◎三塁手の適正とは…
主に右打者が引っ張った強烈な打球を最も近い位置で受けるため、鋭敏な反射神経とそうした打球をスムーズに捌く技術、及び最も一塁より遠い定位置から速く強く正確に一塁手まで届く送球が求められる。
◎「ホットコーナー」とも呼ばれる
右打者の痛烈な打球が三塁線に飛んでくることから、俗に三塁は「ホットコーナー」とも呼ばれる。
【村田修一】送球の安定感はかなりのレベル
守備範囲こそ広くはないですが、グラブ捌きは中々ですし、何よりも送球の安定感はかなりのレベルだなと思います。
どんな体制からでもキチンとファーストに投げれますし、肩も強いです。
◎【小谷野栄一】今季は定評ある守備でも三塁手としてリーグ最多18失策と精彩を欠いた。
2009年から2年連続でゴールデングラブ賞を獲得した三塁守備は打球反応が良く、フライの処理に優れる。しかし翌2011年は三塁守備でリーグワースト2位の15失策を記録している。
小谷野栄一 88kg
日本ハムファイターズ
北海道日本ハムファイターズ (2003 - )
【中村剛也】グラブ捌きの柔らかさと打球反応の良さ
中村選手の場合、基礎はしっかりと身に付けているし、そして何よりもグラブ手のハンドリングが非常に柔らかい。この柔らかさは天性とも言えるかも知れない。
中村剛也 102kg
西武ライオンズ
埼玉西武ライオンズ (2002 - )
守備でも魅せる!! 中村剛也の脱力、余裕の守備
出典元:YouTube
【中村紀洋】ゴールデングラブ賞7回 (三塁手部門史上最多5回)
重心を低く、打者に対しやや斜めに構えた守備姿勢から打球に反応し、逆シングルやイレギュラーバウンドへの対応でグラブ捌きが光る
中村紀洋 92kg
近鉄バファローズ
大阪近鉄バファローズ (1992 - 2004)
ロサンゼルス・ドジャース (2005)
オリックス・バファローズ (2006)
中日ドラゴンズ (2007 - 2008)
東北楽天ゴールデンイーグルス (2009 - 2010)
横浜ベイスターズ
横浜DeNAベイスターズ (2011 - )
【香川伸行】 元祖サードスラッガー
香川伸行 100kg超
南海ホークス
福岡ダイエーホークス (1980 - 1989)
年毎に増える体重もあってキャッチャーの守備が難しくなってきた
香川ですが、その強打は捨てがたく、南海首脳陣は香川をサードに
コンバートすることにしたのです。
あの巨体でサード守備を無難にこなしていたことからも 野球センスは相当なものがあったんじゃないかな 痩せてれば田淵くらいになっていたかも
◎香川のコンバートを機に三塁手のイメージが変わったと言われました
以降、サードには守備はそこそこの強打者が入るポジションとなり
外国人選手が守ることも多くなりました。
◎三塁手は内野のムードメーカー
サードは右ピッチャーの視界に入ることが多く、サードが元気を出せばピッチャーに勇気を与えます。
出典:三塁手の役割