◆現在、ネットではある不思議な「芸術作品」が話題となっている。
「切り株」の表面をキャンバスにして、油絵で描かれた"自然の風景"。
まるで切り株が「鏡」となって、かつての森を映し出しているように見えてしまう作品。
https://t.co/6W1c4O8n0s https://t.co/17aK4vi9nm
切り株の表面にリアルすぎる風景画が…
これは斬新すぎる…
@orangeflower08 とても考えさせられる作品ですね。本物をみてみたいです。素敵。
◆切り株の切断面が「別の世界」に入ることができる境界のように見える
「切り株」の表面に描かれた自然の風景が幻想的過ぎる。
まるで別の世界がそこに存在しているかのよう…
別の世界だが、どことなく「懐かしさ」をも感じさせる…
なんだろうこの奥行き感。
ほんとに入っていけそうな気がする。不思議ー https://t.co/WWyLNG2nIv
@orangeflower08 絵が描かれたあとで木の乾燥につれてひび割れが広がっていくのですね。動きが出ていて、とても面白い。絵の具の剥落をどう止めるのか、飾る人は頭を使いそうですが…。
◆これは海外アーティストのアリソン・モリツグ氏が制作したアート
制作者のアリソン・モリツグさん
Alison Moritsugu。ハワイ生まれ。高校卒業後、ワシントン、ニューヨークの大学で芸術を専攻。現在は、ニューヨーク州ビーコン市を拠点に活動中。
<a target="_blank" href="http://alisonmoritsugu.com/about/bio/">http://alisonmoritsugu.com/about/bio/</a>
海外アーティストのアリソン・モリツグ氏が制作した切り株にイラストを施した作品ににわかに注目が集まっている。
アリソン・モリツグ氏の作品は「切り株」の表面に様々な風景画を描いたものがメイン。HPには「log series」として紹介されている。
◆この作品に込められている意図とは?
「切り株は元はどんな場所に住んでいたのだろう?」という素朴な疑問とアートの歴史が混合してこのような作品が出来上がった。
出典:http://plus.open-career.jp/article/563412d60984a8986b05467a
元々木が生きていた場所を描くことでそこには永遠に枯れない世界が生まれる。
これらはアリソン・モリツグさんによる制作だが、「切り株が生息していたかもしれない"地方の風景"を、切り倒された切り株の上に再現させる」ことで、"環境への意識”を高めるという目的があるという。
こういう表現方法は美しいし、大変興味深い。
木々がどんな場所に生きていたのか想像させられる。
モリツグ氏はこの作品をつくるにあたって、木を伐採することはせず、すでに死んでいる木を使うよう配慮した。
描かれた絵によって再び「命」が吹き込まれているかのよう…
美しい…でもなんだか切ない。
◆他にも多くの作品があった。
巨大な切り株に描かれた圧巻の風景
いくつもの作品を並べると、また新たな世界が生まれる。
切り株は個から集団へと変化を遂げ、森をつくり上げる。
なんか、いくつものパラレルワールドの入り口を俯瞰してるような気持にもなるなー(*'ω'*) https://t.co/m1AibNDvCn