◎USJの人気アトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が終了する
2001年の開業以来、人気を博してきたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区)のアトラクション「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が、5月31日(火)をもって運営を終了することになった。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド
「フューチャーテクノロジー研究所(通称:IFT)」にタイムトラベラー参加者として来たゲストが8人乗り新型デロリアンに乗ってタイムトラベルへと出かけるライド・アトラクション。
バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズをベースとし、ドク・ブラウン博士のフューチャー・テクノロジーで開発した、8人乗りの新型デロリアンに乗って、時空の旅に出かけるアトラクション。
悪漢ビフ・タネンを追って、未来へタイムスリップしたかと思えば、何億年も過去を遡って氷河の上を滑り落ちるなど、迫力の映像とライドの振動で、映画の中に入り込んだような臨場感が楽しめる。
◎世界で唯一のアトラクションだった…
同アトラクションは、かつてハリウッドとフロリダのユニバーサル・スタジオにもあったが、現在では世界で唯一ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのみに。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
出演者
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
公開当時全米で『フューチャー現象』と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした。
◎昨秋は、映画PART2の未来設定“2015年10月21日16時29分”の到来に大興奮!
昨秋は、映画PART2でデロリアンに乗ったドクとマーティが未来にやってきた“2015年10月21日16時29分”の到来に、世界中が歓迎ムードとなりました。
◎USJアトラクション終了に伴い「デロリアン」をヤフオクに!?
売却するのは、アトラクション前に置かれ、記念撮影スポットとなっていた実物大のデロリアン(レプリカ)のほか、アトラクション内にある研究所のサインプレート、アクリル映画ポスター3セット、デジタル時計、次元移動装置(レプリカ)。
デロリアン
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに登場する車型タイムマシンの通称である。
次元移動装置
◎収益はパーキンソン病の研究団体に寄付
収益は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主人公を演じた俳優マイケル・J・フォックス氏が、自身も患ったパーキンソン病の研究助成のため設立した団体に寄付される。
イケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団
映画の主人公を演じたマイケル・J・フォックスが自らの闘病経験から設立
◎パーキンソン病を患った主演マイケル・J・フォックス氏
マイケル・J・フォックス氏
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公マーティ・マクフライを演じ、同シリーズの大ヒットによりハリウッドスターの仲間入りを果たした。
30歳の若さでパーキンソン病を発症。1990年頃から発症の兆候が見られ、病を隠しながらも、自らプロデュースに参加し主演もつとめたテレビドラマシリーズ『スピン・シティ』などに出演を続ける
1998年に病気を公表、2000年には『スピン・シティ』を降板し俳優活動から退いた。
◎パーキンソン病とは?
ふるえ(振戦)、筋強剛(筋固縮)、動作緩慢、姿勢保持障害が主な運動症状です。ふるえは静止時の振戦で、椅子に座って手を膝に置いている時や歩いているときに、手に起こります。動かすとふるえは小さくなります。筋強剛は自分ではあまり感じませんが、他人が手や足、頭部を動かすと感じる抵抗を指しています。
@MomoKuri_3dZ おはようございます。アトラクションが無くなるのは寂しいですが、デロリアンやその他の備品の競売は、マイケル・J・フォックスのパーキンソン病研究施設へ寄付されるそうです。廃棄するのではないのがアメリカらしいですね(*‘ω‘ *)