◆『怒り方』に関する話
世の中、人の数だけ…
『怒り方』も異なる。。
電車内でずっとうるさく携帯で話してた20代くらいの若者、それに堪えきれずに「おい!うるさい!!」と怒鳴った50代くらいの男性。正直、僕もうるさいと思ってたので注意したこと自体はいいと思うんですが、中高年から高齢の皆さんは「怒り方」を間違いがちだと思います、あれじゃあトラブる。
「これを言われたらキレるしかない、というポイントを持ってたほうが人間的に厚みが出る気がするし、舐められないで快適にすごせる(ただし絶対嫌われたくない人にはキレない)」というような理由でキレ地点を設定する「ファッション地雷人間」を目にするたびに、弥勒菩薩半跏思惟像みたいな顔になる。
すごい仕事が順調に進んでる時ですら半分キレてるみたいな態度の偉い人がいる。とりあえずまだ仕事は順調に進んでるが、多分関わってる人全員が、彼がいつキレるかハラハラしていて結局なんだか効率が悪い。とにかくキレを武器にしてる人間が苦手だ。
その上司…怒っているけど…
なんか笑える。。
今でも本当に意味がわからないけど、以前の会社の上司にキレられて「お前のつぶあんをこしあんにしてやろうかー!」と脅されたのはスゲー怖かった記憶だけは残っている。こういう怒り方だけはしたくないw
怒りは悪くないこともある…
Yukihiro Matsumoto@yukihiro_matz
怒りは悪くない(こともある)。プログラマ3大美徳は結局は内在する怒りによるモチベーションだし。怒りを外に出すと短期的には人を制御できる。しかし、長期的には怒りを外に出すことは自分にも周囲にも不利益のほうが大きい。怒る人の周囲はビクビクするか反感を持つ。良好な関係は困難だ
◆『女性』の「怒り」に関して
女性が"怒り"に至るメカニズムって…
複雑すぎる。。
女の人の感情ってポイントカードなんですよ。急に怒り出すって言うけど、日常の細かいことをずっとカードに判子で押してるんですよ。で、さっきのその一言が50ポイント目だったんですよ。キャッシュバックキャンペーンがはじまるんですよ。(西原理恵子)
『私がなんで怒ってるかわかる?』について…
女性陣へ。彼氏や夫に「私がなんで怒ってるかわかる?」と聞くときは、「〇〇だからよ」と理由を続けましょう。男が黙ったり、「わかんねぇよ」と答えても、決してあなたを軽視したり、面倒くさがったりしているのではありません。男は本当にわかってません。繰り返します。男は本っ当にわかってません
◆「タイプ別」に分析すると…
優しい人って…
実は。。
「喜怒哀楽の『怒り』だけがいちばん正直で純粋だ。喜び、哀しみ、楽しみの感情には純粋になれない、どこか嘘がある」と同年代の友人が言った。年を取ると怒りっぽくなる人が多いでしょう?だから、やさしい人って、やさしくあろうと、一瞬一瞬努力している強い人であるということを忘れてはいけない。
こんな人は絶対に怒らせてはいけない…
メンタル病院の先生に「メンタルが健全な人は、ある程度の『怒り』の感情が上手く出せる。正当性があって強すぎない『怒り』を表現できる人は、精神的に安定してるという一つの基準になる。その『怒り』が強すぎたり、逆に全く荒ぶらずにひたすら穏やかな人には注意した方がいい」って教えてもらった。
◆怒りそうな、または怒っている『相手』に対して
それも対処法のひとつ…
怒っている相手を冷静にさせる一番よい方法は、無機質に対処することなのです。
相手の怒りに同調(ペーシング)することなく、冷静に落ち着いた態度で、「なにをそんなにお怒りですか?」などと、平常心で対処してやるのが最も効果的なのです。
◆「怒り」の『本質』に迫る…
『怒り』によって…
「本来の自分」に触れることができる。。
猫ナミさん@カフェに行きたい@tearain13catIII
怒りの本質は「本来の自分」に触れることに起因する。自分の触れられたくない部分や自分のコンプレックスに相手に触発されることで感情の抑制が外れ怒りが爆発する。
つまり、怒ることは本来の自分の感情や
信念を知ることができる体の機能であり、本来の自分を知ることは健康にもとてもいい。
『よく怒られる人』って…
大抵、怒っている相手が伝えようとしていることを理解してない。。
よく怒られる人は、大抵怒っている相手が伝えようとしていることを理解してないですね。「怒る」ということの本質は「伝えたい」気持ちから来るものなのに「怒られた」という事実に落ち込むかイラつくかで終わってしまいます。相手が言いたいことを汲みとろうとしなければ、そりゃまた怒られますよ
「怒り」とは…
誰もが持つアノ感情に起因するモノ。。
人の感情のほとんどは、愛情からくるものです。
憎しみや怒りや妬みに変わってしまったときは、愛情のところまで戻ってください。
──って松坂桃李がドラマで言ってたの思い出して、我が子へ怒り狂ってた自分を10マス戻したところ。
他人への過度なる期待は禁物。。
◆心理学者『アドラー』が分析する「怒りの感情」
アルフレッド・アドラー
オーストリア出身の精神科医、心理学者。フロイトとの共同研究者としての関係を経て、まったく新しい理論に基づく「個人心理学」を創始。日本では、その創始者の名をとって「アドラー心理学」と呼ばれることが多い。アドラーの思想を、物語にしてまとめた自己啓発書『嫌われる勇気』は2013年に出版され、累計発行部数は100万部超えている。
【アドラー心理学】
怒りは二次感情である。
怒りの前には絶対一次感情がある。
一次感情は、悲しみ、落胆、傷つき
怒りなどの感情をコントロールしようとするのは無駄である。感情は「排泄物」なのだ。「排泄物」を操作しても何も変わらないだろう。 by
アルフレッド・アドラー#偉人
#心理学
カッときて自分を見失い怒鳴った、のではない。
相手を「支配」するために
「怒り」という感情を創り出して利用したのだ。
=アルフレッド・アドラー=
◆「怒りの感情」を瞬間的に抑制する"具体的"な方法
アノ動作を行うだけ。。
【怒りなどの衝動的なマイナス感情を抑える方法】イライラを感じたら、右手を強く握り締めるだけでOK。これを自分への合図として、突発的なマイナス感情に襲われた時に行えば、無暗に負の感情を暴走させることなく、現実に戻ることができる。
脳内でアレをするだけ。。
【手軽に怒りを抑える方法】怒りそうになったら、「数を数える」と怒りを抑制しやすい。数を数えると、感情的な「右脳」から論理的な「左脳」へとシフトするため。そのため、怒りたくなった場合は、時計を見て数を数えるようにすると良い。
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その発想は…
斜め上すぎる。。(汗)
最近怒りを感じたときは「スープがなくなりしだい終了します」って書かれてるのにいつも客入ってないラーメン屋のこと考えて抑えてる。
イラッとした時は「カニッカニッ」と手をチョキにしておもむろに横歩きしてみるとすべて馬鹿馬鹿しくなって怒りが収まるってばっちゃが言ってはいないけど誰かがPOSTしてて天才だと思った(←試した)
「怒りの対処法」に対するその冷静なツッコみ…
言われてみれば確かにそう。。
朝刊に「強い怒りに襲われた時の対処法」として「強い怒りを感じた時はすぐにその度合いに適切な言葉を探す。例えば、この怒りは『むくれる』かな?『烈火の如くかな?』と考える。考えてるうちに冷静になれます」と書いてあったんだけど、そんなこと考えられる時点ですでに冷静だろと思った。
「怒鳴らない母親になるために」というコラムに「怒りそうになったら冷蔵庫を開け、意味もなく頭を突っ込み、その後お子さんの元に戻ってください。それだけで自分の気持ちがコントロールできます」って書いてあったんだけど、そんな姿を見せる方が子供にヤバい影響を与える気がする。
◆『怒りの感情』を持つ人への提言
誰でも我慢の限界はありますが…
「怒り」に関するルール。。
昔、先輩から教わった大人のルール。その1「怒るな。怒りというのはもっと大事な時にとっておけ」その2「うまく立ち回れ。世の中は理不尽なことが多い。いちいち正論で返したら身がもたない。頭を下げてその場が収まるなら下げろ」その3「でもお前の大事なものが壊されたら怒れ。絶対に折れるな」
大人だろうが、子どもだろうが、喧嘩になることは絶対にある。その喧嘩の仕方でいちばんまずいのは「その喧嘩のこと以外の件を持ち出すこと」と「過去のことを持ち出すこと」である。この二つは際限なく怒りの連鎖が広がる。喧嘩するときは、今の喧嘩の件だけと決めると、すっきり喧嘩できる。
どンなに腹が立って怒りが込み上げてきても、相手の「魂の領分」に係わる事で相手をやり込めては絶対いけない。言った方は一時溜飲を下げるだろうが、言われた方は一生忘れない。人は舌でつまずく。「言ってはいけない事を、最も言いたい時に言わない」のが大人と言うものだ。(小池一夫)
ネガティブな状態にある時は…
要注意。。
怒りとか嫉妬とか不安とか、そういうネガティブな感情は、その感情そのものが良くないものなのではなく、その感情に引っ張られて、いろんなことをごちゃごちゃ考えたり、変な情報を取り込んだりするのが良くないのだ。だから感情それ自体を否定しても解決しない。
『マイナス』の感情は…
こうやって処理する。。
嫉妬のエネルギーを貯めこむのも疲れたし飽きてきたのですっと置くことにする。うまく言えないんだけど、嫉妬、執着、怒り、この辺の肉食なエネルギーは、抱き続けるのも身体に悪いので、疲れたら「置く」のが一番いい。捨てるでも受け入れるでもなく、「置く」感覚なのだ。
「相手を許す」とは、無条件に、気が付かないふりをして許すのではなく、あなたは、私にこういうことをした、しかし、許しますとちゃんと言わなければ。小さな我慢を笑顔で少しずつ我慢していたら、いつか溢れだす。大きな怒りを伴って。そうなる前に、小さな怒りはきちンと処理しておくのだ。
「怒りの感情」を『プラス』に昇華させる。