◆10月13日、熊本で『異様な格好をした不審人物』が出現し、警察沙汰になる事件が発生
「異様な格好の男がいる」などといった110番通報が入り、熊本県警は複数のパトカーと機動捜査隊を出動させた。
ツイッターでも「異様な光景。変な事件が起こらないといいけれど」といった目撃情報がつぶやかれた。
2015年10月13日18時50分頃、熊本県熊本市の路上でかぶりものをしてチェーンソーを持った不審な人物が歩いているとの通報が県警に寄せられた。
出典:路上で「チェーンソー」を持ち歩く男性、ただの「ハロウィーン仮装」 熊本県警への通報で発覚: J-CAST ニュース
複数のパトカーが出動する騒ぎとなった。
◆県警の機動捜査隊などパトカーが複数出動し付近を捜索、周辺の聞き込みを続けた結果…
熊本東署によると、通報は午後6時50分ごろ。
出典:http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASHBF7H8SHBFTLVB01W.html
13日午後7時35分に通称「東バイパス」でトラかオオカミのような動物の仮面をかぶり、黒い着物のようなものを着ている人物を警察官が発見。
チェーンソー男は本当に草
こんなん職質不可避で http://t.co/IN8oeJ8vrF
実際に発見された「チェーンソー男」
目撃情報があった熊本市東区の商業施設周辺で、白と黒の虎のようなかぶりものをした、着物姿の不審な人物。
◆この『チェーンソー男』の正体…ハロウィンの仮装だった。
警察の事情聴取により、歩いていた黒ずくめのオオカミ男は、現場近くにある商業施設に勤める男性(20代)ということが判明。
事情聴取したところ、かぶりものは「ハロウィーンの仮装」でチェーンソーもおもちゃだった。
出典:路上で「チェーンソー」を持ち歩く男性、ただの「ハロウィーン仮装」 熊本県警への通報で発覚: J-CAST ニュース
熊本でハロウィンでもないのに謎のハロウィンコスで公道歩いて通報されてる… http://t.co/mB53uVTZOy
現場周辺は複数のパトカーが出動するなど一時騒然。
この姿なら通報されるよね…
「ハロウィーンの仮装をして職場の同僚たちを驚かせた帰りだった」と話したという。
仮装したままバスに乗って帰宅する途中、通行人に目撃されたようだ。
出典:路上で「チェーンソー」を持ち歩く男性、ただの「ハロウィーン仮装」 熊本県警への通報で発覚: J-CAST ニュース
男性は幸い逮捕されることなく、警察官から厳重注意を受けたものの、その後無事帰路についた。
警察は、「これからハロウィーンの時期なので、誤解を招く格好をしないよう注意してほしい」と話している。
確かに誤解を招く格好…
しかもハロウィンはまだちょっと先…
◆警察に発見された当時のニュース動画も存在した。
◆この『チェーンソー男』の事案は、早速ネットで話題に。
やっぱいたかー!ハロウィンの仮装で通報されちゃうヤツ。皆さんもポリスとかミリタリーとか、銃刀法違反に気を付けて!
仮面チェーンソー男のニュースめっちゃおもろいんだけどwww ハローウィンの仮装だけだったのに警察につかまるなんてw せつない🎃💥
◆昨今、日本でも異様な盛り上がりを見せる「ハロウィン」
いまや日本人の間でも定番イベントとなっている、10月31日の「ハロウィン」。
出典:http://www.excite.co.jp/News/laurier/howto/E1413513048076.html
ハロウィン
ハロウィン(英: Halloween)とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭りのこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカで民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。
カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。
もともとはアメリカの子供がお化けの仮装をして「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!)」と、大人からお菓子をもらいに行くイベントでしたが、日本では、もはやそれとは全く異なる爆発的な盛り上がりを見せています。
出典:http://news.livedoor.com/article/detail/9418663/
ここまで盛り上がり始めたのは、この3~4年の出来事。
ハロウィンはもともと宗教的な行事で、秋の収穫を祝ったり悪い霊などを排除したりするといった狙いがあるが、日本では全く違った展開になっていて、仮装(コスプレ)をして大騒ぎするといった認識が広がっている。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000002-jct-soci&p=1
◆昨年の東京渋谷でのバカ騒ぎは記憶に新しい。
ハロウィンといえば昨年の東京渋谷はカオスだった。
渋谷のスクランブル交差点には仮装をした若者が大挙して押し寄せた。
街中にゴミを撒き散らかし、トイレを占拠したり、スクランブル交差点付近には仮装をした若者が大挙押し寄せたりしたため一時交通が困難になってしまった。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000002-jct-soci&p=1
渋谷には警察200人が出動し警戒に当たるなかで痴漢行為をしたとして逮捕者まで出た。
渋谷の街に残された大量のゴミが問題となった。
また、仮装のまま電車に乗り込み、着替えをしたり化粧をしたりなどの行為があったほか、拳銃や剣のようなものを車内に持ち込んでいるとして騒ぎになった。
ハロウィン当日の電車内の様子
こうした状況に「来年からハロウィンいらないね」などといったつぶやきがツイッターに出て賛同を受けていた。
◆ネット上ではハロウィン推進派と反対派に分かれている。
ネット上にはハロウィン推進派と反対派が渦を巻いている。反対派はやはりバカ騒ぎと街を汚すのが許せないといい、推進派は「祭り」は騒いで盛り上がるのが本来の姿だ、と主張している。
そうしたなかネットでは、15年10月11日の朝日新聞に掲載された投書が話題になっている。
昨日の新聞の読者欄見て、世代間で望んでいる事が違うということにお互いの理解が必要なんやろうと思った。 http://t.co/RcDLBZ9EIA
東京都の女子高生(16)と、愛知県のパートの男性(70)のもので、女子高生はハロウィンは自分の住むマンション住民のビッグイベントになっていて、ハロウィンの交流によって何か大変なことが起こった場合は互いに協力できる環境作りに役立っていると主張。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151015-00000002-jct-soci&p=2
一方の男性は「あの狂騒 何とかならないか」と訴えた。奇怪な変装や化粧をして街を練り歩くのは異様であり、日本の風土に合わない。子供がお菓子をくれとねだるのも品が良くない。もっと各地域の伝統的祭りや行事を大事にするべきであり、「ハロウィーンは、英語圏の文化を理解するために、英会話教室で静かにやるくらいが適当だと思う」と書いた。
◆とにかくマナーを守って、行き過ぎた仮装で誤解されないように気をつけましょう。
リアルで怖すぎるwと話題のハロウィン・ディスプレイ。毎日通報され、通りすがりの人たちが慌てて人工呼吸しようとしたものの、ダミー人形とわかって爆笑する…というリアクションを家の中から一日中眺めるのが楽しみだという家主(後ろw http://t.co/zQOc1kyAHf
海外ではこんな例もあるが…