人食いバクテリアの感染が急増
東京都感染症情報センター » 劇症型溶血性レンサ球菌感染症の流行状況(東京都)
突然発症して急激に手足の壊死(えし)などが進み、時に人の命を奪う「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」の患者報告数が近年、増加傾向にある。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150225-00000018-mai-soci
国立感染症研究所によると、昨年は1999年の調査開始以降最も多い273人に達した。今年も2月15日までで68人に上る。
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日本では92年に初めて報告された。患者は全例、国に報告されることになっている。患者報告数は2000年代前半までは年50人前後で推移したが、その後は100人前後に増えた。さらに、10年代は200人前後と倍増。
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劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は突発的に発症し、急速に多臓器不全に進行するβ溶血を示すレンサ球菌による敗血症性ショック病態である。メデイアなどで「人食いバクテリア」といった病名で、センセーショナルな取り上げ方をされることがある。
原因菌はA群溶血性レンサ球菌など
主な原因菌の「A群溶血性レンサ球菌」は特別な細菌ではない。へんとう炎やとびひ、皮膚炎などを起こすが、通常は抗菌薬で治療できる。症状がないまま、のどなどに保菌している子どももいる。
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A群溶血性レンサ球菌
健康保菌者も15~30%ほどいる ありふれた細菌
健康保菌者が15 ~30%あると報告されているが、健康保菌者からの感染はまれと考えられている。
発症すると死亡率は30~50%
しかし傷口などから細菌が体に入ると、まれに劇症化することがある。初期症状は手足の痛みや腫れ、発熱などだが、病気の進行は極めて速い。細菌が急激に増殖し、通常は細菌のいない筋肉や筋膜を壊死させたり、血流に乗って全身に回って多臓器不全などを引き起こしたりする。発症して数十時間以内にショック状態で死亡することもあり、死亡率は30~50%に達する。
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命を救うためには手足を切断しなければならない場合も
どんどん壊死が広がる場合は切断して止めるしかない
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早い対処が大切
とにかく早く検査して菌を見つけ、広がる前に対処することが重要
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