◆飼い主をひたすら待つ犬って愛しいですよね。
有名なのが「忠犬ハチ公」
忠犬ハチ公(ちゅうけんハチこう)は、死去した飼い主の帰りを東京・渋谷駅の前で約9年間のあいだ待ち続けたという犬である。犬種は秋田犬(あきたいぬ)で、名前はハチ。ハチ公の愛称でも呼ばれている。渋谷駅前にはハチの銅像が設置されており、この「忠犬ハチ公像」は渋谷のシンボルともなっている。
晩年のハチ
ハチは上野博士が亡くなった後も、10年ちかく東京の渋谷駅に通い、飼い主の帰りを待ち続けていた。「ハチ公の銅像」は渋谷駅の待ち合わせスポットとして今も親しまれている。
ハチの飼い主は東京府豊多摩郡渋谷町(現:東京都渋谷区)に住んでいた大学教授・上野英三郎であった。彼は大変な愛犬家であり、出かけるときには渋谷駅までハチを伴うことも多かった。しかしながらハチを飼い始めた翌年にあたる1925年(大正14年)に上野は急死した。
◆そんな「忠犬ハチ公」が飼い主と再会するプロジェクトが東大で発足。
亡くなった飼い主の帰りを待つため、東京都渋谷駅に10年もの間通い続けたというエピソードで有名な「忠犬ハチ公」。亡くなって80年、ついに飼い主・上野英三郎博士との再会が実現します。
銅像は、迎えに来たハチ公が上野博士に飛びつき喜んでいる様子を表現したものになっている。
飼い主・上野英三郎博士が現在の東京大学の教授であったことから、 農学部有志の呼びかけで同校内に「ハチ公と上野英三郎博士像」を設立。
上野博士は、日本の農業土木、農業工学などの創始者として知られている人物。研究のかたわら、日本各地で講演や技術指導を精力的に行い、農業土木技術者の育成にも携わった人物。
◆80年目の命日にあたる今年の3月8日に除幕式が行わた。
「忠犬ハチ公」80年目の命日にあたる3月8日、東京大学農学部で新銅像の除幕式が開かれた。飼い主の上野英三郎博士をハチが出迎えるシーンを描いたもので、上野博士の死後、90年ぶりの再会となった。
東大農学部に設置された新銅像は、上野博士が農学部の前身となる東京帝国大学農科大学の教授だった縁で農学部の有志が呼びかけた。
1000万円を超える寄付金が集まり、名古屋市在住の彫刻家、植田努さんが完成させた。
式典で白幕が引かれて、ハチと上野博士の姿が露わになると、数百人の観衆の拍手でいっぱいに。
「やっと会えたね!」と祝福する声も
90年ぶりの再会。。
◆久しぶりに飼い主と再会し興奮するワンちゃんの様子はyoutubeでも多数アップされています。
出典元:YouTube
どのワンちゃんも喜びを爆発させてます。
迷い犬、2か月ぶりに飼い主と再会
出典元:YouTube
捨て犬だと思って保護されていたものの、飼い主が見つかり2か月ぶりに再会して超喜ぶワンちゃん
◆でもそんな「飼い主大好きなワンちゃん」のイメージを覆す事例が…
感動シーンを期待していた飼い主を大きく裏切り思わず笑ってしまうコントのような結末
1週間ぶりに帰宅した飼い主、犬は玄関の前で興奮しています!
ドアが開いた瞬間、一目散に走る犬
飼い主「おいで!会いたかったよ!」
飼い主「えっ!」
飼い主「え~~~~~~~!」
どうやら犬は、飼い主に会いたくて興奮したのではなく、玄関のドアが開いて脱走する機会を伺っていたようです。
Dog Hug Fail
出典元:YouTube
飼い主さんの面目丸つぶれ。。
◆脱走を企てる犬もyoutubeでたくさんアップされているようです。
出典元:YouTube
どうやってこの状況から脱走するのかと思ったら、、、
かわいい犬 ~脱走する~
出典元:YouTube
◆脱走を試みる犬に悩まされている飼い主さんも少なくないようです。
犬がよく脱走します。しつけ方を教えてください。この頃、こんなクソ暑いというのに、目を少し離した隙に、脱走してしまいます。8月に入ってから3回も脱走を繰り返しています。
柴犬9歳です。1歳から外飼いでしてます。柵で囲んだ犬の庭をつくりました。その中に犬小屋もあります。普段は鎖をつけず、柵の外に出すときだけ鎖を長~くしてます。ところが、柵が開いてしまうらしく、ここ2日続けて脱走です。
出典:http://group.ameba.jp/thread/detail/SNBXsBFKqQID/2009937e-d7fb-4d4a-a753-b0fe27576bb0/
うちの犬は脱走がものすごかったです。首輪ぬけをするのに始まって首輪をちぎる鎖をちぎる、千切れないように太い鎖に変えたらとめてある鎖止めを掘って取り出して脱走する。鎖止めをコンクリートで固めても(素人技なので)コンクリートを破壊して脱走する。はっきりいって落ち着くまで常に戦いでした。
◆でもなんでワンちゃん…脱走するの?
犬の心理は複雑!?
隙あらば家から出て外界を見聞したいという犬の心理、雷が鳴ってその怖さから「家」であるはずの場所から逃げ出したいという犬の心理、預かってもらっている先から「家族の元に帰りたい」と望む心理…すべて犬の心理。
「脱走」の背景にある犬の心理や感情は人が思っている以上に複雑で、つい擬人化してしまうほど、むしろ人に近いと言っていい。
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・原因1 外の世界への好奇心
犬は自分の住み家と自分の属する群れ、住み家の内と外を認識することができるが…
犬は捕食行動に基づいて、住み家とは対象的に外に広がる世界への興味、つまり社会や環境への興味は尽きない。
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・原因2 ストレス
隔離されていたり、騒音などで落ち着かない環境にいる犬も、脱走・逃走しやすいと言われている。
運動量が少ない犬は、ストレスが溜まり脱走・逃走という行動を起こしてしまう。
弾けんばかりのエネルギーの発散を求めている若い犬ならなおさら、少々の運動では不十分で"狭い"家の中でないどこかで何かにエネルギーをぶつけたくなる。
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・原因3 オスであれば発情のためメスを求めたがる
オス犬はメス犬のようなホルモン周期があるわけではなく、メスの尿に分泌されるフェロモンに反応して発情します。
オスであれば去勢をしていなければご近所のメスの発情で興奮して脱走します。発情を追いかけることに人間の想像をはるかに越えた努力を惜しみなくします。
◆「交通事故」「迷い犬」の原因となる「犬の脱走」…対策はどうすればいいの?
・散歩
散歩を楽しみにしている犬が多い。
犬の生活はそもそもルーチンで毎日規則正しいもの、時間になれば充実した散歩ができると確信している犬は、犬の腹時計が散歩の時間を告げるまで、自分の住み家でひたすら時を待つのである。
犬の持つ周辺環境への興味が充分に満たされるほど毎日の散歩が保障され充実しているならば、犬は脱走を試みようとはしない。
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・小屋やフェンスを作る
庭に小屋&フェンスを整備する。室内(小型犬)なら、玄関に柵を設ける。色々と犬の為に整備をすれば、犬にもストレスがたまらないようになる。
・オスの場合は「去勢手術」
メス犬を求めて脱走・逃走する犬に効果的な方法は、去勢手術です。この手術をすれば、性的欲望がなくなり、脱走・逃走することがなくなります。また、性的ストレスからも解放されるので、性格も穏やかになり、長寿の傾向があります。