ヒアリとは
ヒアリは、毒針をもっており何度も刺すことができる
スズメバチと同じ種類の毒をもっており、刺されると死に至ることも
刺されると強い痛みが走り手足、顔にじんましんが表れます。
呼吸困難になる人もいるので、ヒアリはとても怖いです。
福岡で作業員が刺されました。クラゲと同じ痛みだそうです。
日本に進出
ヒアリの天敵はノミバエ
こんな可愛いハエが天敵だと!?
近年、アメリカ農務省農業研究局が、「ヒアリ」の天敵を利用する新たな対策に乗り出しています。その天敵とは、アマゾンなどに生息するノミバエというハエ。
出典:ホウドウキョク
日本にもノミバエがいる
日本にも20種類生息しているみたいです。
しかし、日本のノミバエはヒアリに卵を産み付ける事がないため期待はできません。
繁殖力は凄まじい!
成虫は一生のうちに1匹で30~40個もの卵を産むのです。
交尾や産卵は1匹が行うと他の個体も誘発されて次々と行うという習性があります。
生ゴミの袋の中に無数のノミバエがいるのを見たことありませんか?すごい繁殖力です。
出典:害虫駆除社
成虫になるのが早い!
卵から幼虫、幼虫からさなぎ、さなぎから成虫になるまでの期間は約2週間と大変早いです。あっという間に成虫になります。
寿命は10日ほどと短いのですが、次々に生まれるので発生源を特定して対処しないと、いつまでも鬱陶しく飛び回ります。
出典:害虫駆除社
▼ノミバエはこうやってヒアリを襲う
ヒアリに卵を産みつける
ノミバエは「ヒアリ」が出すフェロモンを検知して、「ヒアリ」の巣を発見します。そして、腹部のトゲを「ヒアリ」の体に突き刺して、一瞬で200個の卵を産み付けて寄生させます。
出典:ホウドウキョク
ヒアリの体内でウジムシ達は成長する
蛆虫たちは、脳を目指して頭部に侵入します。
無事頭部に到着すると脳をムシャムシャ食べていきます。
最終的にヒアリの頭部が溶けて、頭部は地面に落ちてしまいます。
孵化した幼虫;ウジムシは、「ヒアリ」の体液を吸って成長。そして「ヒアリ」の頭部に向かってゾロゾロ移動します。
出典:ホウドウキョク
ヒアリの頭からノミバエの成虫が!
落ちた頭から新成虫が羽化します。
幼虫が「ヒアリ」頭部に入ると、今度は「ヒアリ」の脳を食べながら、酵素を分泌します。その結果、頭部内はドロドロに溶かされ、ついには「ヒアリ」の頭部がはポロリと転げ落ち、落ちた頭部の口から、たくさんのノミバエの成虫が現れる…。
出典:ホウドウキョク
アカカミアリも襲う
ノミバエはヒアリの近縁種であるアカカミアリも襲います。
アメリカでは導入されている
アメリカ農務省農業研究局が
「ヒアリ」対策の為、天敵である、
ノミバエを繁殖阻止の為に導入
しています。
ノミバエはヒアリを根絶できない
理由:ヒアリの数が多すぎる
女王アリは1日に100匹ほどの卵を産むため、女王アリの数が多ければ多いほど繁殖数は多くなります。
そのためヒアリの巣は大きく、最大で4000万匹も生活することがあるようです。
出典
危険生物.information
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うーん・・・どうなんでしょうね?正直根絶は無理だと思うんですが・・・。
ノミバエってかなり大繁殖するんですが、ヒアリも数が多いですからね。
ノミバエにとってヒアリに卵を産むのはたまたまで、そこら辺にある汚物に産んだほうがお手軽なんじゃないかと思うのですが。
出典:ヤフーの知恵袋
しかしノミバエも害虫だった
ノミバエは飛び回る、走り回るのがうっとうしい、という
不快害虫として扱われる事が多いが、それだけじゃない。
ノミバエは動植物性有機物、つまり食品に直接、産卵をする。
これを知らずに口にすると孵化した幼虫が腸内の粘膜を刺激し、
激しい下痢や腹痛を起こす消化器ハエ症の原因になる。
また、口ではなく肛門から幼虫が侵入し発症する例もある。
侵入した幼虫は腸内の食物を喰い漁る。
腸壁に穴を開けるまではできないので、いずれ便となって排泄されれば治る。
ただし、もし長期にわたる便秘などがあれば、どうなるか分からない。
出典:ノミバエの完全駆除
▼こいつもヒアリの天敵だった
アリをゾンビ化させる新種の昆虫寄生菌
アリの頭部から柄を生やす新種の昆虫寄生菌がブラジルの熱帯雨林で発見されたそうだ。
この寄生菌は、元々タイワンアリタケ(学名:Ophiocordyceps unilateralis)と同種と考えられていたが、実際には4つの異なる種に分類できることがわかった。
専門家によると、これらの菌類はアリに寄生しその意思を操るという。
アリの頭部から柄を生やす新種の昆虫寄生菌がブラジルの熱帯雨林で発見されたそうだ。
寄生の最終段階になると、“ゾンビ”アリの頭部からキノコが生えてくる。1本だけ生える場合もあれば、フォーク形になる種もいる。
出典:カラパイア
ヒアリを食べるトカゲ
Lizards Eating Fire Ants
出典元:YouTube
最初の方からけっこうヒアリを食べていますが、
2:45のところは、はっきりとヒアリを食べるところがとらえられています。
ヒアリの多い場所では食べては逃げを繰り返しているように見えます。
トカゲも弱っているとヒアリに食べられる危険があるので、
そういった行動をしているのかもしれませんね。
ヒアリをまじまじと観察するトカゲもなんだか可愛く見えてきました。
出典:まさこのいい話
▼世界一危険なハエ
ノミバエの方が100倍マシ
ウマバエ
ツジバエ科(Oestridae)は、ハエ目(双翅目)に属する科の一つ。
世界に28属151種が知られている。ハエ目の科としては種数が少ない方であるが、幼虫が脊椎動物、とりわけ哺乳類に寄生し、ハエ幼虫症を引き起こすことでよく知られている。