◎1970年代の「週刊ジャンプ」を支えた『ど根性ガエル』
'70年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった吉沢やすみのコメディー漫画。
主人公のひろしと彼のシャツに張り付いた“平面ガエル”のピョン吉、彼らを取り巻く人々が織りなす日常を描く。
おっちょこちょいな中学生のひろしは、公園でカエルの上に転び、カエルをつぶしてしまう。しかしそのカエルはひろしのシャツに張り付いて不思議と日本語をしゃべり、人間以上に人間らしい感情を持つ“平面ガエル”として復活。
◎作者は20歳でデビューの吉沢やすみ先生!
描いたのは漫画家の吉沢やすみさん(65)。
吉沢やすみ
1950年1月8日生まれ
ピョン吉と同じ東京都練馬区石神井町に在住。
最初は読み切りの一作だったんです。でも、少年ジャンプの読者の人気投票でいきなり3位になって。1位が『男一匹ガキ大将』、2位が『ハレンチ学園』の時代です。で、3位だった『ど根性ガエル』はすぐに連載が決定しました
◎連載6週目で人気下降も、〈京子ちゃん〉で人気再燃!
ボクが大好きだった吉沢京子さんを頭に描いて〈京子ちゃん〉って新しいキャラクターを登場させたところ、人気がじわじわ再燃してきた。ホント、これがなかったら、『ど根性ガエル』は終わったかもしれない。今にして思うと、ゾッとしますね
◎いきなりのヒットで23歳で一戸建!!
『ど根性ガエル』のヒットにより23歳で一戸建の家を建てた
◎しかし、その後、税務署の査察が入る…
アニメ化されて5、6年は4000万~5000万円、稼ぎましたか。でも、その後、ずさんだった税理士のおかげで税務署の査察が入り、1000万円以上の追徴金を課せられたんです。
自宅だけを残して仕事場だったマンションを売り払い、貯金をはたいてどうにかまかないました。
◎「ど根性ガエル」以降ヒットに恵まれず…
その後は「ど根性ガエル」を超える作品に恵まれず、漫画から遠ざかり、デパートのガードマンや駅掃除をして糊口をしのいでいた時期もあった。
◎漫画家として生活するのが難しくなった
『ど根性ガエル』以降はヒット作に恵まれず低迷が続き、プレッシャーやスランプのあまり1978年の秋には一ヶ月間も失踪するまでに追い詰められ、漫画家として生活するのが難しくなった。
◎しかし1993年!『ひとつ屋根の下』江口洋介で再ブレイク!!
93年、フジテレビの人気ドラマ『ひとつ屋根の下』で江口洋介さんがピョン吉が描かれたTシャツを着てくれたおかげで『ど根性ガエル』が再注目
以後、パチンコ台やパチスロ台のキャラクターになったり、大鵬薬品の『ソルマック』のCMに起用されたり、ユニクロのTシャツになって世界中で売れたり。
◎今はほとんど漫画は描いてない麻雀三昧の吉沢やすみ先生!
今はほとんど漫画は描いてなくて、ど根性ガエルのキャラクター版権で食べてる感じですね。小学1年生の男の子の孫の世話をし、漫画家になって覚えた趣味の麻雀を週3、4日、地元石神井の雀荘で昼の12時から夜6時くらいまでやる。世間には“遊び人”とみられてるようです、ハハハ
◎そして、松山ケンイチで「ど根性ガエル」が初の実写化!
俳優の松山ケンイチ(30)が7月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「ど根性ガエル」(土曜・後9時)で主演することが3日、分かった。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150503-00000264-sph-ent
ピョン吉と出合い16年、30歳になったひろし(松山)は、これまではピョン吉と一緒に“ど根性”で人生を乗り切ってきたものの、現在はダメ男になっていた。
ど根性ガエルの実写化の主演が松山ケンイチと聞いて、ピョン吉の役だと思った人は俺だけじゃないハズ。。。
松山は「この作品で『根性』というものともう一度向き合いたい」と意欲を燃やしている。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150503-00000264-sph-ent
松山ケンイチ
民放の連ドラ主演は09年1月期の日テレ「銭ゲバ」以来6年ぶり。
松山は「ピョン吉はひろしにとって大事な相棒だけど、ずっと一緒だとそれが普通になっていく恐ろしさがあります。きっとひろしもその長い間のどこかに一緒にいられることの奇跡を置いてきてしまっている」と述懐する。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150503-00000264-sph-ent
Tシャツ上のピョン吉はVFX(特殊視覚効果)を駆使し、生き生きとした平面ガエルが登場する。松山はピョン吉のジャンプ力に振り回され、時には水中にダイブすることもあるといい、まさに「ど根性」の演技に注目が集まりそうだ。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150503-00000264-sph-ent
原作の人気キャラクターももちろん登場。29歳になったひろしの永遠のマドンナ・京子ちゃん、独立して「宝寿司」の店主になった梅さん、警察官になった五郎、パン工場の若社長になったガキ大将のゴリライモ、ひろしが通っていた中学校の先生・ヨシコ先生、町田先生、ひろしの母に加え、オリジナルキャラクターらが物語を盛り上げる。
◎京子ちゃんは前田敦子!あれから16年バツイチに!
前田敦子
主人公ひろしの“永遠のマドンナ”京子ちゃんを演じるのは前田敦子(23)。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
原作から16年後の世界が舞台で、京子は29歳のバツイチ。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
河野英裕プロデューサーは起用について「(ドラマ版の)京子には負の側面がある。明るく元気な女の子というより、どこか影を背負っている役が一番似合う女優が前田さんだった」と説明した。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
番長からパン工場の若社長になったゴリライモ役は、新井浩文(36)に決定。外見を似せるよりひろしの宿敵という本質を重視し「アッパラパーな“松山ひろし”に対峙(たいじ)しても、違う質感で芝居できる役者を選んだ」(河野氏)という。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
大きいアゴがトレードマークの梅さんは「宝寿司」の店主になっており、光石研(53)が演じる。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
「教師生活41年」が口癖の町田校長はでんでん(65)、ひろしの母ちゃんは薬師丸ひろ子(50)、語尾に「でやんす」をつける警察官の五郎は勝地涼(28)、梅さんのマドンナ、よし子先生は白羽ゆり(36)に決まった。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
ほかには原作には登場しない京子のおばあちゃん役で白石加代子(73)が出演する。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150528-00000005-spnannex-ent
◎吉沢先生はピョン吉に感謝する!
アニメも今も日本のどこかで放送されてますしね。ピョン吉のような孝行息子はちょっといないでしょう
わざわざ実写にする必要があるのかしらんけど、じゃあ梅さんはピエール瀧あたりで。まぁ吉沢やすみは喜んどるやろ。
リアルにど根性ガエルは読んでたが
この作品が 吉沢やすみを
廃人にしてしまった…らしい t.co/7Ip294emJf