しかし、ある統計では男性は83パーセント近くが立ちション時にブルブルッときた経験があるが、女性はおしっこブルッって経験がほぼ無いとのこと。
男性が立ちションの時にブルってなるのかは、実は現代医学でもわかっていない。
出典:男性がおしっこをする時ブルってカラダが震える謎 | くすりの厚生会 ブログ
男性は座ってオシッコをすると53%しかブルッとしないが、立ちションだと83%。小便をする際の自律神経の制御が関連していると考えられているが、はっきりとは解明されていない。
4.「アイス」や「かき氷」を食べたら頭が「キーン!」ってなる
正式名称は『アイスクリーム頭痛』
かき氷や冷たい飲み物を一気に食べたり飲んだりした時に、こめかみの辺りがキーンとなってとても不快になりますよね…
この冷たいものを急にたくさん食べたときに起こる頭痛は、「アイスクリーム頭痛」と呼ばれているもの。
出典:https://ryorisapuri.jp/news/entry/2015/06/16/170000
医学的な正式名称である。英語ではIce-cream headache。「国際頭痛分類」による正式名称は『冷たいものの摂取または冷気刺激による頭痛』という名前らしい。
症状としては、冷たい物を食べると前額部、側頭部及び眼窩(目の奥の部分)に鋭い痛みを生じ、その痛みは30~60秒でピークに達する。個人差はあるが、痛みは長くとも5分以内には収まる。
実は、アイスクリーム頭痛が起こるメカニズムはまだはっきりとはわかっていませんが、その原因とされている説はふたつあります。
出典:https://ryorisapuri.jp/news/entry/2015/06/16/170000
頭痛が数分程度で収まるため、研究が進んでいないとのこと。
「情報伝達の誤作動説」
「冷たい」などの刺激は三叉神経を通じて脳に伝わるのですが、冷たいものを急に食べるとその刺激の強さに喉の三叉神経が混乱してしまい、冷たさを「痛み」と勘違いし、さらに刺激があった場所を口ではなく「頭」として伝えてしまうので頭痛が起こるというもの。
「脳の血管の炎症説」
急激に冷えた口の中を温めようとして頭の血管の血流が増え、それで一時的な炎症が起きて頭痛が起こるとされています。
5.肘をぶつけると「ビリビリ」ってなる
正式名称は『ファニーボーン』
小学生の頃、「肘の内側叩いたらビリビリってなる」と謎に流行ったりしてませんでしたか?
神経が浅いところを通っているため刺激が伝わりやすく、ぶつけるとジーンとシビれるヒジの部分の名前は「ファニーボーン」。
出典:http://www.ntv.co.jp/sekaju/student/20051029/01_1101.html
しびれて感覚がおかしくなることから、「おかしい」という英語「ファニー」という字があてられたそうです。また、「おかしい」という意味の「Humorous」(ヒューモラス)と上腕骨という意味「Humerus」(ヒューメラス)が同じ発音ということから「Funny bone」と言われるようになった説もある。
6.「ダメ!」と言われたらますますしたくなる
正式名称は『カリギュラ効果』
食べるなと言われたら食べたくなり、開けるなと言われたら開けたくなる…。「禁断の果実」「パンドラの箱」などはいい例。
カリギュラ効果(カリギュラこうか)とは、禁止されると、かえって余計にその行為をやってみたくなる心理。
元々はアメリカの映画「カリギュラ」があまりの過激さにボストンで上映禁止となった事が原因で多くの人々の注目を集め話題となったことが語源。
禁止されるとかえって興味が沸いてくる例は多い
・「押すなよ!絶対押すなよ!」「誰にも言うな!」
・「ピー」などの効果音が重なった発言
・アダルトビデオのモザイクの中身
・進入禁止の廃墟・心霊スポット
7.音楽のワンフレーズが頭の中で何度も繰り返される
正式名称は『ディラン効果』
ふと気づくと、CMソングが頭の中で流れてる…ってことありますよね。
ディラン効果とは、漫画家川原泉が自身の著作において解説している、音楽のワンフレーズが頭の中で何度も繰り返される現象。
川原泉は、自身の作品『小人たちが騒ぐので』において、コイケヤから発売されているスナック菓子『ポリンキー』のCMソングを何度も呟くことから事を発し、他に、ポンキッキーズの主題歌や、映画『ロッキー』のテーマソング等を例として、この効果をディラン効果として説明している。
「記憶障害」の一つとも考えられる。
世界大百科事典(平凡社)によると、「想起障害は過去の記憶が活発に浮かび上がる現象も含まれる」とある。ディラン効果もまた想起障害に分類される現象のひとつと推定される。
8.テスト前に限って部屋の掃除をしたくなる
正式名称は『セルフハンディキャッピング』
テスト前やテスト期間中に限って、やっぱり掃除でもしようかな…なんて思ったことがある方もいるはずです。
多くの人が体験しているこの現実逃避、実は心理学的にも証明できる存在だった。
セルフ・ハンディキャッピング(self-handicapping)とは、「自らの失敗理由を外的要因に求め、自らの成功理由を内的要因に求めるための事前工作」を指す心理学用語。
「自尊心」を守るための防衛行動とも言える
失敗した時にはその言い訳によって自分の評価の低下をより小さくすることができ、成功したときにはハンディキャップを乗り越えた自分への評価の上昇を期待することができる。
9.振動していない携帯電話が、振動しているように思える
正式名称は『ファントム・バイブレーション・シンドローム』
「メールやLINE来た!」と思ったら、気のせいだった…別名、『幻想振動症候群』とも言う。
「ファントム・バイブレーション・シンドローム」とは携帯電話などのバイブレーション機能による着信通知を日頃から気にかけている人が、着信がないにもかかわらず、携帯電話が振動したかのように錯覚する現象。
振動に対して脳が過敏に反応することで生じるとされ、その原因として、心的ストレスとの関連性が指摘されている。
10.喉まで出かかっているのに思い出せない
正式名称は『舌先現象』
英語では「Tip of the tongue phenomenon」という心理学用語。略して「TOT」と呼ぶ。
舌先現象(TOT現象)は心理学用語 。 思い出そうとしている事が、思い出しそうで、思い出せない現象。 メタ記憶(ある内容が 自分の記憶の中にある、という記憶)の一種。
舌先現象がもっとも起こりやすいのは人名だが、地名、本や映画のタイトル、よく知っている曲の名前といった固有名詞でも、普通名詞と同様に起こることがある。
出典:Passion For The Future: なぜ、「あれ」が思い出せなくなるのか―記憶と脳の7つの謎
の現象に陥ると、記憶がブロックされた最初の文字や音節数は分かるが、最後の文字はそうでもなく、中間の文字は最も想起が困難になる。