女子大願書不受理　男子校・女子校は「性差別」か？２０代男性提訴　注目の訴訟　福岡県

公立福岡女子大（福岡市）に入学願書を受理されなかった福岡県内の２０歳代の男性が「不当な性差別で違憲だ」として、大学側に不受理処分の取り消しと慰謝料約６６万円の支払いなどを求め、男性の代理人弁護士が１９日、訴状を福岡地裁に送付した。

出典：国公立の女子大はまだ必要なのか　願書受理されなかった男性が提訴: J-CAST ニュース

国公立女子大の違憲性を問う国内初の訴訟になるとして注目を集めている。

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男性は管理栄養士の資格を取るため、2014年11月に福岡女子大の「食・健康学科」の社会人特別入試に出願した

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大学は出願資格を女子としているとの理由で１１月７日付で不受理にした。大学は一般的に男性から出願があった際「開学以来、女子の大学教育を一貫して行っており、今後も方針は変わらない」と説明しているという。

出典：http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/140175

国公立女子大の違憲性を問う国内初の訴訟になるとして注目を集めている。同時に、全国的に共学化が進んでいることもあり、女子大の存在意義を改めて考え直すきっかけにもなりそうだ。

出典：国公立の女子大はまだ必要なのか　願書受理されなかった男性が提訴: J-CAST ニュース

米国では同様の訴訟で違憲となった判例があるそうだが、男性の代理人弁護士は同種の提訴は初めてだと指摘している。

出典：国公立の女子大はまだ必要なのか　願書受理されなかった男性が提訴: J-CAST ニュース

この男性は管理栄養士の資格を取るため、2014年11月に福岡女子大の「食・健康学科」の社会人特別入試に出願した。しかし大学側は男性であることを理由に受理しなかった。福岡県内で栄養士の資格取得に向けたカリキュラムのある国公立大は同大学のみ。県内の私大という選択肢もあるが、男性は経済的事情から公立に進めなければ資格取得は断念せざるを得ないとしている。

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県内で栄養士の資格を取得できる国公立大は同大だけで、男性側は「県外の大学や私学への受験を強いられ、憲法が禁止した性差別だ」と訴えている。

出典：ニュース | So-net

文部科学省などによると、国公立の女子大は併合などで減っており、現在は福岡女子大のほか、お茶の水女子大と奈良女子大、群馬県立女子大の４校だけとなっている。

出典：http://www.sankei.com/west/news/150119/wst1501190025-n1.html