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一般的マスクではインフルエンザウイルスの侵入は防げない

インフルエンザウィルスに限定すると、侵入には効果はありません。
インフルエンザウィルスの大きさは 0.1マイクロメートル
一般的な不織布マスクの隙間(穴)  5マイクロメートル

出典: インフルエンザ感染予防~マスクの本当の効果は?~|病児保育の資格「認定病児保育スペシャリスト」の(財)日本病児保育協会

マスクの隙間より50倍も小さいのですね。

しかし、マスクの保湿効果でウイルスへの抵抗力を高めることは出来る。

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。

出典:インフルエンザQ&A|厚生労働省

人間の喉や鼻の粘膜は、「線毛」の働きにより異物を外に出す力を持っています。しかし、冬場の乾燥した空気にさらされると線毛の働きが弱り、抵抗力が落ちてしまうことも。マスクをすれば、保湿・保温の効果によって、線毛の働きを助け、抵抗力を保つことが期待できます。

出典:NHK ガッテン!

マスクは接触感染の予防にもなる

かぜの主要な感染ルートは、手についたウイルスが、口や鼻などから体内に入る「接触感染」だと言われています。マスクをしていると、自分の手が鼻や口に触れるのを防ぐことができるため、接触感染の予防にもつながると考えられるのです。

出典:NHK ガッテン!

ウイルスの侵入を防ぐことが出来るマスクもある

DS2規格のマスク
95%以上の微粒子・ウイルスを防ぐことが出来る。

N95は米国労働安全衛生研究所(NIOSH)が定めた規格で、DS2は日本の厚生労働省が定めた規格です。各々の規格に合格したマスクにはN95またはDS2の表示がされています。日本国内の労働作業現場でマスクを使用する場合は、国家検定品を使うことが法令で義務付けられていますが、ウイルスや震災対策、粒子状物質(PM2.5)対策にはN95、DS2どちらも吸入リスク低減に有効です

出典:3M|ページに何らかの問題があります

N95/R95/P95:0.1~0.3μmの微粒子を95%以上除去できる性能

出典:N95マスク - Wikipedia

PM2.5は粒子径が概ね2.5μm以下のものをいう。
インフルエンザウイルスは約0.1μm
エボラウイルスは0.08~0.8μm(但し空気感染はしないと言われている)

濾過機能においては医療用サージカルマスクとN95規格のマスクとの差異は大きくはない。

出典:N95マスク - Wikipedia

在中国日本大使館は2013年1月14日付「北京市等の大気汚染について」の中で、外出する場合に着用するマスクの種類として「N95」を挙げています。

出典: 

放射性物質・ダイオキシンに対応したDL3マスク

DL3マスク
DS2でも心配な人はDL3
99.9%侵入防止

チェルノブイリ原発事故で広範囲に拡散したのは、放射性物質が付着した約0.3~1.0ミクロン(μm)の塵埃

出典:http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1744372.html

火山灰も甘く見てはいけない

2010年に起きたジャワ島のムラピ山の再噴火のときには、飛んできた火山灰によって住民の間に広く呼吸器障害などが発生し、生後2ヵ月の乳児を含む少なくとも25人が死亡。

出典: 

但し、正しく装着しないと効果は半減

マスクは、正しく装着しないと効果が発揮されません。例えば、顔とマスクの間に隙間があると効果は半減してしまいます。上下を逆さまに着けると80%以上も効果が落ちてしまうというデータもあります。自分の顔に合った形のマスクやサイズを選び、マスクと顔の間の隙間を無くすように正しく装着することが重要です。

出典:3M|ページに何らかの問題があります

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