思い出のマーニーについて
あらすじ
幼い頃に孤児となったアンナは、養女として育てられている。
なぜか友達ができないアンナは、自分が目に見えない「魔法の輪」の外側にいるのだと感じており、母や祖母が自分を残して死んだことも憎んでいる。
養母からは実の子のように思われていると感じていたのだが、養母がアンナの養育費を市から受給しており、それをアンナに隠していると知ると、アンナは養母の愛にまで疑問を感じるようになってしまう。
無気力になったアンナは喘息まで患い、療養のために海辺の村で過ごすことになる。
村を訪れたアンナは、入江の畔に、「これこそずっと自分が探していたものだ」と直感的に感じる古い無人の屋敷を見つける。"湿地屋敷"と呼ばれるその屋敷を、なぜかアンナは特別な存在だと感じ、この屋敷に住むことになる人は特別な人のはずだと夢見るようになる。屋敷は長いこと無人だったはずだが、屋敷に長く住むという不思議な少女マーニーとアンナは出会う。マーニーを「まさしく自分のような子」だと感じたアンナは、彼女と友達になり、悩んでいた養育費のことも打ち明けるようになる。
アンナは、恵まれた子だと思っていたマーニーが孤独を感じていることも知り、やがて友情を深めた二人は永遠に友達でいる誓いを立てる。
出典:Wikipedia
思い出のマーニーはこんな物語
殻に閉じこもっていた主人公が不思議な子との出会いを切っ掛けに成長する、
古今東西のお伽噺で、ありそうな話。
出典:作品データベース
映像が綺麗なのは勿論のこと、話の内容もとても面白かった。伏線とかすごく良くできてて感動もした
出典:映画の時間
大人でも楽しめる作品
心を閉ざす少女が不思議な少女との出会いによって、成長を遂げていくジブリ作品らしい心暖まるストーリーに、キャラの可愛さ、映像の美しさ、キャストの演技力と、どれをとっても最高でした。大人にも子供にも楽しめる度合いの作風だったと思います。困難な状況が多い昨今、マーニーのような存在は、誰の心にも宿ってくれていると信じて止まないですね。
出典:映画の時間
▼評価まとめ
思春期の繊細さの描写は高評価
子供向けではないという意見も見かけますが、
ラストなんて特に、親切なほど子供に向けて描かれてたと思います。
おそらく大人よりも、将来に漠然と不安とか抱えてる10代の子供たちのほうが
この映画に感情移入しやすいんじゃないかな。
最高!!とか完璧!!っていう感じの映画ではないけど、
個人的にすごく好きな映画になりました。
出典:シアター
なかなか面白いミステリ作品だった
とっても良かった。義理の母との確執とその葛藤、どうもこの手の設定に弱くて開始5分で涙が止まらなかった。
マーニーという謎の存在を巡る、巧妙に張り巡らされた伏線の数々で、すばらしいほどのミステリ作品だった。そして、エンドロールでのカタルシスが半端ない。観る前はどんな百合映画なんだろうという邪な気持ちを持っていたけど、観終わるとそんな自分を恥じてしまうほどの良作。
出典:シアター
地味だけど良作
繊細で心洗われるいい話でした。 2人が入れ替わったみたいに話を共用できたり、似た者同士のように感じるのにはヒミツがあるんですね( ´∀`)
列車からの風景、足音などの効果音だったりもすごくリアルで ストーリー以外の部分でも楽しめました( ´∀`)
出典:シアター
泣ける
ジブリが好きなのと、米林監督の借り暮らしのアリエッティも好きだったので映画館へ見に行ってきました。
私は、劇場で観て、最後の謎解きのシーンで 恥ずかしながら周りに人がいるのに、声を出して泣いてしまいました。
今日、インフルエンザで休んでいたので、録りためたビデオの中から再び観たら、ストーリーがわかっているので、湿っ地屋敷が出てきたら、また泣けてきて、最後までテッシュが手放せなかったです。
日本アニメの傑作です。
私は、気に入った映画は原作を読むようにしており「思い出のマーニー」の原作も劇場を出てすぐに買っていたのですが、今まで心の余裕が無くて埃を被っていました。
出典:ヤフーの知恵袋
みんな感動して泣いたってレビューがあったのですが、最後の方まで泣くこともなく見ていました。でも!最後の最後でマーニーが2階の窓から手を振る姿に一気に涙が出ました。自分でも不思議だった。おばあちゃんと一緒に暮らした経験のあるかたなら感動するはず・・・。
出典:Yahoo!映画
不思議な気持ちになる話。最後のアンナがマーニーの正体が解ったときのシーンは鳥肌で涙がでた。数年後またみたい。
出典:Yahoo!映画
家庭環境が複雑な事だったり
自分が嫌いな事。
周りからの孤立。
全てが重なり本当に号泣しました。
あんながどこか羨ましかった。
あんなに優しい人がいて良かったね。
出典:Yahoo!映画
アンナに対する評価
友達を作れない大人しいアンナが不思議な少女マーニーと仲良くなる。人とうまくやれない悩みが子どもながらに生々しい。二人の関係はまるで清く美しい恋人のよう。
夏に向かうこの時期に読むのに丁度いいなと思って読み返しています。(もしかして3回目?) 読み始め、アンナの孤独と淋しさをひしひしと感じで胸が痛みます。
僕は、杏奈(あんな:短い髪の子)が持ってる暗い雰囲気が大好きですので、むしろ、後半の元気になる感じに違和感がありましたが、それは好みだし、思い出のマーニーという物語上そういうものなんだろうと自身を納得させました。
ただ、何となく、元気になったけど、性格は暗いまま、というほうがよかったなと思いました。
杏奈は、信子(のぶこ:杏奈の療養先にいる同世代の女の子)にいきなり酷い事を言って、結局最後までたいしたフォローもないんですが、これが正直、自分にも思い当たる節があって、勝手にめちゃくちゃ心が痛みました。
杏奈は信子に本当に悪い事をしたと思います。
この作品の安奈は画面の中で本当に生きていて、本当に人生に苦しんでいた。明るく元気でやさしいというアニメヒロインの記号的な美少女キャラ(クラリス、ナウシカ、シータ)しか描けなかった宮崎作品よりも、この点ではよかった。とてもよい。
出典:作品データベース
信子はいいやつ
札幌とかいう大都会から来た女子に
「太っちょ豚」
なんて暴言吐かれて、怒らず相手の悪い所を指摘して場を収める信子ちゃん一歳年上とはいえ大人すぎるんだよなあ・・・
信子ちゃんの対応が大人すぎて素敵。普通「はい、これで終わりにしましょ」なんて言わない。
「来年来たときはゴミ拾いするのよ」と辛辣な物言いで杏奈のことを許す「太っちょブタ」の娘は良いキャラだと思う。
出典:作品データベース
マーニーに対する評価
露骨な萌え要素なんか突っ込まないトラディッショナルな金髪碧眼の少女が可愛い。もっと年頃の少女っぽい声だったらなお良かったのだが。そのルックスのせいか今まで百合描写に心時めいたことがなかったのだが今回初めてそれがあった。
悪いところというほどでもないが腑に落ちないところとしては外国人であるマーニーの両親はなんであそこを本拠に定めたのかだ。失礼ながら風光明媚なこと以外良い所が思いつかない。そりゃ母親も家を空ける様になるだろう。原作未読だから知らないが映像化する上でのイメージが北海道だったのか。だとしたらキャストの北海道色の濃さも説明がつく。
出典:作品データベース
心に残る作品
生涯心に残り続ける作品。「目に見えない魔法の輪」。限りない愛に抱かれていると言う真理。ゆるしゆるされる事。全てへの感謝。生きるってことはとっても複雑でシンプル。そう、「魔法の輪」からわたしたちは一度も離れた事などなかったのだ。
出典:映画の時間