◎マー君の後釜として期待された、楽天・松井裕樹だったが…
◎課題は制球難
◎星野監督、松井に2軍降格を通告
◎2軍には悪評高いデーブ大久保2軍監督…
確かに、デーブさんも昔ながらの体育会系の人だったり、女性関係に甘かったりと隙がないとはいえない。
楽天の大久保博元二軍監督(47)は、西武時代に菊池雄星をパシリにした、しないで、一悶着を起こしている。
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140616/Weeklyjn_5917.html?_p=2
◎しかし、その手腕は定評がある!
でも、あのキャラで実績は出しているので、面白くないと思っている球界関係者は意外と多い。
西武のコーチ時代にも行っていたメジャー式のアーリーワークと、確かな打撃理論で若手の底上げに尽力した。情熱家であり、野球に対する研究を怠らない勉強家で、妥協を許さぬ厳しい姿勢で、チームに元気と緊張感を与える手法は、星野監督の管理術にも似ている。
◎親身になって松井を育てあげるデーブ!
大久保博元2軍監督は投手コーチから松井の特徴を聞き、現役時代、捕手だった経験をもとに助言したという。
体が丸くなるより、反っていた方が良いという観点から「首の後ろ側、背中側を意識して投げてみてはどうか」とアドバイスし、2軍戦の登板に送り出した。
大久保2軍監督はその際に巨人のエースだった桑田真澄氏や近鉄、ドジャースなどで活躍した野茂英雄投手を例にも挙げている。それが、コントロールが安定した一つの要素となった。
大久保2軍監督も、松井が1軍のマウンドで学んだ対打者との感覚が生きていると感じている。
◎1軍の感覚に加え2軍での投げ込みで成長する松井
1軍で身につけた感覚について、大久保監督も「星野監督が我慢して使ってくれた財産」と話している。この財産を土台に、打者との感覚やデータを積み上げ、メカニックの修正をしながら、松井はプロ初勝利を目指していくことになる。
◎そんな中、星野監督、突然の休養
星野監督が腰痛で5月26日から休養。
◎佐藤義則監督代行は松井の「中継ぎ」起用案を考える…
「ノーコンを克服するには投げ込みの練習量を増やすしかない。でも、松井の場合は重症で、先発ローテーションを守って登板間隔が空くと、また元に戻ってしまう。中継ぎに転向させ、毎日投げさせるしかない」
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140616/Weeklyjn_5917.html
この一時的な中継ぎ転向で、高校球界を席巻した“キレのあるストレート”と“消えるスライダー”は蘇りつつある。
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140616/Weeklyjn_5917.html
◎まだまだ不安を残しつつも一軍復帰!
楽天のドラフト1位ルーキー松井裕樹(18)が6月6日付けで一軍に復帰した。
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20140616/Weeklyjn_5917.html
◎広島戦で約2ヶ月ぶりに先発した松井だが…
楽天のドラフト1位ルーキー、松井裕樹投手が先発し、4回3失点で降板した。
◎中継ぎ案がいよいよ現実に…
星野監督にしても、報告を受けたからといって松井の最後の登板を生で見たわけではない。このまま先発で投げさせるか、中継ぎ転向か、二軍に逆戻りか、判断に時間がかかったのも無理はないだろう。
佐藤監督代行が「今のままでは先発は難しいけど、ボールに力はある」と、中継ぎへの転向を示唆したのだ。
◎佐藤代行に変わっても、楽天の成績は低迷…
5月26日から佐藤義則投手コーチが、代行として指揮をとることになったが、9勝14敗と負け越した。
◎低迷する楽天にメスが!デーブ1軍監督代行就任!
楽天は2日、大久保博元2軍監督の、1軍監督代行就任を発表した。
安部井統括本部長は、「いまひとつ波に乗り切れていないチーム状況をなんとかしたかった。現状を変えるのは、大久保さんしかいないという結論になった」と説明
◎天敵オリックス戦でデーブ初采配!
大久保監督代行は1番に藤田、2番に嶋を置き、遊撃には松井稼ではなく23歳の西田を8番で起用するなど打線を組み替え。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000134-spnannex-base
3回までの無得点だったが、4回、四球のジョーンズを一塁に置いてラッツがオリックスの先発・東明の初球、真ん中高めに甘く入ったフォークを左翼席中段へ運び、2点を先制した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000134-spnannex-base
◎デーブ、好投の宮川に変えて、松井裕に交代!
今季初先発の宮川が2死一、二塁のピンチを招くと、ドラフト1位ルーキーの松井裕にスイッチ。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140702-00000134-spnannex-base
◎デーブ、松井裕樹を二夜連続で投入!
松井裕は2-0の五回二死一、二塁で打者ペーニャの場面で、2番手として登板。カウント1-1から3球目のチェンジアップをひっかけさせ、二ゴロに仕留めピンチを切り抜けた。
◎松井に初勝利を与えるための機会を与える!
投手とは不思議な人種で好投しながらも敗戦投手となるよりも、どんな形であれ、記録に残した初勝利というものが大きな自信に変わる。二軍監督として、松井の才能に触れ、根気強く指導してきた大久保監督代行は、そういう投手心理の機微を知り尽くした上で、スーパールーキーに初勝利を与えるための機会を、その初采配試合で作ったのだ。
◎デーブ初采配で松井裕樹の初勝利!
出典元:YouTube
結局、2回1/3を投げ、4連続を含む5奪三振で2安打無失点。チームは2-0で勝利し、8試合目の登板でうれしいプロ初勝利(4敗)を手に入れた。
左腕はヒーローインタビューで「ありがとうございます。うれしいのひとこと」と喜んだ。
◎デーブに感謝する松井裕樹!
大久保監督代行の初采配には「ファームに落ちたときから指導してくださって、(きょうは)自分の投球をやれと言われ、がんばりました。調子がよかったのでいいピッチングができました」と笑顔をみせた。
。「ようやく初勝利できました。我慢して使ってくださってありがとうございました。監督が戻ってこられるまで、いいピッチングができるようにがんばります」と力強くいい切った。
◎チームとしても天敵、オリックスに初勝利!
開幕から9連敗していたオリックス相手にも、ようやく初勝利を挙げた。
◎貴重な1勝にも謙遜するデーブ監督代行
「1、2軍含めて星野軍団で試合をやっている中で、たまたま俺が代行として勝っただけ」と謙遜した。
出典:http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/02/kiji/K20140702008491830.html
チームにとって次につながる収穫をプラスしての見事な“監督デビュー”であった。