◆ロシアの極寒の地で水道管破裂事故が発生!
ロシアの中でも極めつけに寒い街ドゥディンカで、水道管が破裂する事故が起きた。
ドゥディンカ
ドゥディンカ(ロシア語: Дудинка, Dudinka)はロシア連邦の都市。クラスノヤルスク地方に属するタイミル自治管区の行政の中心。クラスノヤルスクから北に2,021km。人口は25,300人(2002年)。
エニセイ川の河口を形成するエニセイ湾の右岸に位置し、北極海に通じる港を持つ。石炭や鉱石の積出港である。アルハンゲリスクやムルマンスクとのあいだで冬季も砕氷船による通航がある。
地球上でもっとも北を走る電車が通っている街だそうですが、こんな厳寒の地に住む人間のたくましさにも感心します。
極寒の地にある北緯69度29分、東経86度17分。
北緯69度29分、東経86度17分。
ドゥディンカの天候
<a target="_blank" href="http://www.accuweather.com/ja/ru/dudinka/288818/weather-forecast/288818">http://www.accuweather.com/ja/ru/dudinka/288818/weather-forecast/288818</a>
◆あまりの寒さのため、噴き出した水が凍りついてしまったようですが…… この様子が想像を絶するレベル(;゚д゚)
噴き出した大量の水が町を飲み込み、瞬く間に凍ってしまった衝撃的な画像が波紋を呼んでいます。
問題の画像は1月22日、アメリカの画像アップロードサイト「imgur」に投稿されている。
車の半分が水に浸かった状態で凍りついてしまい、しばらくの間は車も使えない状況だと思われます。
勢い良く噴き出した水が、波をうって町を飲み込んでいる途中に凍ってしまった様子が見てとれます。
わわわわ!!もう車を救える気がしません。
波打ったままの状態で、瞬間冷凍されてる……
車は思いっきり浸かっている模様。
◆この「映画のような光景」が世界中で話題に。ある海外の掲示板ではこんなやりとりも、、、
The water mains in a Russian town burst… and then everything froze.
上司に仕事が遅れることを報告したところ、上司はそれを了解し、いつくらいになるか聞き返しています。それに対する返答は「春」。
Me: “boss, I’m gonna be a little late for work.”
Boss: “Ok, when will you make it in?”
Me: “Spring.”
出典:The water mains in a Russian town burst... and then everything froze. : pics
(上司と部下の会話)
自分:「えっと、仕事に少し遅れます」
上司:「しかたないな、どれくらい遅れるんだ?」
自分:「春になります」
◆この掲示板情報によると、、、街の気温はマイナス33度
行政はコメントしたり画像を紹介しないよう推奨している。
出典:ロシアで水道管が破裂→想像を絶する凍り方 - ライブドアニュース
According to the locals, "the administration was asking them to constrain from publishing comments or photos on Internet." Because that always works.
自分はその町の近所で生まれた。最低気温はマイナス70度まで行くよ。
出典:ロシアで水道管が破裂→想像を絶する凍り方 - ライブドアニュース
Oh, I was born in a city that's near Dudinka (Norilsk city). Temperature can go down to -90F (-70C) and there's still snow on the ground in June.
なんでそんなところに人が住んでいるんだ。なぜみんなおかしいんだ。
出典:ロシアで水道管が破裂→想像を絶する凍り方 - ライブドアニュース
Why does anybody live there. What the hell is wrong with people?
◆twitterでも話題になっている
◆ロシアの極寒ぶりはこれだけではない。実は「マイナス58℃」の村があった。
北極から160キロほど離れたロシア北東部にあるオイミャコンは世界で最も寒い場所にある人が住む村。
出典:平均気温マイナス58度…「世界で最も寒い村」の実態を調査 - ライブドアニュース
日本で最も低い気温が観測された場所は旭川市で、1902年の1月25日にマイナス41度を計測したという記録が残っている。
オイミャコン
オイミャコン(ロシア語:Оймякон)はロシア・サハ共和国の北東、インディギルカ川の約2km西、北極圏のわずかに南に位置する村。「世界で最も寒い定住地」とされ、一年の半分以上が冬である。人口約800人。標高740m。
1926年1月26日、-71.2℃(-96℉)の気温が記録された。
そこは一日中暗く、平均気温はマイナス58度で、1933年の2月にはマイナス90度を記録したこともある。
マイナス58℃という過酷な環境下では汚物が室内で凍ることがあり、用を足すためには外に設置されたトイレに行く必要があります。
オイミャコンのトイレ
マイナス58℃という過酷な環境下では汚物が室内で凍ることがあり、用を足すためには外に設置されたトイレに行く必要があります。
自動車が凍ってしまうことを防ぐために、使用しないときは外より温度が高いガレージの上に駐車しておくとのこと。また、寒い環境下では凍ってしまうので、外にいる際は常に車を動かしておくそうです。
この寒い環境下では穀物や野菜が育たないので、多くの人は肉食中心の食生活を送っています。トナカイ・凍った魚を削った料理・氷になった馬の血とマカロニで作った料理がこの村の主な食事。
オイミャコンの市場
オイミャコンの人々は、常に暖かい場所に移動するので、寒い室外で話をする機会はあまりなかったそうです。
寒い環境下では口から吐く息が白くなることがありますが、この村で息を吐くと「葉巻のスモークのように息が渦を巻いた」そうです。
村の中心部にある高さ約15メートルの無線塔に登って撮影した写真。
「人が凍っている」と思ってしまいそうですが、これは銅像。
外に放置されて凍ってしまった靴。
犬の髭までカチンコチン。