塩釜~高城町間に新線建設
営業キロの設定は松島~高城町間0.3㎞
仙石東北ラインは、東北本線と仙石線とで直通列車を運転するもので、運転区間は、仙台~塩釜~高城町~石巻間の47.2キロ。
2015年5月30日(土)に開業し、上下各14本を運転する。
列車種別は、快速のほか、特別快速を設定。仙台~石巻間を52分で結び、震災前の最速達列車の所要時間と比較して、上りで11分、下り12分短縮する。
特別快速は、1日1往復の運転で、途中停車駅は塩釜、高城町、矢本の3駅のみ。快速は、途中の8駅に停車するパターンを下り7本、上り6本、同12駅に停車するパターンを下り6本、上り7本設定する。普通列車は設けない。
同社は5月30日に、仙石線全線での運転を再開し、同線のダイヤを改正する。高城町~石巻間では、仙石東北ラインとあわせて上下各33本とし、震災前と同じ本数を運転する。仙台~小牛田~石巻間を結ぶ直通快速列車と、仙石線の現在の快速列車は、5月29日で運転を終了する。
仙石線のあおば通~高城町間では、現在運転している上下各5本の快速列車を各駅停車の普通列車に変更。また、10~14時台の運行間隔をおおむね15分とし、「分かりやすく、ご利用しやすい時刻」にするという。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150227-00000025-rps-bus_all
HB-E210系
東北仙石ラインを走るハイブリッドディーゼル車
仙石線は直流電化区間、東北本線は交流電化区間と電化方式が異なることから、非電化で整備され、ハイブリッド気動車HB-E210系での運行を予定している
営業キロと運賃の変更
運賃計算キロ数の変更
仙台~高城町25.0㎞→23.7km(仙石線経由から距離の短い東北本線経由の計算に変更)
陸前大塚~陸前小野間6.4㎞→5.2㎞(仙石線の経路変更による)
浦宿~女川間2.5㎞→2.3㎞(女川駅移転による)
仙台駅 - 矢本駅間では、接続線事業に伴う営業キロの短縮(1.3km)と仙石線の内陸移設に伴う営業キロの短縮(1.2km)によって、760円(IC運賃 756円)から670円(同 669円)に値下げとなる。あおば通駅 - 石巻駅間も、同様に970円(同 972円)から840円(同 842円)に値下げとなる