◎プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「ゴールデン・グラブ賞」
◎巨人・長野、3度のライトゴロを記録し、3年連続の受賞
長野久義
読売ジャイアンツ (2010 - )
ライトゴロとは、一塁ベースに近い右翼手が打者走者の到達よりも早く一塁に送球し、アウトにすること。内野ゴロとは異なり、通常ならばヒットになる打球をアウトにするため、難易度は高い。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00010001-fullcount-base
通常ならば、得点を阻止するために本塁へ迷わず投げてしまうところだが、長野は判断よく一塁へ送球した。それができたのは、ロペスの瞬時の判断が大きく影響している。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00010001-fullcount-base
◎ホセ・ロペス、来日1年目にして「ゴールデン・グラブ賞」受賞
◎「ゴールデン・グラブ賞」の表彰式にて長野が暴露
今季3度のライトゴロを記録した巨人の長野久義は「ホームの阿部(慎之助)さんに向かって投げたのを、一塁のロペスが勝手にカットしてアウトにしたのもありました」
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000005-spnavi-base
◎長野『何で取ってんだよ!?』
『何で取ってんだよ!?』と思いましたね」。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131129-00000004-tospoweb-base
◎何度目のライトゴロのこと?動画で検証
■1回目のライトゴロ【対ロッテ グライシンガー】(2013年5月15日)
出典元:YouTube
捕球すると、内野手のような小さなモーションであえて一塁へワンバウンド送球。巨人では88年呂明賜(ロ・メイシ)以来25年ぶりの「ライトゴロ」を完成させ、先制点を防いだ。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/05/16/kiji/K20130516005813940.html
通常、満塁で右前打が出た場合、一塁手はカットマンとして中継の位置へ動く。しかし、長野とロペスは2週間前から「狙おう」と話していた。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/05/16/kiji/K20130516005813940.html
■2回目のライトゴロ【対DeNA ブランコ】(2013年9月12日)
3回、2死二塁から右前に落ちる打球を放ったが、長野からの一塁への送球で右ゴロに。二塁走者石川の生還も認められない上に、慌てて一塁に駆け込んだブランコは足を痛めて交代することに。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/09/12/kiji/K20130912006606490.html
■3回目のライトゴロ【対ヤクルト 松岡】(2013年10月2日)
3回1死で松岡の正面への当たりを素早く処理し一塁に送球。今季3度目で、巨人では43年に4度記録した中島治康以来70年ぶりの珍事。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/10/03/kiji/K20131003006735170.html
◎検証の結果『何で取ってんだよ!?』は、2回目のライトゴロですね
セカンドランナーを刺すために、長野は明らかに、ホームめがけて投げています。
ライトゴロでは右翼手が評価されることは多いが、ゴールデングラブ賞で一塁手のロペスに票が集まったことからも分かるように、その好判断に賛辞が贈られた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00010001-fullcount-base
◎ロペスと長野が頭脳で勝ち取ったゴールデングラブ賞
ロペスと長野は普段から仲が良く、息も合っている。その両者が同時にゴールデングラブ賞を受賞したのだから、喜びもひとしおだろう。同賞は選手個人の技術によって受賞することもあるが、この2人の同時受賞は類まれなコンビネーションなくしては実現しなかったに違いない。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131108-00010001-fullcount-base