NAVERまとめ 魚拓
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(2020年7月17日 魚拓取得)
https://matome.naver.jp:443/odai/2142046741832562701 - 2020年7月17日 15:43 - ウェブ魚拓
長野県栄村を震度6強の地震が襲ったのは、2011年3月12日3時59分頃。震災当時の様子は、栄村のHPから見ることが出来るっす。でも、じゃあ現在の栄村の状況はどうなの?って疑問に思っても、実はそれを詳しく紹介してくれてはいないんすよ。マスコミによる栄村に関する報道も、まさに有りや無しやっつー状態。他に栄村発信の情報源としては、NPO法人の栄村ネットワークさんの「栄村復興への歩み」っつーブログがあるくらい。こちらは、ピンポイントで栄村の方々の生活を紹介しています。その中には当然、生活に密接した問題としても、震災に関する記述が多く紹介されているんすよ。今回の栄村訪問では、こちらのブログを大いに参考にさせて貰ったのでしたー。
毎度の旅行同様にあちこち見て回ってやろうっつー熱い意気込みは決して衰えることは無いながら、今回訪れた、豪雪地帯である栄村の前ではそんな一個人の想いなど無力なものでしかないのだと思い知らされずにはいられないのでした。
何しろこの季節、到達不可能地点がてんこ盛り。つーか、今そんなとこ目指してこーとかいう奴居ないってさ。遭難するぞって言われたし。
辺り一面白一色。大好物の神社仏閣もほとんど雪に埋もれてて、屋根辺りがチラッと見えてるくらい。何で、それらの名称等確認出来なかったものがほとんど。帰宅後調べてみてはいるんすけど、わっかんないままのもんばっかなんすよ。
最初に言い訳しておきますからね。みなさんも、それじゃあ仕方ないよね、ってな感じで受け入れておいて下さいよね。頼みましたよ。
雪国、なめたらあかん(天童よしみ風)
つーか、栄村にはスキー場もありますからね。冬ならやっぱふつーこっちなんじゃね。
おはようございます*ヾ(✿❛◡❛ฺฺ)ノ
昨晩の降雪で、雪はバッチリです✨
気持ちい〜だろうなぁ〜(≧∇≦)
皆さん‼️楽しんじゃって下さいね😆💕 http://t.co/jfdniKIx0K
2015年1月4日(日) 長野県栄村にキター!
長野県栄村には、新潟県南魚沼郡湯沢町にあるJR越後湯沢駅から南越後観光バスに揺られて約1時間ほどで到着。辺りは一面雪景色。ここに至るまでの道路はほぼ、車両通行部だけを除雪して作った雪の壁に覆われていました。
2015年1月4日 長野県栄村、JR森宮野原駅前に到着!
出典元:YouTube
「道の駅・信越さかえ」前付近から、JR森宮野原駅前までの映像
「JR森宮野原駅」駅舎
駅舎に交流館「ふきのとう」が併設
「日本最高積雪地点」標柱と「森宮野原駅」駅舎
「日本最高積雪地点」を示す標柱
昭和20年に記録した7m85cmを実際の高さで表しています
駅舎入口に設置された「震災モニュメント」と「震災後の様子」の写真
「震災後の様子」の写真
「震災モニュメント」
東京芸術大学大学院在籍の相子恭平氏により、2014年6月に作成。プレートには、「2011年3月12日 3時59分に発生した長野県北部地震により栄村は局地的に想像を絶する被害を受けた。生活に最も必要な住居が次々と解体された。この悲惨な事実を後世に伝えることが我々の使命であると考え、取り壊された建物の梁を媒体としたモニュメントを作成し据え置く事とした。 河川、道路、農耕地、橋、鉄道等、甚大な損害を受け、更にこの震災に関連して3名もの尊い命が犠牲になった事は決して忘れてはならない。」と記されている
駅舎入口の「苗場山麓ジオパーク」認定を祝う書き込み
栄村は2014年12月22日に苗場山麓ジオパークに認定。地震で土砂崩落した中条川をジオサイトの一つとしている。同様の手書きカレンダーが栄村役場にもありました
「JR森宮野原駅」改札口
「JR森宮野原駅」改札外側
「また乗ってくんねかえ」の文字が
「森宮野原駅」ホーム
交流館「ふきのとう」
観光案内や地場食品の販売、喫茶コーナーがあります
栄村産紫米入り「陣屋のあま酒」
「ふきのとう」にてゲッツ!
ここからバスで通って来た道のりを300mほどさかのぼって「道の駅・信越さかえ」を目指します。周辺の積雪量は膨大ですが、車両や人が通る箇所の除雪は完璧に為されていて生活圏の交通に不自由はありません。けれど、この時期のみなさんの生活にとってあまり重要でない箇所を整備する余裕があるわけはないとのこと。それも当然のことでしょう。ひどく雪が降り積もった危険でさえある場所にわざわざ入り込んでいこうとする物好きな輩なんて、そうそう居るもんではないでしょうからね。
「道の駅・信越さかえ」
栄村物産館「またたび」内の食堂には、2013年4月25日に訪れた、せんだみつお親子のサインと記念写真が飾られています。これマメな。
「道の駅・信越さかえ」
物産館「またたび」の「山菜そば」
麺が太くて美味!山菜も美味しかったなー
こちらの食堂の方に周辺の様子をいろいろと伺い、ここから2キロくらいのところにある「市河氏志久見館跡」に向かうことに。交流館「ふきのとう」で頂いた地図によると、「信越国境付近のこと地を治めていた豪族市河氏の城館跡。架空の人物とされてきた山本勘助が実在したとわかったのは市河家に伝わる文書に彼に名前があったことから」と書かれています。
こん時、物産館「またたび」では、荷物を増やしたくなかったんで「山菜そば」を食べただけだったんすけど、帰りにもまたここに寄ったんすよ。んで、そん時食べたもんとかも、ここで一挙に紹介しときまーす。
栄村「福幸そば」と「福幸そば」カップ麺
「栄村トマトジュース」
栄村の郷土食「あんぼ」
皮生地に米粉を使用したおまんじゅうのようなもの。主に長野県北部地方及び新潟県中越地方で作られる伝統食。「おやき」に似ているが「皮の原料」が異なる。「あんぼ」は米粉で作られ「おやき」は小麦粉を使っている。これは「あんぼ」が作られた地域は稲作が盛んなところであり、「おやき」が作られた地域はソバや小麦が栽培されていたためだと言われている
具は野沢菜とあんこ
こーゆーの、ほんと好きだわー
「道の駅・信越さかえ」側に建てられている看板
「長野県北部地震ではあたたかいご支援をいただきありがとうございます」と書かれています
道の駅を背にして歩き、信濃川にかかる橋を渡り、右方向へ。
信濃川
国道117号線沿いに流れる千曲川は、長野県側での信濃川の呼称。信濃川と呼ぶのは、新潟県域だけとのこと。この地点で、これから向かう方向から流れて来る志久見川と合流している
上の写真、左中央の家屋では屋根の雪下ろし作業が行われています。この季節の、この地域での日常風景。スコップ等で大きな塊を切り出し、階下へ落としていきます。
「長野県栄村」標札
志久見川
「道の駅・信越さかえ」を裏側方向から望む
雪の重みで枝の折れた松
しばらく歩いて行くと、「市河氏志久見館跡」が位置する地区「志久見」と書かれた表札が。
「志久見」地区と「雪坪」地区の境にあるお堂
このお堂を境に右側が「志久見」地区
辿って来たこれまでが「雪坪」地区
辺りには「市河氏志久見館跡」を記す表札等は皆無。
どーしたもんかなって想いながら歩いてっと、前方右側にお寺を発見。
こりゃとーぜん、行くしかないっしょ。
辺り一帯深い雪に埋もれていて名称を確かめることが出来ないまま境内へ
すると、お寺の方々が除雪作業を行っているところ。
そこで「市河氏志久見館跡」の場所を尋ねると、「こちら側になります」と寺社脇を通り、雪に埋もれた方角を指さします。
そして「行くのは無理」と。
そりゃそーっすよね、一目見ただけでわかるっす。
除雪作業の手を止めさせちって、ほんと申し訳なかったっす。
ちょっち、境内見学させて貰ってから帰りまーす。
「林秀庵」
下水内郡栄村堺9318
「林秀庵」の鐘
除雪された道を戻り、鳥居に通じているだろう箇所を辿って行こうとしてみたんすけれど・・・
「林秀庵」鳥居
鳥居に通じる道側は除雪は行われてはいなく、近づくのは困難。ここまで近づくのだってそーとー無理してたんすから
鳥居に至る道の途中から望む「林秀庵」
「市河氏志久見館跡」が位置する方角
辿って来た国道507号線に戻り、「市河氏志久見館跡」がある方角を望む。お寺の方が指差したのは、中央に集まっている木々の後ろの方
この先、「志久見」地区を抜けさらに行くと、栄村の花である「カタクリ」の群生地のある「カタクリ街道」や、ジオパークのひとつでもある「露頭」という地層岩石が露出している場所もあるんすけど、徒歩での距離的にも時期的にも完全無理。もうここで来た道を戻ることにしましたー。源義経がここを通った際に山上の地がすばらしい景色だと石柱を建て北野神を祀ったと伝えられてる「北野天満宮」なんかもあるんすけど、いろいろ見て回んのはもっと暖かくなってからってーことなのでしたー。無理すっと、マジ遭難すっかんね。
「道の駅・信越さかえ」に寄ってから、バスでは駅前に至るため右折した国道117号線をそのまま直進。しばらくすると「栄村役場」の裏手側に出ます。雪塊の脇を進んで行くと、建物の壁に掲げられた横断幕が見えて来ました。
「栄村役場」裏手側
栄村役場に掲げられている横断幕
「長野県北部地震の復興支援に感謝いたします」と書かれています
「栄村役場」正面側
「栄村役場」入口
「栄村役場」入口に掲げられている「震災支援への感謝」
「長野県北部地震に対して 全国の皆さんからたくさんのご支援をいただき ありがとうございます」との文字
2015年1月4日 長野県「栄村役場」から、「栄村高齢者総合福祉センター」へ
出典元:YouTube
なんかもう雪が凄っげー降って来やがったし!
つーことで、ここで一旦、駅前にある今日の宿「吉楽旅館」さんへ!
「吉楽旅館」
「吉楽旅館」入口にある写真
震災後に栄村にいらした両陛下のお写真。その際、両陛下は、吉楽旅館さんが用意したお弁当を召し上がったそうです
こちらに事前に問合せた際、栄村には復興に関してのお話を伺うために行くのだと話していたので、すぐにいろいろとそれらに関する情報を教えていただきました。さて、こちらに荷物を預けてっと、取りあえず横倉駅方面に向かって出発!横倉駅までは3キロくらいかなー。
「健森田神社」
長野県下水内郡栄村北信北4158
案の定、雪の為近づけず
道路標識
「トマトの国/さかえ倶楽部スキー場」方面と「青倉」方面の道しるべ。後ろ側には、簡単な周辺施設地図が
崖崩れのあった箇所を橋の上から望む
今なお震災による崖崩れの跡が残っているとのこと
「青倉」集落
小動物の足跡
栄村で見かけた小動物の足跡 鹿やウサギやタヌキなどが出て来るそうです
「横倉」集落
道で出会った方に横倉駅の場所を教えて貰い、震災に関するお話も聞かせて頂きました。常慶院も直ぐに見えて来るとのことだったので、そっちのほーに向かうことに
「横倉駅」駅舎
この日の列車はほぼ運休。周辺路線では計画除雪が行われていました
「横倉駅」周辺路線内を作業中の「除雪車」
除雪車後方に見えるのは「横倉駅」駅舎
千曲川
千曲川にかかる橋を渡った頃から、更に強く雪が降って来ました。
「常慶院」前にある門
「常慶院」山門
「常慶院」
ここもやっぱ近づけねー
「常慶院」の鐘
「常慶院」境内は高く降り積もった雪の為に立ち入ることが不可能。細く、そして短い僅かな距離のみが除雪されており、建屋入口と鐘までの行き来のみを可能にしていました。
「常慶院」山門
「常慶院」山門と「箕作」集落
「箕作」集落家屋のつらら
強く降り続く雪の中で、これ以上目的のないまま周辺を歩き回ることを断念。
ここまでの道のりを引き返して、宿に戻ることに。
途中で降雪はやみはしたんすけど、やっぱ何事も無理はいけないっす。ご利用は計画的に。
栄村の除雪作業車
中央奥が森宮野原駅
「森宮野原駅」ホーム周辺
手前、横倉駅方面は完全に雪に閉ざされてしまっている。右の建物は、交流館「ふきのとう」。その左側に重なって立っているのが「日本最高積雪地点」標柱
「吉楽旅館」ではゆっくりと夕食をとりながら、その間ずっと宿の方と震災に関する話をしていました。「吉楽旅館」さんは震災後に、期間限定ながら栄村のおいしいものを提供する居酒屋を東京・神田にオープンするなど栄村の復興に尽力して来た方。そうした栄村のことを強く憂う方の口から発せられる言葉には、時にはっとさせられることも少なくありませんでした。
栄村が真の復興を遂げるには、まだまだ長い道のりなのだと思わざるを得ません。
2015年1月5日(月) 本日、飯山線運行はありまあす!
栄村の朝
「吉楽旅館」内から見える風景。午前6時半頃
天気予報によると、どーやら本日の天気は良好のよう。
まず早朝に森宮野原駅に行き、本日の運行状況を尋ねると、昨日から行われていた計画除雪によりほぼ時刻表通りとのこと。
宿に戻り、これからの予定を思案しながらの朝食。とーぜんおかわりも。
宿の方のアイディアも取り入れながら、予定決定したのでしたー。
「吉楽旅館」さん、貴重なお話ありがとーございましたー。
やっぱ、次来る時は暖かい季節の時っすね。そん時には、栄村の新鮮でおいしい幸をたっぷりごちそうしてくださーい。
早速、「横倉駅」へ向かう次の列車発車時刻までに、展示されているという震災関連パネルを見るために栄村役場に向かいました。しかし、現在は展示されてはおらず、パネルは片付けられてしまってるのだと。これから役場外の施設に展示スペースを設ける予定ではあるとのお話ではあったのですが、それでは、役場からの被災状況の発信を現状ではほぼ行っていないということになってしまいかねません。
ぼき自身が感じている、地方から栄村の情報を探し出すことの困難な状況を伝え、今後は是非、より多く役場からの状況発信をしていただきたいなどのお話を、担当の方として来たのでした。
栄村役場で頂いてきた「長野県北部地震 栄村震災記録集 絆」
内容は栄村役場HPでも紹介されています
本日の飯山線はほぼ時刻表通りの運行。しかし急に天気が荒れたり、崖崩れが起こったりしたらその限りではないんだって。でも今日は大丈夫でしょ。これから飯山線を利用して、隣駅の横倉駅に向かいまーす。
「森宮野原駅」駅舎
「森宮野原駅」から「足滝駅」方面を望む
「森宮野原駅」ホームと除雪車
2015年1月5日 長野県栄村、JR飯山線「森宮野原駅」に列車到着!
出典元:YouTube
2015年1月5日 長野県栄村、JR飯山線「森宮野原」「横倉」間の風景
出典元:YouTube
2015年1月5日 長野県栄村、JR飯山線「横倉駅」で「平滝駅」方面に出発する列車をお見送り
出典元:YouTube
「横倉駅」ホーム
「横倉駅」駅舎
ここからはまた、まず昨日も訪れた「常慶院」に向かうことに。こちらはどーやら、家主にことわって内部の見学が出来るそーなんすよ。そーなりゃやっぱ、中に入ってみてーって思うのが人情ってーもんすからね。
その道すがら見えて来る栄村の周辺スポットも紹介していきまーす。
「栄村」の除雪作業車
千曲川
箕作地区の「田舎暮らし体験住宅」
「稲荷大明神」
詳細はまったく不明。とほほ
「豊高嶋神社」
下水内郡栄村堺町尻1122
ここまで近づくのがやっと。踏み固められているように見える箇所であっても、足元は容易に深く埋もれてしまうのです
「箕作」地区住宅での雪下ろし作業
「常慶院」
建物内部に人がいらっしゃったのは確実だったんすけど、外から中の人とコンタクトすることが出来なかったっす。冬場の立てつけ半端ねえ
「常慶院」山門
ほんと、立派なんすよねー
「箕作」地区周辺
辺りには無数の小動物の足跡が
「百合居温泉」施設
長野県下水内郡栄村大字堺百合居1226
「百合居温泉」施設内部
「箕作」地区から「月岡」地区へ向かいながら地図を眺めていると、「月岡」地区近くに「仙当城跡」との記載が。そこで、道路の雪かきをしていたおいちゃんに「仙当城跡」までの道を尋ねてみると、案の定、「いまは雪で行けない」だって。そーだろうとは思ってたけどさ。
仙当城は標高約450mの山城で、そこに辿り着くには、どーやら雪が無くても大変らしいんすよ。
「月岡稲荷神社」
詳細不明。名称も、これでいいんだかどうだか
「月岡」地区
「村内告知放送用スピーカー」が設置された塔
このようなスピーカーが取り付けられた塔は、栄村内のあちこちに見受けられます
「月岡稲荷神社」の周りをぐるっと回って進んで行くとやがてもと来た道へと繋がって行きました。すると、先ほど「仙当城跡」までの道のりを尋ねたおいちゃんの姿が。
そこでおいちゃんと、ちょっち立ち話。行き止まりになってってやっぱ無理だったわなんてな話から、おいちゃんも震災の被害に遭って、目の前に建っている自宅も改築したのだという話なんかも。
栄村の震災では、当初、住居の倒壊などの被害に遭われた方々の為の新住居の建設問題などから、これまで生活していた場所から離れざるを得なくなる方も居るかも知れないといった問題点が強く懸念されていたのでした。
栄村の住民には、高齢者が多いのです。そうした方々が、これまで近所の方々と強い繋がり持って生活して来た住み慣れた場所から離されてしまうことに、不安や恐れを抱いてしまうということは想像に難くありません。
おいちゃんは、元々あった住居の位置を少し移動させて、この新居を建てたとのこと。
他の方々が心配されていた住居の移転問題も、ある程度の解決は図れたとのお話でした。
そりは、よかったよかった。
おいちゃんが、栄村の山菜は美味しいから暖かくなってからまた来てね、だって。
「JA北信州みゆき栄出張所 」
実は、箕作地区についてすぐ、「常慶院」に至る坂道を登る道のわきにある、中華料理「楼蘭」さんとこに寄って、営業開始時間を聞いてきていたのでした。「楼蘭」さんの2015年の営業開始は本日からなのだと、昨日ここを訪れた際に入口に貼られていたチラシによって確認済み。なんで、栄村を出発する列車に乗り込む前に絶対ここで食事していこーって、考えていたんすよ。
しかーしっ!「楼蘭」さんの営業開始時間を待ってたら、乗車を予定してる列車に乗り込むことは不可能だと判明!がーん!そりゃないぜセニョリータ!
つーことで、無理を承知の上で、ちょっち営業時間より早くなにか料理をテイクアウト出来ませんかってな勝手なお願いをしてみていたのでしたー。恐る恐る。
したら、答えはOK!
「楼蘭」さん、ありがとー。アンド、すんまそん!
そしてこうして、約束の時間に再び「楼蘭」さんとこにやって来たっつーわけなのでしたー
中華料理「楼蘭」
箕作地区 中華料理「楼蘭」
中華料理「楼蘭」は、栄村に来たら絶対に食べに行くぞって思ってたところ。
「楼蘭」のご主人は、東京で料理店を営んでいたんすけど、あるきっかけで栄村を訪れることとなり、やがて栄村にこのお店をオープン。そして間もなくして、震災の被害に遭われたんすよ。自らも被災しながら皆さんに美味しい食事を提供したいって想いでバイキング形式の「ワンコインランチ」なんかも実施。
今日だってご主人は、めんどくさーい客であるぼきを列車に遅れないようにって、駅まで車で送って行ってあげるってきかなかったんすから(笑)。そんないい人なんすよー。
「2015年、最初のお客さんですから!」って、笑ってぼきを送り出してくれたのでしたー。
「楼蘭」のご主人さん!今度は、ゆっくりと食事をいただきに来ますからねー。
千曲川
今日はすっかり好い天気に。歩いているだけで汗が滲んでくるほど。景色も綺麗だなーと思いながらも、列車に遅れてなるものかと気持ちは焦る焦る
中華料理「楼蘭」の中華丼とサービスの春巻き(感謝!)
営業時間前なのに無理を聞いて貰って作って頂いたテイクアウト「中華丼」。なのにサービスの春巻きなんかも一緒に!列車に乗り込んで直ぐに熱々のまま頂きましたよー。美味しかったよー。2015年最初の客がこんなんでスマソ!写真は「横倉駅」ホーム」にてー
こうしてぼきは、定刻通りにやって来た列車に無事に乗り込むことが出来て、栄村をあとにしたのでしたー。
こうしてみっと、冬の栄村は厳しいばっかに見えっけど、スキー目当てではなく、あえてこの季節に栄村観光に訪れる方々もいるんだって。
そうした方々のお目当ては、あちこちに見られる「小動物の足跡」。そうした観察を経て、実際に動物とふれあうことも出来るみたいなんだなー。
それから以外に多いらしい、「除雪列車」とかを見学に来るっつーちびっこ達なんかも。
実際に住んでみるとなっと、毎日の屋根の雪下ろしとか、大変なことも多いけどわけだけど、そうした土地の方にとっては当たり前のことなんかも、珍しいってことで観光資源になったりするんすよね。
栄村は、2011年3月12日に発生した「長野県北部地震」による被害から、いまだ震災復興の途上にある状況なんすよ。
今回栄村を訪れたことで、現在の栄村が抱えている問題点なんかを、当事者の方の口から実際に聞かせて頂けることとなったんすけど、そりらはやっぱ、ここに来たからこそ可能となったものだったと実感するわけなんすよね。更にその多くが、東北地方でのそれとは大きく異なっているという事実。ある地域では有効であった行いが、他の地域でも有効であるとは限らないのだということも痛感せずにはいられないほどだったんす。
そうしたところから得られたはずの教訓が、2014年11月22日に長野県白馬村を震源として発生した「長野県北部地震」にも、活かされていって頂けたらいいんすけど。
どーなんすかね?活かされていってるんすかね?
当事者でないぼきらには、そこんとこなかなか分っかんないもんなんすよね。
現地での状況が分かんないながらも、やっぱ支援していってあげたいな、何か協力出来ることはないかなってこと、みんなが当然思うことではあるっしょ。
そんな時には、もーね、何度も繰り返し言ってることではあるんすけど、まずは、実際にその土地に行ってみて下さいよ。被災直後とか、現地がまだ混乱している状況で勝手に行くことは絶対避けるべきだから、ある程度現地も落ち着き、為される情報発信を受け取ってから後にってことっすからね。そうすっと、そこに行ってお金を使うだけだって被災地の支援になっていくわけだし、何かしらきっと、自身が感じ取れるものがあるもんなんすから。
肩ひじ張らずに、出来ることをしていけばいいだけのことなんすからね。
なんか今、良いこと言っちゃった。てへぺろ(死後)
つーことで、こりからも長野県栄村のことを、みなさんどーぞよろしくお願いしましたよ。頼みましたからね。
今度は、春の栄村に行ってみたいよなー(決して、冬の栄村に懲り懲りしたってわけじゃあないんだからね!ほんとなんだからね!)
おしまい