで覚えた気になっている人がいる。しかし、人間にはすべての情報を処理しきれないので、それを整理するための「忘却」というすばらしい機能がついている。一回覚えただけでは、必ず忘れてしまう。
では、忘れないようにするためには、どうすればよいのだろうか?
それは、早期に繰り返し同じ情報を入れて、脳を忘れないようにと刺激させることだ。
ステップ1 1周目は適度に折り返す
まずは、一日にどれくらい覚えるか決めよう。そして、それを決めたら一周目をスタートさせてほしい。
ここで気を付けることは2点である。
・その日覚えた英単語はその日だけは完璧にするまで何回も覚えよう
まだ一周目なので明日には忘れてしまっても仕方がない。
しかし、その日覚えた単語をその日の単語を覚えているうちに忘れてしまっていては、意味がない。
それは、その日覚えた内に入らない。その日覚えた単語は必ず完璧にしよう。
・適度に折り返して復習していこう
ほとんどの単語帳が、分野別やレベル別に章ごとに区切られている。その章を終えたら、一日か二日かけて、再度復習してほしい。
これが、この覚え方の肝となる段階だ。絶対に怠ってはならない。一回目は、適度に折り返して、復習していこう。
出典:英語の単語を本当の意味で覚える、最強の覚え方の3つのステップ | 現役東大生が勉強法を解説!大学受験.net
一日にどれくらい覚えるか決める場合、本のページ数と日にちで割って決めるとよい。
ステップ2 2周目以降は単語帳が完璧になるまで何周も
次に、同じことを2周目以降は、単語帳を覚えられるようになるまで繰り返してほしい。
一周目で適度に折り返して復習しているので、単語の定着率は回数を重ねるごとに増えていくことが自分でも実感できるはずだ。
このステップの際に注意してほしいのは、
回数を重ねるごとにスピードを上げていく
ということだ。
先ほどの忘却曲線からもわかるように、すべての暗記物に通用する覚え方の原則は、短期間で何回も繰り返すことだ。スピードを上げることによって、より短期間で多くの復習ができるようになる。
また、回数を重ねていくごとに、定着率が増えていくのを実感できると思うので、スピードを上げていくことは不可能ではないはずだ。
一日に覚える単語の数を増やすなどして、単語の覚えるスピードを上げつつ、単語帳を完璧に覚えられるようになるまで何周も繰り返そう。
出典:英語の単語を本当の意味で覚える、最強の覚え方の3つのステップ | 現役東大生が勉強法を解説!大学受験.net
書いて覚えるより口に出して覚えるほうが断然速い。
ステップ3 仕上げは索引を使おう
単語帳を完璧にしたと思っていても、実際文章中で出てきたときにパッと出てこないことがある。
それは、単語帳に出てきた単語の順番などで覚えてしまっているため、前後の単語が一緒にないとすぐに意味が言えないということになっている可能性が高い。
これをなくすために、単語帳の後ろについている索引を見ても意味が言えるようにするとよい。
別の順番で覚えなおすと、単語帳の順番に依存せずに意味が言えて、本当に単語帳が完璧になる。
また、索引はアルファベット順に並んでいる。
つまり、見た目的に似ている単語が前後にあるということだ。これだと、似ていて意味が最初は混同してしまうことも珍しくない。
逆に、似ている単語が周りにある状態で覚えられていれば、しっかりと一つ一つの単語を区別できている証拠なので、本当の意味で完璧に覚えられたといえる。
是非、仕上げに単語帳の後ろの索引をうまく利用して、本当の意味で単語帳一冊を完璧にこなしてほしい。
出典:英語の単語を本当の意味で覚える、最強の覚え方の3つのステップ | 現役東大生が勉強法を解説!大学受験.net
サイト主の東大生は模試や入試などで、単語単体で意味を聞かれることは、少ない。より実践的に単語力を生かしていくためには、長文読解というアウトプットが欠かせない。と仰っています。
○参考書の選び方
受験生、特に東大受験生におすすめすること
受験生、特に東大受験生におすすめすることは、とにかくさまざまな書籍に触れてみるということです。たとえば、英語の単語帳を選ぶときは、書店に足を運び、置いてあるすべての単語帳に目を通すくらいの気持ちで、片っ端から実際に手に取って、自分の目で見て判断するようにしましょう。
一見、時間がかかって無駄な作業のように感じる人もいるかもしれません。しかし、そういった作業を通して、自分で思考し判断する力が養われますし、さまざまなものごとに触れることによって視野も広がっていきます。
単語帳を見てみると、長文中で覚えるもの、例文で覚えるもの、ゴロで覚えるもの……など多種多様なことに気づくと思います。
「単語を覚える」ということに対して、執筆者それぞれの見方、考え方があります。自分に合う、合わないは別にして、さまざまな見方、考え方に実際に触れてみるということが大切です。
出典: 意識が変わる参考書の選び方 | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
理科一類 Y.Kさんの意見です
メインとして使う英単語帳
私はメインとして使う英単語帳に、収録されている語彙が豊富であり、またイラストなどもユニークなものが多く、飽きずに英単語を勉強できる単語帳を選びました。
私は英語が苦手科目でしたので、英単語の補充をするために英単語帳を買いましたが、非常に楽しく使うことができました。
ある程度長期の目標を立てておく
受験期には1カ月で1周することを自らに義務付け、そこから逆算して1日にやるべき量をおおまかに決めていました。
このように、1日ごとの目標は厳密に決めず、ある程度長期の目標を立てておくようにしましょう。できなかった日があったら次の日に多くやることで補うことができるため、やる気を損なわずに勉強をすることができます。
サブの単語帳の選び方と使い方
しかし、同じ参考書のみを使い続けるとマンネリ化を招き、知識が偏る可能性が高いためよくありません。
そのため、私はサブの英単語帳として「速読英単語 上級編」(Z会)を利用しました。
「速読英単語」は文章が提示され、次ページに未習の単語が掲載されているという構成になっています。そのため、文章と英単語を結び付けて覚えることができますし、また未知の単語の意味を推測しながら読む訓練を積むことができるというメリットがあります。
私はこの参考書を2カ月に1周するペースでこなしていました。
サブの参考書には時間を割きすぎないことも大切ですので、メインの使用頻度よりは少なくしました。また、メインの単語帳で学んだ単語が出てきたときには、特に意識して覚えるようにしていました。
出典: 良い受験生は使い方を知っている | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
英単語という暗記が重要な分野に対しては、メインとサブの参考書を使い分けて、長期的プランを決めつつ1日の分量を決めて使用しました。参考書は科目によっても使い方を変えなければいけませんし、自分が最も有効利用できる使い方を模索する必要もあります。と仰っています。
参考書や問題集を選ぶ際に注目すべき点
参考書や問題集を選ぶ際に注目すべき点は、「何を目的にその参考書を使うのか」ということです。それぞれの教材は、難易度は当然のことながら、その問題集を使って得られる知識も全然違っています。
そのため、「ただ有名どころをやっておけばよい」という勉強法では成績は伸びません。
たとえば僕は、英語の単語帳に2冊の教材を利用しました。
特に重視したのは1冊目で、『ターゲット1900』(旺文社)を使用しました。この教材は基本的なレベルから応用レベルまで受験に必要な単語が掲載されています。
しかしこの教材は、単語一つに付随する多くの意味を覚えることには、向いているとは言えません。また、個人的には例文の使用方法もよくわかりませんでした。僕は、この教材の目的は「英単語の数を増やし、単語の意味を1対1でとりあえず覚えること」だと分析しました。
そこで、この教材で学んだ英単語をベースに、2冊目の単語帳で、単語に付随する別の意味や単語の文中での使い方を学ぶことにしました。
どちらの教材も、全部覚えきるまで何度も取り組み、最終的にはボロボロになるまで使い込みました。
出典: 使用時に意識すべきポイント | 東大生のおすすめ勉強法 | 受験対策 | 東大塾 | 河合塾
理科一類 S.Kさんの意見です。