◎先日「ありえへん∞世界」に出演した野村宏伸
野村は「アノ芸能人の衝撃事件簿」と題したコーナーで特集され、田原俊彦との共演で大ブレークした「教師びんびん物語」時代を振り返った。
教師びんびん物語
徳川龍之介(田原俊彦)と榎本英樹(野村宏伸)のコンビが、作品ごとに役どころを変えながら活躍する作品で、2人にとって最大の当たり役とも言われている。
◎大ブレークした「教師びんびん物語」時代を振る野村宏伸
仕事も増え「年収は2億円ぐらい」という時期が5年も続き、高級外車も「コンビニでアイスを買う感覚」で次々買い替えていったという。
更には28歳で2億4000万円の豪邸を購入。お風呂だけで10畳もあり、電気代も「寒い時期は月10万円」もかかるような広さだった。
◎年収2億円時代から勘違いで迷走し続け仕事激減
そんな絶頂期にどんどん「勘違い」していってしまい、街でファンから声をかけられても「あ?だから何?」というような態度。
仕事でも、教師びんびん物語で野村が演じた榎本のような「なよなよした役」はすべて断った。「同じような役はもう嫌だ。男っぽい役がやりたかった」。
そんな時期に友人から次々と借金の申し込みが。金銭感覚も麻痺していたといい、総額で1億円近く貸し、今もそのお金は返ってきていない。
仕事をえり好みするなど迷走し続けた結果、40代から仕事は激減。家族に合わせる顔もなく、公園で時間をつぶす日々が続いた。ようやく入った仕事もギャラ1万円の学生映画。アルコールに溺れる役を演じることもあったという。
◎そんな時、田原俊彦と再会した野村宏伸
そんな時、教師びんびん物語の主役・田原俊彦との再会を撮らないかというテレビの依頼があり、24年ぶりに田原と再会。どん底の野村に田原は「大丈夫だ。お前は頑張れるよ」と励ましてくれたという。
◎田原俊彦も「教師びんびん物語」の後、干された経験が…
「ドラマ『教師びんびん物語』(フジテレビ)が27~28歳。『金八』(TBS)で生徒役だった僕が、徳川龍之介という先生役に出会って、また違う時代をつくることができた。そこまでの10年間、『ジ・アイドル』田原俊彦は、調子こいて、頑張って、バブルとともに遊びまくって、仕事しまくって、やりたい放題でね」
'93年10月に結婚。'94年2月、長女が誕生しても、マスコミの取材攻勢は収まることがなく、田原は会見を開く。
このとき、「隠密にやりたかったけど、僕くらいビッグになると、そうもいかない」の一部分だけが過剰に取り上げられ、“ビッグ発言”と猛バッシングされた。その会見から半年後、ジャニーズ事務所から独立。田原は、33歳だった。
◎昨年の秋、田原俊彦のコンサートに野村宏伸がサプライズ!
ライブが終盤を迎えると、今度は懐かしい顔がお目見えした。『抱きしめてTONIGHT』を歌い終えると、下手側から「せんぱ~~い!」と叫ぶ声が聞こえた。
『教師びんびん物語』(フジテレビ系)で田原演じる熱血教師・徳川龍之介の後輩役・榎本英樹を演じた野村宏伸が花束を持って、現れたのだ。
野村が「せんぱ~~い!」「せんぱ~~い!」と連呼しながら掛け寄っていくと、田原は上手側に逃げる。それでも、「せんぱ~~い!」と叫び続ける榎本に会場は爆笑。16年ぶりに『教師びんびん物語』の名シーンが再現されたのだ。
田原が花束を引き取ると、野村は「あと、エクレア」ともう1つのお土産を差し出し、会場は爆笑。野村は「榎本!」の一言を欲するように「せんぱ~~い!」「せんぱ~~い!」と言い続けたが、天邪鬼な田原は「おまえ、舞台やってるからって声張り過ぎなんだよ」と照れ隠し(?)を続けた。
◎野村宏伸「あの人がいなければ俺はいない」
「あの人がいなければ俺はいない」とまで言い切り、この再会から「来る役は断らない」と、初心に返って仕事に専念していると振り返っていた。
またこの2人のドラマが見たい!昨日夜中に教師びんびん物語のDVD見ながら、改めてそう思った。見たい人は多いはず。
そして、やっぱり田原俊彦は器が大きい凄い人。 t.co/imPsMsg3cI