この5月、アメリカ経済誌『フォーブス』が2012-2013シーズンのサッカー選手の収入ランキングを発表。それを今大会に登録されたメンバーに限定し、ベスト10を並べると以下の通りになる。ちなみに金額はクラブから受け取る年俸に広告収入を足したものである。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140612-00000008-rnijugo-spo
【1位】約74億2000万円
クリスティアーノ・ロナウド
(ポルトガル代表)
ピッチ上のキャプテンが名実ともにポルトガル代表の中心であることに、異論は出ないだろう。圧倒的な走力でフリーとなって得点を重ね、母国をブラジルの地へ導いた。
【2位】約66億1000万円
リオネル・メッシ
(アルゼンチン代表)
世界中の誰もが認める希代のファンタジスタ。細かなタッチを駆使した切れ味の鋭いドリブルで守備網を突破し、いともたやすくゴールネットを揺らす。
【3位】約28億5000万円
ネイマール
(ブラジル代表)
「王国」の10番を受け継ぐ、希代のテクニシャン。相手を手玉に取るような華麗なボールタッチを披露し、ここぞという時に必ず決めるシュート力も兼備する。
【4位】約22億4000万円
ウェイン・ルーニー
(イングランド代表)
正確なシュートや抜群のパスセンス、得点を導くFKなど、アタッカーに求められるあらゆる能力を兼備。守備でも手を抜かず、チームのために奔走する。
【5位】約21億4000万円
セルヒオ・アグエロ
(アルゼンチン代表)
プレミアで得点を量産し、キャリアのピークを迎えた状態で臨む。小柄ながら当たり負けしないフィジカルを備え、弾丸のようなシュートを放つ。特に、ダイレクトボレーは一級品。難しい状況でも簡単にゴールを陥れる。
【5位】約21億4000万円
ヤヤ・トゥーレ
(コートジボワール代表)
今季は攻撃面の重責を担ったことで、得点力が飛躍的に向上。ミドルシュートに加え、味方との連係やFKなど、さまざまな形からゴールを挙げた。ボール奪取力の高さも折り紙付きで、今や世界最高クラスのMFだ。
【7位】約20億3000万円
フェルナンド・トーレス
(スペイン代表)
かつての爆発的な加速力は衰えたものの、100キャップを超える代表での経験と実績。大会屈指のイケメンプレーヤー。
【8位】約19億3000万円
ロビン・ファン・ペルシー
(オランダ代表)
代役不在の絶対的エースだ。欧州予選では驚異的なペースでゴールを量産し、9試合で11得点を記録。高い技術に裏打ちされたフィニッシュワークとポストプレーが持ち味。
【9位】約18億3000万円
フランク・リベリー
(フランス代表)
かねてより腰の違和感が報道されていた。ワールドカップ欠場。
【10位】約17億3000万円
スティーヴン・ジェラード
(イングランド代表)
圧倒的なキャプテンシーを持つリバプールのバンディエラ。イングランド代表でも主将を務める精神的な支柱だ。正確無比なロングパスでゲームを作りつつ、強烈なミドルシュートや機を見た飛び出しでゴールを狙う。
やはり、人気、実力ともにトップのクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ強し。圧倒的なワンツーフィニッシュである。そして、これらの選手たちはFWもしくは攻撃的なMFで、多くの収入を手にしているのはオフェンス陣であることがわかる。それだけ「ゴール」という結果を残せる選手が重宝されるということだろう。
出典:So-netニュース
残念なことに日本人選手の名前は10位以内になかったが、はたして日本代表選手はどれほどの収入を得ているのか(※各紙報道より。2013-2014シーズン)。
出典:So-netニュース
【1位】約8億4000万円
香川真司
(マンチェスター・ユナイテッド)
ドイツ・ドルトムントから移籍した際、年俸は倍以上となり、さらに広告収入も上昇。日本で最も稼ぐサッカー選手となった。
【2位】約7億7000万円
本田圭佑
(ACミラン)
移籍によって年俸は倍増することに。さらに広告収入も大きく、香川に肉迫。
【3位】約5億2000万円
長友佑都
(インテル・ミラノ)
2000万円超だったJリーグ在籍時から大幅にアップした。広告収入に加え、著書の売り上げも大きいと言われている。
【3位】約5億2000万円
長谷部誠
(ニュルンベルク)
ビッグクラブに所属しているわけではないが、活躍が認められ、高収入を得ている。そして、著書『心を整える』が売上100万部を超えるベストセラーに。ただ、印税はすべて全額、東日本大震災の被災地に寄付した。
【5位】約3億9000万円
吉田麻也
(サウサンプトン)
プレミアリーグは総収入3860億円で、現在、世界で最も潤っているリーグといわれることも高給のゆえんか。
W杯出場国には国際サッカー連盟(FIFA)から経費として1億5000万円支払われ、出場料として約8億円が支給される。つまり、参加するだけで各国のサッカー協会には最低でも9億5000万円の収入が保証されているのだ。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140612-00000008-rnijugo-spo
さらにグループステージを突破した国には約9億円、ベスト8で約14億円、ベスト4で約20億円、3位で約22億円、準優勝には約25億円、優勝国には約35億円の報酬が約束されている。W杯で勝つのはもちろん名誉なことだが、金銭面でも世界最高水準のリターンを手にできるのである。
出典:So-netニュース