◎ダル、球宴3度目の選出にして初めて登板!!
ダルビッシュ投手は過去2年、ローテーションの関係などで登板機会はありませんでしたが、今年は初めてマウンドに上がることに
◎過去2回は選ばれるも登板は無し…
ダルビッシュは2年前、「34番目の男」を決める決戦投票でオールスターゲームに選ばれたが、マウンドには上がっていない。
▽「34番目の男」(ファイナル・ボート) 02年から実施しており、各リーグ5人ずつの候補からファンがインターネット投票で選出する。日本選手では04年に松井(ヤンキース)、07年に岡島が選出されている(松井は05年に落選)。この日は33選手が発表され、ファン投票で選ばれた野手(ア・リーグはDH含め9人、ナは8人)は先発出場する。投手と先発以外の野手は、選手、監督、コーチによる投票上位と監督推薦で選出された。
◎指揮官の本音としては、球宴で先発を使いたくない…
あの年のア・リーグの監督は、レンジャーズのロン・ワシントン監督。前半戦最後の先発も疲れを考慮して飛ばしたぐらいなのだから、監督がダルビッシュを投げさせるはずがなかった。
◎昨年は故障者リストで球宴回避…
昨季は、右僧帽筋の張りで、出場が決まっていたオールスターゲーム直前にレンジャーズはダルビッシュを故障者リスト入りさせた。このときも、オールスターゲームでの登板を回避させるためではないかと、ささやかれている。
◎オールスターの価値観が変わって来ている…?
先発投手だけの特殊な話ではなく、オールスターゲーム軽視の傾向は打者にも見られ、故障者リストに入るほどの怪我でなくても、出場を辞退したり、バケーションに行くから、という理由で選出を断る選手さえ出てきた。
◎球宴より後半戦の戦いにこだわるチームも…
後半戦に向けた体調管理とオールスターゲームに出場する栄誉と比べたとき、前者の価値観が一部では、高まる一方。特にプレイオフが見えているチームにとっては、オールスターゲーム以上に、後半戦の戦いにこだわる。
◎3回目の選出で余裕!念願の初登板もクールなダルビッシュ!
過去2回とは違って、メジャー独特の球宴の雰囲気にも慣れたもの。「1回目と2回目は(選出されて緊張感が)違ったが、2回目と3回目は同じ」と余裕の表情。
◎ダル、ア・リーグの3番手で登場!!
ダルビッシュは球宴3度目の出場ながら初の登板。ヘルナンデス、レスターの後を受けて、センターのブルペンから走って登場。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000075-spnannex-base
◎「出番がきたら、いろんな球を投げて勝負を楽しみたい」
3—2と1点リードの3回にア・リーグの3番手で登場
公式戦でダルビッシュ投手とプイグの対戦は一度もないので、もしオールスターで実現するなら必見です。
出典:http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140715-00010000-sportiva-base&p=2#!bfTVFU
◎2番打者、プイグからはじまる手強い打線が相手!!
2番 プイグ(ドジャース)
キューバの暴れん坊
注目の初球は外角低め、148キロの直球。4球連続で直球を投じた後は2球連続スライダーでフルカウント。最後は内角高め、126キロのスライダーで見逃し三振に仕留めた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000040-dal-spo
◎3番打者には「超遅球カーブ」!!
3番 トロウィツキー(ロッキーズ)
現在ナ・リーグの首位打者&本塁打王の2冠打者
カウント1‐2からの4球目には90キロの超スローカーブで相手の腰を引かせた。判定はボールとなったが、4万1048人が埋めたスタンドは大きくどよめいた。6球目のスライダーで左飛に討ち取った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000040-dal-spo
2ストライク、1ボールと追い込まれていたトロウィツキーは、驚いたような顔をして見送ったが、惜しくも内角高めに外れるボールだった。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi
◎4番打者も二直に仕留め!圧巻の3人斬り!!
4番 ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス)
2013年には2冠を達成しナ・リーグ屈指の打者へと成長した。
最後は4番ゴールドシュミットを151キロ速球で二直に斬ってお役ご免。14球で球宴初登板を終えた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000040-dal-spo
ベンチに戻るとア・リーグの選手たちにハイタッチで迎えられていた。
◎登板前はクールだったが、登板後は興奮のダル!!
「これだけのメンバーの中で3番目に投げさせてもらって光栄です」。三回、遊撃手ジーター(ヤンキース)、二塁手カノ(マリナーズ)ら錚々たるメンバーが守る中、3番手でマウンドに立ったダルビッシュは降板後、顔を紅潮させてこう語った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000542-san-base
◎バックに「すごい選手ばかりが守ってくれて」
カノ(マリナーズ)
トラウト(エンゼルス)
今回は今季限りの引退を表明している遊撃手のジーター(ヤンキース)が主役となったが、好守で盛り立ててくれた二塁手のカノ(マリナーズ)や左翼手トラウト(エンゼルス)の名前を挙げながら「すごい選手ばかりが守ってくれてすごくヘンな感じでしたけど、楽しかったです」と満足感を口にした。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000040-dal-spo
◎超スローカーブで見せ場もつくった!!
超スローカーブで見せ場をつくったことには「カーブは持ち味の1つなので、1球ぐらいは投げたいとキャッチャーにもマウンドで言ってました。ボールになりましたけど投げれてよかったです」と話した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000040-dal-spo
◎日本人がメジャーの球宴で投げる意義を語るダル
「(日本人投手たちの)先発の質が高まっている。長いイニングを投げて最少失点に抑えることが当たり前になり、(日本人を)見る目が変わってきている」。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000542-san-base
◎自分たちが新たな日本人メジャーの時代を…
「野茂さん(元ドジャースなど)のときとは時代が変わり、自分たちがまた新たに(時代を)作っていかなければならないと思っているし、作っているのが現状だ」と力を込めた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140716-00000542-san-base
野茂英雄
◎超遅球カーブは今球宴の見せ場になっていたかもしれない…
ナ・リーグ有数のスラッガーを見逃し三振に取っていたら、ダルビッシュの超遅球は今オールスターの見せ場の1つとなっていただろう
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi?page=1
出典元:YouTube
◎日本人エースの魅力を全米にアピールできた?
米国では“イーファス・ピッチ”と呼ばれる超遅球を決めていれば、その多彩さから“マジシャン”と形容される日本人エースの魅力を全米にアピールすることができていたはず。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi?page=2
◎三振を逃れて、安堵のトロウィツキー…
「あんな球が来るとは思わなかった。三振しないで良かったよ。そうしていたら何度もリプレイが流されていただろうからね」
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi?page=1
“あの球はボールだと思ったから、スイングしなかったということ?”とさらに突っ込むと、29歳のスター遊撃手は笑顔で「そう、そう、そうだよ」。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi?page=2
◎しかし、ダルビッシュの衝撃の一球は新たな野球用語を生んだ
投球直後、29万人以上のフォロワーを抱える米CBS局の名物記者ジョン・ヘイマン氏が「#Yuphus pitch」と検索用のハッシュタグ(#)を付けてツイッターに投稿。
米国では1940年代から超スローボールを「Eephus pitch(イーファス・ピッチ=大した意味のないボール)」と呼ぶが、その頭文字を名前の「有」に変えた造語。
瞬く間に全米の野球ファンに広がり「#Yuphus pitch」というツイートが繰り返された。
◎瞬く間に、2014年の“夢の球宴”は大成功で終えた…
ジーター、トラウト、上原、ダルビッシュ、トロウィツキー……。多くの選手の人生に新たなストーリーが加わり、2014年の“夢の球宴”は爽やかに終わった。
出典:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/mlb/2014/columndtl/201407160003-spnavi?page=2