◎田中将大、メジャー初勝利の日のマエケン…
ヤンキース田中将大投手(25)と同い年で、プライベートでも交流の深い広島前田健太投手(25)は5日、田中の初登板初勝利に多くを語らなかった。
◎同級生のマエケン、気にしていない風を装うが…
試合は最初だけ見ました。ボクは向こうでやったこともないし、何とも言いようがないですね。ユニホームには違和感はなくなってきましたけれど」と笑顔を浮かべた。
◎同級生のメジャー初勝利が気にならないはずはない
「国が違うので比べられないが、勝って純粋にうれしい。同期生として刺激を受ける。頑張らないといけない」と気合を入れ直し、挑んだマウンドだった。
出典:http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/ssp20140407041.html
◎マエケン、開幕戦で勝ち星つかず……
2年ぶり4度目の開幕投手を務めた3月28日の中日戦(ナゴヤドーム)では6回2失点で勝ち負けがつかず。4月3日のヤクルト戦(マツダ)は1回を投げ、降雨ノーゲームだった。
◎3戦目は、完璧なピッチング
初回を無失点発進。二回は無死一、三塁のピンチを背負った。だがバルディリスを三ゴロ。1死一、二塁からは多村をツーシームで三ゴロ併殺に打ち取った。「うまく乗り切れた。いい流れ。普通の投球をすれば勝てる」。あとは「自分の投球」をするだけだった。
◎お立ち台で「優勝宣言」!
お立ち台では「優勝するぞ」と声を張り上げた。「チームが変わってきているのは間違いない。負けているもの(歴史)を変えていきたい」。
◎メジャーを見据えたスプリットをお試し中!
今年から広島の前田健太も習得を目指し、紅白戦などの実戦登板では早くも手応えを掴んでいるという。
◎実戦では、なかなかうまくいかない…
72球のうち1割程度、スプリットを試したが、落差も制球も悪く、まだ実戦で使うのは難しいレベルのボールに見えた。
◎田中もメジャーのためにスライダーからスプリットへ移行した
思い返せば田中もまた、入団当時は高速スライダーが武器だった。しかし、徐々にその比重が減り、特にピンチの時やここぞという場面ではスプリットを多用するようになっている。
◎メジャーでは、落ちるボールが有効!
メジャーの打者はこの日本人投手の“落ちるボール”をとにかく嫌います。
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20131227/Asagei_18809.html
◎マエケンもスプリットで、20勝、そしてメジャーも夢じゃない!
「今、取り組んでいるのは、昨年まで投げていなかったスプリット。これを使えるようになればスライダーの割合を減らし、より相手打者を翻弄できる」
◎今年のカープはそのマエケンを軸とした三本柱
「マエケンを筆頭とする先発三本柱の野村祐輔(24)とバリントン(33)は、少なくとも昨年より2勝は上積みできる」
野村祐輔
バリントン
◎ドラフト1位・大瀬良大地も期待できる!
7回5安打2失点と好投した。勝ち投手の権利を得て降板したが、九回に守護神ミコライオが同点に追いつかれ試合は延長戦に突入。プロ初勝利はお預けになったが、新人王最有力候補の片りんは見せた。
先々を考えても大瀬良は大竹より上。ケガで途中離脱さえしなければ、新人王は当確でしょう。15勝する力はありますよ」
◎開幕から好調のカープ、先発6人が試合作り救援陣も安定
マエケン(前田健太)、バリントン、野村祐輔の3本柱に加えて、新人の大瀬良と九里、それに6番目の左腕・篠田純平の先発6人がゲームを作れている。また、大きいのは中継ぎ陣の安定です
◎マエケンの初勝利に貢献した菊池にバナナをプレゼント!
今季初勝利の前田から「初白星をくれたので、プレゼント」とバナナを手渡された。“猿飛”級の軽いフットワークの守備でチームに貢献する菊池へのご褒美。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140406-00000119-spnannex-base
◎交流戦に入り、好調だったカープに暗雲が…
先発予定だった12日・西武戦(西武ドーム)の登板を回避することが10日、決まった。9日の練習中に症状を訴え、一夜明けたこの日、広島市内の病院で診断を受けた。異常はなく、前田は登板に意欲を見せたが、首脳陣が大事を取った。
◎故障が続くマエケン…
前田は今季ここまで2回、故障している。4月12日と20日に右腕の上腕三頭筋を痛め、2回目は登録を抹消した。
今季成績は5勝4敗、防御率2・68。エースはもう一つ波に乗れていない。
◎広島が今季ワースト5連敗で2位転落 投壊止まらず…
広島は8日時点で5試合で50失点と、開幕から快進撃を支えてきた投手陣が崩壊。
◎今年が正念場のマエケン!
昨年12月、球団との契約更改交渉の席で、米大リーグ挑戦の希望を伝えた。球団もある程度の理解を示しており、今オフにも新ポスティングシステムを使って海を渡る可能性がある。
『チームを優勝か日本一にしてからメジャーに行きたい』と話し、今年広島に残ったのはそれを達成するため。昨年までとはモチベーションが格段に違います
◎頻繁にケガをすると、メジャー評価が暴落する可能性も…
昨シーズンまでの内容や成績であれば、メジャーは入札金と年俸合わせて総額90億〜100億円くらいの評価をしたと思います。ダルビッシュや岩隈の活躍で日本人投手の価値は上がり、その日本で田中に次ぐナンバー2だったわけですから。ただ、これだけ頻繁にケガをするとなると、評価が暴落する可能性もありますね
◎岩隈も渡米前の故障でマイナス評価に…
メジャーは投手の利き腕の故障を極端に嫌います。いい例が岩隈。マリナーズに移籍した11年オフ、右肩の故障で2カ月ほど戦列を離れたことがネックになり、条件は年俸150万ドル(約1億5000万円)の1年契約に過ぎなかった。前年は入札金だけで1910万ドル(約19億1000万円)でしたから、かなりのマイナスです。
場合によっては、総額45億〜50億円まで買い叩かれるということか。