猫の恩返しのあらすじ
ごくごく普通の女子高生・ハル(池脇千鶴)は、ある日の帰り道、トラックにひかれそうになっていた美しい黒猫を救出した。するとその黒猫・ルーン(山田孝之)が突然立ち上がり!?丁寧にお礼を言って去っていった。猫が話すという思いがけない展開にハルは驚くが、母(岡江久美子)によるとどうやら幼い頃にも猫とお話をしたと言い張っていたことがあったらしい…。
その夜、ハルの元に現れたのは猫の国から来た猫王(丹波哲郎)。猫王は自分の息子を助けてくれたハルに「恩返し」がしたいのだと言う。猫王の宣言通り、翌朝から「猫の恩返し」がスタートするが、ハルには少々迷惑なものばかり。
しかしそんなことは気にもかけない猫王は、ハルをルーンの妃に迎えると勝手に決めてしまう…!!ハルが困惑していると、どこからか「猫の事務所に行って」という謎の声が聞こえてくる。声に導かれた先で出会った白い猫・ムタ(渡辺哲)の案内で「猫の事務所」を訪れると、主人のバロン(袴田吉彦)と相棒のトト(斉藤洋介)がハルを待ち受けていた。
ハルの話を聞いたバロンは自分を見失わないようハルを諭すが、その直後、ハルは猫の国に連れ去られてしまい…!?
出典 独女ちゃんねる
耳をすませばのあらすじ
聖司はバイオリン職人になって雫と結婚することを約束した
島雫は読書が好きな中学3年。ある日、父の勤める図書館で自分が借りた本の読書カードにいずれも「天沢聖司」の名前があることに気がつく。夏休み、雫は学校の図書室で本を借りるが、その本を寄付したのも「天沢」という名前の人物だった。
学校のベンチで雫は親友の夕子に依頼されていた『カントリーロード』を和訳した歌詞を渡すと、夕子はラブレターを貰ったが、自分は雫の男友達でもある野球部の杉村が好きなのだと告げる。
その後、雫と夕子は2人で帰ろうとするが、本を忘れた雫がベンチに戻ると、見知らぬ男子生徒が雫の本を読んでいる。彼は「コンクリートロードはやめたほうがいいと思うよ」と雫の歌詞を揶揄する言葉を残して去っていく。
ある日、雫は父親に弁当を届けるために図書館へと向かうが、電車の中で不思議な太った猫を見つけ、追いかけるうちにロータリーの前にある小さな古道具屋「地球屋」を見つける。
雫は店内で猫の人形「バロン」や古時計など様々な品物を店主の老人・西司朗に紹介してもらう。その後、雫は図書館へと戻るが、雫が忘れた弁当箱を届けにやってきたのは、またしてもあの男子生徒だった。
出典 Wikipedia
古道具屋「地球屋」では、バロンの人形が置かれている
猫の恩返しに出てきたバロンとどんな関係があるのだろうか?
電車に乗った猫
雫と一緒に電車に乗った猫
名前はムーン(聖司が付けた)
猫の恩返しに出てくるムタ(ルナルド・ムーン)と同名である
しかし色は違う
【猫の恩返し】と【耳をすませば】の共通点
■猫の恩返しのムタは、ハルを猫の事務所に案内する
■耳をすませば、ムーンは雫と聖司が話すきっかけを作った
ムーンは近所の子供にムタと呼ばれている
■そしてどちらの作品にもバロンが登場している
【猫の恩返し】は【耳をすませば】の続編という都市伝説
雫は物語の執筆に没頭したせいで成績を落とし、姉に説教されるが、父は雫のやりたいようにやらせようと言う。
やがて雫は作品を書き終え、西老人に渡して読んでもらう。
それは人形のバロンを主人公にした物語だった。
出典 Wikipedia
猫の恩返しは耳をすませばの続編ではないか?と囁かれているのだ。
耳をすませばの主人公だった「月島雫」はご存知だろう。
月島雫が耳をすませばの作中で描いた作品の中にも「バロン」が登場する。
そういった理由から、猫の恩返しは月島雫が書いた物語なのでは?と言われているのだ。
すなわち、猫の恩返しは、小説家になった月島雫の作品で「耳をすませばの続編」だということ。
時系列としても「耳をすませば⇒1995年」「猫の恩返し⇒2002年」と合点がいく。
根っからの耳をすませばファンとしては、こういった形でリバイバルされるのは非常に嬉しい。
出典:都市伝説まとめ
雫が書いた物語ということは…
人形のバロンが本物で、猫の恩返しに出てきたバロンは架空の人物ということになる
猫の恩返しは雫の妄想だった
そして、もう1つの有力とされる説が「月島雫脳内再生物語」という説。
簡単に言うと、月島雫の「妄想」から生まれた作品ということ。
耳をすませばの作中でもそうだったが、月島雫は時折「異世界」へぶっ飛んでいく。
現実世界と妄想世界がごっちゃになるほどの妄想癖である。
そんな月島雫の妄想を描いた作品ではないか?とまことしやかに囁かれているのだ。
どちらにしても、猫の恩返しと耳をすませばの関係は、思った以上に深いと言えるだろう。
原作者が同じというだけでは、あまりにも共通点が多いだけに、何かしらのミッシングリンクがあるのは間違いなさそうだ。
そうい視点で、もう1度この2作品を見てみると、違った楽しみ方ができそうである。
出典:都市伝説まとめ
【耳をすませば】と【千と千尋の神隠し】も繋がっていた
・「耳をすませば」では、もう一つの派生作品「千と千尋の神隠し」を生み出した。
「耳をすませば」の後半に登場する雫が小説を書くために図書館で資料のなかに、聖司が読んでいた本のタイトルが「霧のむこうのふしぎな町」。
霧のむこうのふしぎな町
「霧のむこうのふしぎな町」の主人公は小学6年になった女の子。
夏休みに、好奇心から霧の谷の森に入ってしまう。するとそこには不思議な町が広がっていた。この「霧のむこうのふしぎな町」は過去に宮崎駿監督が映画にしようとしたが、願いがかなわず。その思いからつくられたのが「千と千尋の神隠し」だった。
出典:独女ちゃんねる