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雌雄モザイク

雌雄モザイク(しゆうモザイク、英語:gynandromorph)とは、生物において一つの個体の中に雄の特徴と雌の特徴を持つ部分が、明らかな境界を持って混在していること(モザイク状態)。雌雄嵌合体(しゆうかんごうたい)、性的モザイク(せいてきモザイク)と呼ぶこともある。

出典:Wikipedia

何が原因で雌雄モザイクになるのか?

発生や組織形成時の体細胞分裂で性染色体の脱落がおき細胞レベルでの性表現が異なる組織がモザイク状になることや、性染色体・常染色体を問わない体細胞突然変異による性ホルモン受容性が変化した組織がモザイク状になることなどが、原因として推定されている。

出典:Wikipedia

チョウ

雌雄モザイクがもっともよく見られるのはチョウ。大多数の生物は、同じ種でその大きさや色などでオスとメスの差がはっきりと区別できる性的二形性だが、雌雄モザイクはひとつの個体に雌雄が同居する例外として起こる。雌雄モザイクの個体は、仲間のオスとメスのどちらをひきつけるのだろうか。

出典:カラパイア

カブトムシ

身体はメス

ノコギリクワガタ

幼虫を育てていると稀に雌雄モザイクの成虫になることもある

ショウジョウコウカンチョウ

北米では一般的な鳥。オスとメスの大きさはほぼ同じだが、オスはくちばしから尾にかけて明るい赤、メスはもっと地味な色をしている。体の脇の色が違う層に分かれている雌雄モザイクは珍しいが、時には見つかることがあるかもしれない。スズメやノドグロアメリカムシクイなどの鳥にも雌雄モザイクは見られる。

出典:カラパイア

ロブスター

最初の記録が残るのは1730年。雌雄モザイクのロブスターは極めて珍しく、雌雄で色の違う特徴的な体をもつ。

出典:カラパイア

クジャク

カメ

ネコ

インコ

雌雄モザイクは鳥にも見られるが、爬虫類や両生類にはあまり見かけない。これはヘビやカエルは雌雄を簡単に見分けられないからかもしれない。鶏の場合、雄鶏と雌鶏の筋肉構造が違うため、一方に傾いているように見える。オス側の足には蹴爪があるが、メス側にはない。

出典:カラパイア

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