◎「プロ野球くじ」導入を検討中、早ければ2019年から!?
プロ野球を対象とした「野球くじ」の導入に向けて、日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団が21日、本格的に検討を始めた。
NPB幹部と12球団の代表者が那覇市内で会議を開き、スポーツ振興くじ(toto)に野球を加えることを正式な議題として取り上げた。強硬に反対している球団はないとみられる。
今後は選手会や審判員との調整が必要だが、早ければ2019年から実施される可能性がある。
◎球界に残るトラウマ「黒い霧事件」問題
球界では1970年ごろの「黒い霧事件」と呼ばれる八百長騒動の反省もあり、野球くじに慎重な姿勢だった。
◎球界を震撼させた八百長騒動「黒い霧事件」とは?
10月8日に西鉄ライオンズが自軍の永易将之投手(当時27歳)を「野球賭博に関連し公式戦で八百長をしていた疑いがあるため任意引退にする」と発表したのがその発端。
午前11時過ぎから福岡市天神の球団事務所で会見した国広直俊球団社長によると「その年の永易は先発すると妙に打たれてKOされる。勝つという意欲が見られず、負けた後、派手な遊びをしていた」という。
永易を引退させることで「黒い噂」にフタをしようとした西鉄ライオンズだったが、昭和45年4月5日、警視庁捜査4課の事情聴取に対し、永易が「昨夏以来、数回やった八百長試合に私のほかに6人(投手3、捕手1、内野手2)の西鉄選手が関係している」「その口止め料として西鉄球団から550万円もらった」と供述したことで事態は一変した。
そして5月25日、プロ野球コミッショナー委員会は東京都文京区後楽の野球体育博物館で関与したとみられる3投手の球界からの「永久追放」(その後、1選手が復権)など6選手の処分を発表した。野球選手と暴力団との“黒い交際”はその後も次々と発覚。
それらを含めて球界では一連の騒動を「黒い霧事件」と呼ぶようになったのである。
@dragon9x いわゆる「黒い霧事件」のトラウマがあって
NPBには野球くじへの拒否反応が長くあったんですが
あれから50年近く経った今、あの時の
大変さを知る人も居なくなったことが
今回のゴーサインなんでしょうかね。
予想なら、小金持ちくらいになれる自信があるのにw
◎「野球くじ」は「非予想方式」を検討…八百長は不可能?
関係者によると、購入者が自分では勝敗を選べず、コンピューターが無作為に選ぶ「非予想方式」を想定している。サッカーのtoto「BIG」と同じ方式だが、野球の場合は投票後に対象試合が分からない方式が検討されているという。
どの試合かはtotoの結果が出るまで分からない、という形だ。対象試合数や雨天中止の扱いなど、詳細な方式は今後詰めていく。
プロ野球くじ、サッカーの場合とは違って完全非予想式(サッカーは両方ある)だったり、対象の試合が結果発表まで分からなかったりとやっぱり黒い霧事件や野球賭博の件があったからサッカーより慎重なのか
にしてもサッカーと違って野球は引き分けしにくいけど、引き分けの扱いどうなるんだろ
選択式にしたら黒い霧事件の再来になりかねないんだから、非選択方式しかない。
私は買わないだろうけど
◎「サッカーくじ」は順調のようです
日本スポーツ振興センターはサッカーくじ(愛称・toto)を運営しており、16年度の売り上げは過去最高の1117億9642万6000円を記録した。売上金のうち、50%は当せん者に払い戻し、運営経費を除き、地方自治体、スポーツ団体、国庫に等分し助成に充てる。