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川内原発の再稼働は?

火山噴火予知連絡会会長 藤井敏嗣氏の発言

阿蘇山が噴火

川内原発周辺の火山と過去の噴火

川内原発と活火山 - 虹色オリハルコン

川内原発は火山の群れの中にある。九電も原発の半径百六十キロ以内に、将来、噴火活動の可能性が否定できない火山が十四あると認めている。

出典:http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2014100602000103.html

火山学者によると、巨大なカルデラ噴火は日本列島ではおよそ1万年に1度の頻度で発生してきたという。

出典: 

日本で最後の巨大なカルデラ噴火は、約7000年前に鹿児島沖で発生した。南九州には、鹿児島湾北部に位置し、南端に桜島がある「姶良(あいら)カルデラ」など複数のカルデラ火山がある。巨大なカルデラ噴火が発生した場合、南九州一帯に及ぶような破局的な被害をもたらすというのが定説だ

出典: 

約33万年前の大噴火で発生した加久藤火砕流は薩摩半島と大隅半島の中部以北と人吉市付近および宮崎平野にまで広がり、半径約50kmの範囲に溶結凝灰岩の地層を形成した。同時に放出された加久藤火山灰(Kkt)は本州中部でも確認されており、覆われた面積は約3千km2、噴出物の体積は合計約100km3にもなる。

出典:加久藤盆地 - Wikipedia

局的な巨大噴火が発生した。この噴火は現在の桜島付近で始まった。次第に火道が拡張されるとともに岩盤が粉砕されて空中に放出され周辺に落下した。粉砕された岩塊(亀割坂角礫)は現在の霧島市牧之原付近を中心とした地域に最大30メートルの厚さで降り積もり、中には直径2メートルの巨礫も含まれている。

出典:姶良カルデラ - Wikipedia

姶良火山火砕流到達範囲
もちろん川内も含まれる

地表に噴出したマグマは、火砕流(入戸火砕流・いとかさいりゅう)となり半径70km以上の範囲を埋めつくし、火砕流台地を形成しました。この火砕流台地が「シラス台地」です。

出典:桜島の誕生 - みんなの桜島

たとえば、鹿児島県の桜島は日々、噴煙をあげているうえ、同地で観測を続ける京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は以前から、
「大正に起きた巨大噴火の直前のレベルまで地下のマグマが溜まりつつある」
 と警告しつづけている。

出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141121-00041134-gendaibiz-bus_all

原発が噴火に巻き込まれたら

原発に高温の火砕流が到達すれば、重大事故につながりかねない。予知ができれば、原子炉を停止した上で、核燃料を火砕流が届かない場所に移すことになるが、核燃料の搬出は、数カ月程度では終わらない作業だ。「3カ月後に巨大噴火」と予知できても、人は避難できるが、原発は避難できない。

出典:焦点:川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判 | ロイター

仮に1ヵ月前に兆候が�拙めたとして考えてみよう。

 噴火が近いとなれば、まずは周辺住民の移動という大混乱が発生する。まして、巨大カルデラ噴火のような超巨大噴火ともなれば、火山周辺の住民だけでなく、関西圏の人々が北海道・東北方面へ移動するような、まさに民族大移動だ。

 そのような大パニックが起こる中で、ごく少数の技術者・関係者だけが残り、原発は運転を停止する。

 だが、自ら熱(崩壊熱)を発する核燃料は、すぐに取り出せるわけではない。運転停止後、最低でも数ヵ月、通常では数年間、寝かせた上で燃料棒の取り出しが行われる。だが、残り1ヵ月とすれば、せいぜい2週間程度のうちに、高熱を発する燃料棒の取り出しを始めざるを得ないだろう。

 川内原発1号機2号機では、264本の燃料棒を束ねた集合体が各157体も使われている。そのすべてを残り2週間で抜き出し、保管場所を見つけて運搬する。到底、無理な相談だ。

出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141121-00041134-gendaibiz-bus_all&p=3

「九電は『火山を監視して危険な兆候があれば、核燃料等を移動させる』としており、再稼働の是非を審査する規制委もそれを受け入れました。しかし、カルデラ噴火がいつ起きるのかを正確に予測するのは不可能だというのが、現在の火山学の常識。それに、規制委には火山の専門家がいないのに、火山リスクを審査しているということ自体が重大な問題です」

出典: 川内原発再稼働にまつわる「活断層と火山のリスク」 | 日刊SPA!

噴火は予知できるのか

東大地震研究所の中田節也教授は、カルデラ噴火の前兆は確実に捉えることができるとの見方を否定する。中田教授はロイターの取材に対し「とんでもない変動が一気に来た後に噴火するのか、すでに(十分なマグマが)溜まっていて小さな変動で大きな噴火になるのか、そのへんすら実はわかっていない」と話した。

出典:焦点:川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判 | ロイター

火山学者は…

「あきれはてて言葉もない。こんなに重要な問題で、あんないい加減な審査基準を打ち出して、したり顔しているとは。今回のことで私は、日本政府や電力業界に、原発の運転を任せられるような科学的な発想は皆無なんだと確信した」

出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141121-00041134-gendaibiz-bus_all

「『巨大カルデラ噴火』と呼ばれるタイプの噴火です。10月22日に記者会見で、九州中部でこのカルデラ噴火が起きれば、ほぼ全国民に相当する1億2000万人が生活の基盤を失い、最悪死亡する。また、日本のほぼ全域に火山灰が積もる。その可能性は100年で1%になると発表しました」

出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141121-00041134-gendaibiz-bus_all

原発直下の断層が活断層の可能性も

「3つの断層のうち九電が調査したのは北側の断層1つだけ。それなのに3つとも『活断層ではない』ということにしています。川内原発直下に延びている可能性が高い断層について調査されていない」

出典: 川内原発再稼働にまつわる「活断層と火山のリスク」 | 日刊SPA!

川内原発再稼働にまつわる「活断層と火山のリスク」 | 日刊SPA!

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