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つい数時間に米軍でよそくされていた台風のたまごが9号となりました。また、もうひとつの熱帯低気圧も台風に進化するのではと言われています。
今回の台風はどちらも日本に接近・上陸する可能性が示唆されており、オリンピックへの影響の懸念もですが、連休に入る企業も多い為、休日がずっと雨に振られているという可能性も出てきています。
ウイルスにより予定を入れず家の中にいるとしても、低気圧続きは気落ちしています。

予報円が広いいまのうちに、てるてる坊主を作っていれば避けて行ったりはしないでしょうか。

予報円て?台風進路図で見る今後の天気

気象局

気象庁による台風の進路予想図になります。
現在は、以前上陸したような暴風域を引き起こしているほどの台風ではないので、黄色い円の強風域と台風の中心が入る確率がある予報円という円という構成になっています。

水色で表示されているのが台風9号、そして低気圧b(台風10号?)です。
表示のままですと低気圧bのほうが先に日本に上陸する可能性があります。

また、低気圧と台風の違いは、降雨量ではなく風の強さによります。強風になると低気圧が台風という表記になりますので、現在の低気圧の状態でも雨の警戒は必要です。

「そうは言っても、予報だし外れるかもしれない。梅雨もよく外れていたし」と思うかもしれませんが、梅雨前線と台風になる低気圧では発達の仕方が異なる為、梅雨のように外れるという確率はかなり下がります。
予報が出た際はかならず傘を携帯したほうが安全です。

複数の進路予想図が重なった場合はかならず警戒が必要

こういった予報は日本だけでなく、米軍に置いても台風の予想はjtwc(Joint Typhoon Warning Center)で行なっています。
台風は太平洋にて発生することもあり、ハワイで警戒されるようになっているのです。

台風情報や気象情報は日本や米軍だけでなくヨーロッパ中期予報センターを含め、飛行機などの影響もある為、世界各国の気象庁が発表しています。こういった気象情報はアメダスなどの地域気象観測システムから送られてくる気象データと過去の気象情報、そして気象衛星から得られる情報をもとに気象予報士が予測しています。

各国で持つ気象衛星もデータも異なる為、その結果の台風の進路予想は確率が高くなります。

今後の台風情報は?沖縄など警戒が必要な地域。

ほぼ高確率で台風の進路にはいる沖縄など、9号・低気圧b(10号)ではどの地域が警戒していた方がいいでしょうか。

気象予報円は、ほぼ本土全域を覆うように進んでいたので、現在では正確な警戒地域は不明です。できるかぎり情報を追うようにして、今後も注意して下さい。

台風に関する情報は米軍など以外にも、アメリカ国立気象局やECMWFの公表した気象データ等、複数の気象情報を元にして風の動きや天気予報アニメーションで表示する「windy」でもわかります。

こちらでは「台風」という表記自体はないものの、風の流れで丸い無風部分を中心に円を描く動きをしていると台風あるいは熱帯低気圧の可能性が高まります。

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