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風光明媚でクジラ料理…

風光明媚でクジラ料理が美味しい、和歌山県太地町に行って来ましたー。

町住民が、シーシェパードなる如何わしい団体メンバーらに不当な嫌がらせを受け続けている現状を何とか出来ないかという思いが切欠で太地町に関心を持ったのですが、初の太地町旅行ではあるし、土地勘も伝手も無い訳だから、まー思う存分太地町で楽しんじゃえば?てな感じで、要するに太地町観光に行って来たのでしたー。

更新日:

NAVERまとめ 魚拓

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(2020年7月17日 魚拓取得)

2014年4月2日(水) 和歌山県太地町に初上陸!

「JR太地駅」
JR太地駅自体は無人駅だけれど、駅構内に「太地町観光案内所」があります。

朝っぱらから一日中電車に乗りっぱで、ようやく午後5時43分着の列車でJR太地駅に到着!
なんか雨も降ってるし、明日からの天気予報もあんまよくないし、せっかく待望の太地町にやって来たのに大丈夫かなー。心配だなー。
とにかく!予約している宿に辿り着くべく、こりから「太地町町営じゅんかんバス」を利用して、今日の最終目的地を目指すことにしたのでしたー。

「クジラのモニュメント」
「じゅんかんバス」に揺られていると、直ぐに、太地町のシンボル「クジラのモニュメント」が見えて来ます。
平成3年の夏に設置された、実物大のザトウクジラの親子。

でっけーなおい。

今日のお宿は「民宿 大磯」!

「民宿 大磯」
バスに揺られて5分ほど。運転手さんに行き先が「民宿 大磯」だって言ったら、このまん前で止まってくれましたー。

「民宿 大磯」さんのHPはまー放置状態らしいんで、詳しいことは問い合わせて下さいね。
とりあえず、一泊二食 7500円、団体20名以上 7000円からっつーことで、宣伝よろしくお願いしますってことでした。「くじら料理」の予約も出来ますからね、みなさん頼みましたよ。それと、全室無線LAN利用可!大学関係や水族館関連の団体が多くお見えになるそうです。

「民宿 大磯」の今夜の夕食
今夜の夕食メニューは「むつの刺身」に「ミンククジラの竜田揚げ」、それから凄んごい大きな「ぶりの照り焼き」ほか!
美味いから食いすぎちゃっただろ、くぬやろ。

「ミンククジラの竜田揚げ」はサービスしてくれたってことでした!やったー。
こちらの「クジラの竜田揚げ」の味付けは、これまでぼきが知ってるもんと大分違ってて凄げー美味しかったっす!やっぱり鮮度とか部位、調理方法で出来栄えが変わってくるんだって。つぎ泊まりに来た時には「鯨の刺身」サービスにつけたげるからね!って、約束してもらっちゃいましたー。わーい。勿論、料理はどれも美味しかったからね!

「木彫りのくじらテーブル」

「大磯」さんの入り口横においてある、この「木彫りのくじら」テーブル。
知り合いの大工さんが、浜に打ち上げられた流木を使って作ったものとのこと。つまり、この世に二つと同じものが存在しない一点もの!イイネ!
それと女将さんは生け花もやられるということ。色々お話を聞かせて頂いたけれど、まーほんと、なかなか波乱に満ちた人生を送ってらっしゃる方なのでしたー。
こりからも、頑張ってねー。

「鯨のヒゲ板」と女将
壁にかけられている「鯨のヒゲ板」と女将さん。

ヒゲクジラは餌を採る時、魚やプランクトンの群れを海水ごと口に入れ、大きな舌を使いヒゲ板の隙間から海水を押し出し餌だけをこし取ります。「ヒゲ板」はハクジラの歯に相当する部分。この大きさで、しかも「毛」が、これ程大量についたままという状態のものは非常に珍しいらしく、某機関などから、マジすかっ!って思わず言っちゃったぐらいの高額で譲ってくれとのお話があったとのこと。それでも女将さんは、売ることはしなかったんだって。
女将さんに、「ヒゲ板だけ写しても大きさが分かんないから、そこ立って欲しいなー」つって、一緒に写真におさまってもらいますた。

「民宿 大磯」内部

「部屋の名札」
各部屋の名称は「ヒゲ板」に書かれている。

女将さんとは、長い時間、いろいろなお話をしました。
太地町に入り込み、住民に嫌がらせを繰り返すシーシェパードらについての話は勿論のこと、これからの太地町のこととか、太地町をよくするためにはどうしたらいいだろうかだとか、そして、漁に出た旦那さんから女将さんに届けられた電報ののろけ話なんかも聞かされる羽目になってしまいました。とほほ。

そんなこんなで今日一日はお終い。
明日の天気を心配しつつ、ぐっすり眠りについたのでしたー。

2014年4月3日(木) いよいよ「太地町」の観光開始!

部屋の窓から見える太地町の風景

朝方は雨も降っていて「こりゃ不味いなどーも」ってなこと思ってたんすけど、どーやら雨も上がったよう。朝食は女将さんにオニギリを作って貰い、自転車を借りて、いざ出発!

進路はこっち!南の方角へ!

「町営じゅんかんバス」の案内板
案内板には「くじらバス」の絵が!写真中央が「民宿 大磯」。

「民宿 大磯」から道なりに南に自転車を走らせていくと、間もなく「太地町役場」へと辿り着きます。そこからも道なりに、太地湾をぐるりと巡るように進んで行ったのでしたー。

「太地町役場」
「太地町消防団」が併設。「民宿 大磯」から300メートル程のところにあります。この建物の裏手は海。ここら辺から海辺が広がっています。

「太地漁港」
左奥の建物は太地町役場。

「太地町漁業協同組合」
「太地町役場」から400メートル程の距離。

太地町指定文化財「飛鳥神社」
太地町漁業協同組合の向かい側に位置しています。

「飛鳥神社」境内の桜

「太地漁港」のカモメ
食事のおこぼれにありつこうと、漁具の掃除をしている漁師さんの周りに集まって来るカモメ。漁師さんは「こいつら!」とか言いながら、餌になりそうなものをカモメたちに向かって投げてやっていました(笑)

カモメたちは、漁具の掃除をする漁師さんの周りに集まり、そこで出る餌になりそうなものを狙っている。何か見つけると、一斉にブツに向かって飛び掛っていく。

「太地漁港」

「蛭子神社」の「鯨骨鳥居」
マッコウクジラの顎の骨で出来た鳥居。
太地町漁業協同組合の斜め向かい側に位置している。
この「鯨骨鳥居」は江戸時代の状況を想像し昭和60年に再現、その後腐食した為、平成8年に太地漁商組合が再建したものです。

「蛭子神社」の階段上から「太地漁港」方向を望む。

ここから太地湾沿いに東に向かいます。
自転車ではかなりきつい坂道。
その途中に、「漂流人記念碑」があります。

坂の上から見下ろす「太地漁港」
中央に見えるのが「太地町漁業協同組合」社屋。

「漂流人記念碑」
明治11年、荒天の中を漁に出かけ百余名が遭難した「大背美流れ」の惨事を今に伝える。

「漂流人記念碑」から1キロ行ったところに「金刀比羅神社」があります。
ここは太地中学校のすぐ裏手。
なんだかここら周辺は、ちょっち南国っぽい雰囲気でーす。

「金刀比羅神社」

「金刀比羅神社」をすぎると直ぐのところに、「燈明崎」突端へ向かう歩道入り口が見えてきます。
自転車はここに置いといてっと。

「吉備真備漂着碑」
燈明崎への途中にあります。 
遣唐使だった吉備真備が唐からの帰途遭難し、牟漏崎(燈明崎)に漂着したと「続日本紀」に記されている。

太地町指定文化財「古式捕鯨支度部屋跡」
網取法が始まった延宝3年、燈明崎山見台よりおよそ20m手前に設置されたと推定される。

「燈明崎山見台番所」
平成4年に古式捕鯨絵図を参考にして御崎神社の前に復元した。
山見台は、当時回遊する鯨の発見とその動きに注意、相互間の連絡と海上の勢子船、網船などに指令を与えていた。山見台は、太地町に5ヶ所立てられていた。

「御崎神社」

「太地五郎作の碑」
「我に問い われに答えて 牟漏崎の 伊佐那を捕りし 昔をぞ偲ふ 鯨浦」と記されている。隣には、これを歌詞とする「三熊野のうた」(ダークダックス・歌)の碑が。太地五郎作は、太地鯨方宗家である和田氏一門の人物。元勝浦町長で、和歌山信用金庫理事長を務めた。

「三熊野のうた」の碑

「燈明崎山見台番所」と「太地五郎作の碑」
「山見台」案内板の隣には、「和歌山県朝日夕陽百選」の碑が設置されています。

「和歌山県朝日夕陽百選」の碑

「燈明崎山見台」
左には「古式捕鯨狼煙場跡」と記されている。右奥に「燈明台」があります。

「燈明台」
燈明崎の燈明台は、寛永13年に日本で初めて建造された、毎晩常に明かりを灯した灯台。

「燈明崎山見台」上から眺める風景

「燈明崎」からみえる岩山

ここから燈明崎下へと降りる道が続いていたんすけど、その途中からロープをつたってかなきゃ降りられなくなっていったんで断念して、自転車を置いた場所に戻り、そこでおにぎり食べることに。
そこからは、燈明崎と梶取崎を結ぶ遊歩道「カンドリーロード」を通って行きました。

「カンドリーロード」にある「クジラらの説明プレート」
「カンドリーロード」には幾箇所にも、クジラやイルカの種類を説明したプレートが設置されています。また、休憩所も所々に設けられていて、休憩を挟みながら散策出来るように整備されています。

目的地までの距離を記した案内板

「附近案内板」

和歌山県太地町の遊歩…

和歌山県太地町の遊歩道「カンドリーロード」

出典元:YouTube

2014年4月3日撮影。和歌山県太地町の「燈明崎」から「梶取崎」を結ぶ遊歩道「カンドリーロード」。その途中には、素敵な風景を展望出来るスポットや休憩場所が数箇所設置されています。映像は、その「カンドリーロード」を自転車で疾走している様子。途中から、「梶取崎」の灯台が見えて来ます。

やがて「カンドリーロード」は、芝生が広がる「梶取崎園地」へと辿り着きます。
熊野灘を航行する船舶がこの岬を目標にして進路をたて梶を取ることからついたといわれている「梶取崎」には、明治32年に設置された灯台が立っています。

「梶取崎灯台」

燈明崎にあった燈明台が明治5年に廃止され、梶取崎付近の海上交通は極めて不便になっていた。明治32年11月に梶取埼灯台が竣工、初点灯。

「梶取崎灯台」の「風見鯨」
「風見鶏」ならぬ「風見鯨」。

梶取崎岬突端部分から「梶取崎灯台」を望む。

「古式捕鯨梶取崎狼煙場跡」
岬の突端部分にあります。

「梶取崎灯台」

「和歌山県朝日夕陽百選」の碑

太地町指定文化財「夫婦いぶき」
樹齢推定350年。江戸時代初期、遠見番所の番士により植えられたとされる。

「くじら供養碑」
毎年4月29日に、嘗ての捕鯨漁師らが主催する「くじら供養祭」が行われる。

「梶取崎園地」のはずれ、国道240号線に向かう途中に「諏訪神社」が、ほんとぽつんと位置していました。

「諏訪神社」

しばらく国道240号線を進んでいくと「落合博満野球記念館」の看板が。
「カンドリーロード」途中の脇道から入ると直ぐのところにある同館なんだけど、今回は迷うことなくスルーで。
あっ!ただ見てる時間が無かっただけなんだからね!ほんとなんだからね!

「落合博満野球記念館」案内板

この道が、やがて太地漁港を見下ろしていた坂道へと繋がり、辿って来た道順をそのまま戻って行きました。「太地町漁業協同組合」、「飛鳥神社」、「太地町役場」横を通り、「民宿 大磯」前も通り過ぎて行くと、前方に「鯨浜隧道」が見えて来ます。
ここで「民宿 大磯」に借りていた自転車を返却、次回訪れた時にサービスしてくれるって言ってた「鯨の刺身」の約束の念を押すことを忘れないで、ここからは徒歩で太地観光を続けまーす。

「鯨浜隧道」
1971年完成。ここを抜けると畠尻湾が広がる。

「畠尻湾」
「鯨浜隧道」を越えて直ぐ。

「太地町臨時交番」
イルカ追込み漁のシーズンには警官が24時間常駐しているが、今は門も閉められ誰もいない。

右側中央にあるのが「太地町臨時交番」。左側直ぐが「畠尻湾」。

「畠尻湾」から「くじらの博物館」までは300メートルほどの距離。
今は妨害者らの姿もなく、ほんと静かな場所です。

「太地町立 くじらの博物館」
日本では唯一の鯨類全般に限った博物館です。鯨類の生態から捕鯨に関する歴史の展示などがあります。

ここ「くじらの博物館」では昨日、飼育中に死んだ鯨類などの冥福を祈り、現在飼育している動物の長生きを祈念する供養祭が、同館内の慰霊碑前で営まれたということでした。

「くじらの博物館」大ホールの実物全身骨格標本

和歌山県太地町立「く…

和歌山県太地町立「くじらの博物館」の「鯨の骨格標本」

出典元:YouTube

和歌山県太地町立「くじらの博物館」1F大ホールに展示されている、本物の鯨類全身骨格標本。

「シロナガスクジラ全身骨格標本(複製)」

「イルカショー」
すんごく跳ねたり飛び上がったりで、ほとんどタイミングがずらされちって、いい写真が少ないの。スマソ。

「セミクジラの実物大模型」
1968年オホーツク海で捕獲されたクジラから型取りした。

様々な標本展示などのほかに、企画展も開催。くじらのそれぞれの部位のホルマリン漬けは興味深かったっす。こんなん他で目にした事なんてないし。くじらは哺乳類なんで、やっぱあんなところや、こんなところの標本も展示してあって写真は撮って来たんすけど、まーここで紹介しなくてもいいか。是非見てみたいって方がいたら「くじらの博物館」にGOだ!

「クジラショー」
3頭のクジラが出演。

クジラも、こんな凄っごくジャンプするんすね。
びっくし。

ショー終了後、3頭のクジラが客席直ぐまで近付いて来てくれ、そこでトレーナーによる個々のクジラの特徴の説明などをしてくれました。

クジラたちが「バイバイ」してくれているところ。
ショーも終わったことだし、んじゃあ、この博物館内にある水族館を見学しに行くことにしよーと。

海洋水族館「太地マリナリュウム」

180度見渡せる「トンネル水槽」

和歌山県太地町立「く…

和歌山県太地町立「くじらの博物館」内の施設、「海洋水族館」のミズクラゲ

出典元:YouTube

和歌山県太地町立「くじらの博物館」内の施設、「海洋水族館(マリナリュウム)」のミズクラゲ

「白イルカ(アルビノイルカ)」
太地町で1月17日に捕獲された。

「太地マリナリュウム」前から「くじらの博物館」を望む。

「ふれあい桟橋」上から、海洋水族館「太地マリナリュウム」を望む。「ふれあい桟橋」開放時には、イルカやクジラが回遊している場所のすぐ近くにまで行く事が出来ます。

「くじらの博物館」を含むこの周囲一体が「くじら浜公園」。非常に見晴らしがよいところで、博物館を出て200メートル程前方には「第一京丸」が見えます。周辺には土産物や食堂があり、ゴーカート場もありました。だけどこのゴーカート場、いつも営業してるわけではないんだって。

「くじら浜公園」にある「青銅製モニュメント」
漁師がおよそ4メートルのもりを持っている姿。1998年に「捕鯨の町のシンボルに」と県の助成を受けて町が設置。

「くじら浜公園」にある「第一京丸」
南氷洋捕鯨で活躍した捕鯨船で、2012年に陸揚げされた。

ここらで昼食にしようかと辺りを見回すと、何やらシャレオツな佇まいのたてものが。
ナウでヤングなぼきには、丁度いいんじゃん。
つーことで、ここで食事にしちゃうことに決めたのでしたー。

「ポートインくじら浜」と「第一京丸」
「第一京丸」のほんと目の前に、「ポートインくじら浜」はあります。

「ポートインくじら浜」

「ポートインくじら浜」の「くじら丼」
やっぱ、食うなら鯨料理っしょ!つーことでこいつに決定!
「太地の追い込み漁で捕れたゴンドウ鯨を甘辛く煮込んで牛丼風にしました」とのこと。
たまごの黄身と絡めて食べるっす!うまー!

ここから海岸線を辿って太地駅へと向かいます。周辺にはいくつものお土産物店や食堂、宿泊施設もありました。「くじらのモニュメント」横を通って、駅までの距離は1.5キロ程。干潟で何かを取っていた親子連れの姿も見られました。
国道42号線の「熊野街道」に入ると周りは山に囲まれるので周囲の景色は一変します。
すると直ぐに「地蔵禅院」が見えて来ました。

「地蔵禅院」
こちらに関しての記述って、全然見当たらないんすよ。

「地蔵禅院」の桜

さて「太地駅」に到着。
ここから太地町の旅の最後の目的地、「那智黒総本舗」へと向かいまーす。「那智黒総本舗」は太地駅の後方直ぐのところ。駅前からもその看板が見えるっす。
こちらでは「工場見学」も行っているんすけど、そりには要予約。ぼきも事前に予約しておいてはいたんすけど、工場見学の時間はとっくに過ぎてしまっていたのでした。まーそうなるなって分かってはいたんで「時間に間に合ったらお願いね」って伝えてはおいたんすよね。残念だけどしゃあないっす。

「JR太地駅」
後方に見える黄色い看板が「那智黒総本舗」。

「株式会社 那智黒総本舗」
駅から歩いて2~3分ってとこ。

「工場見学」はマジ諦めていたんすけど、こちらの方が電話したぼきのことを覚えていてくれて、なんと!特別に「工場見学」OKってことになったのでしたー。やったー。「那智黒」製作工程の説明をしていただきながら、出来立てで温ったかい「那智黒」の試食も!なんか温っかい飴ってのは新鮮で、それはそれで美味しいんだなーって思ったのでしたー。「那智黒総本舗」のみなさん、ありがとーございましたー。

「株式会社 那智黒総本舗」ショールーム

「那智黒」と「かりん党」
お土産用パッケージの「那智黒」と「黒糖かりんと」をゲッツ!「那智黒」は原料に、砂糖と水飴、黒砂糖しか使用していません。ここ大事。
あと、飴玉一つ一つに「なちぐろ」って刻印が押してあるんすよ。これマメな。

「太地駅」ホームからの「那智黒総本舗」

これで今回の太地町の旅は終わり。凄んごく楽しかったんすけど、急遽決めた予定で、たった一泊しか出来なかったっつーのが心残りっすね。まだまだ訪れることが出来なかったところが一杯あるし(落合博満記念館とか)、今度は是非また、もっとゆっくりとこの太地町に来たいって思っていまーす。(サービスの「鯨の刺身」もご馳走して貰わないといけないし)

太地町を訪れる前に、シーシェパードらの住民への謂れのない嫌がらせを止めさせることをどうにか出来ないものだろうかと、いろいろなところにお話を聞かせて貰っていました。太地町役場をはじめ、和歌山県庁や県観光課などの県内行政機関、それに議会や県選出議員事務所などにも。また、こうした太地町が抱える問題を正しく伝えることで、あるいは協力して頂けることになるのではないかと太地町と姉妹都市である長野県・白馬村役場にも連絡しましたし、違法行為をくり返すシーシェパードらに対する規制強化のお願いも兼ねて和歌山県警や入管管理局などにもお話を伺っていました。
しかしどなたのお話を聞いてみても、やはり太地町の現状を大きく変えることは難しいものと思わざるを得ませんでした。
今回の旅行中に、太地町の方々にも直接この問題に関してお話を伺ったのですが、シーシェパードら太地町に入り込んで来る輩の排除を当然望んではいるものの、町の決定ではない行動を独自に行うということは考えられないという意見が、太地町住民の多数であるように受け止められます。そこには、そうすることで奴らの妨害の矛先が新たに自分らに向けられるようになってしまうのでないかという不安や恐れがあるからというもの。それは、現在の太地町役場の考えと同様のもので、役場の方も、何か対処を行うことで被害が拡大するのではないかという心配から、あまり行動に移すことが出来ないと仰っていました。
長年の間不当に苦しめられている皆さんが、互いに疑心暗鬼の思いを抱いてしまっているのではないかというものが今回伺ったお話の中にもあり、これから太地町を支援して行こうと考える方々は、こうした「太地町住民の気持ち」をも考慮した活動をして頂くようでなければならないのではと感じました。

じゃあ、太地町のために、何も出来ねーんじゃん!どーすりゃいいんだよ!くぬやろ!

ってー思っちゃったあなた!
ならば是非、この風光明媚で鯨料理の美味しい「太地町」に訪れて下さい!ってーぼきは声を大にして言いたいんすよ。
あのシーシェパードのボケナスどもは、太地町を我がもの顔で歩き回ることで、太地町を貶め、観光客を寄せ付けないよーにして、そんでなんか勝った!的なことも考えてると思うんすよね絶対。なんでここで逆に太地町に訪れる観光客が増えちゃって、イルカ料理も人気になっちゃったりしたら、シーシェパードざまーって、こっちが勝った!って思えるってもんなんすよ。
まーマジ、景色の素ん晴らしいとこだし、料理は美味しーし、一度は行ってみなくちゃってとこっすよね。

え?君まだ「太地町」行ったことないの?
みたいな。

なんでみなさん、「太地町」をよろしくお願いしましたよ。

さらば太地町!また来るぜ!

「太地駅」ホーム

おしまい。

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