ヒアリ
南米原作のアリ
大きさは在来種のアリより小さい。
しかし戦闘能力は高く、自分より大きいアリを倒してしまう
ただ南米にはヒアリより強いアリもいます。
なので最強という訳ではありません。
毒性について
主にアルカロイド系の毒[2][3]と強力な針を持つが[4]、人間が刺されても死ぬことはまれで、
痛み・かゆみ等の軽度の症状や、体質によりアレルギー反応や蕁麻疹等の重い症状が出る場合もある[4]。
命の危険があるのは、アレルギー症状の中でも特にアナフィラキシーショックが起きる場合で死亡することもある
そのため殺人アリと呼ばれることもある
出典:Wikipedia
ヒアリには体の末端に毒針があり、刺されると激しい痛みとともに腫れ上がる。まれに急性のアレルギー反応「アナフィラキシー」で死亡する例もある。
出典:ヤフーニュース
世界各地に進出している
アメリカ、中国といった大きな国にも進出しています。
既に定着しているようで、完全な駆除は難しいです。
台湾では特別な方法で駆除しています
※ポテチでヒアリを呼び寄せ、行列を辿って巣を見つける
山や草原、森に侵入されたら駆除は難しいです。
アメリカではノミバエを導入しています。
ノミバエはヒアリに卵を産み付けて繁殖するハエです。
しかしノミバエ自体も害虫で、食べ物に卵を産み付ける恐れもあります。
川を移動できる
ヒアリは船となり、川を渡ることができます。
川を泳いでいるカエルも捕食できるので、相当ヤバイです。
日本に定着したらプールで刺される恐れもあります。
▼ヒアリに刺されるとどうなる?
軽症
熱いと感じる激しい痛みとかゆみ
10時間経つと膿が出てきます。
中度
全身にじんましんが現れます。
とても痒いです。
重症
呼吸が困難になり、意識も薄れてきます。
最悪な場合、気絶してしまい死に至ることも
多くの場合、軽症~中度が多いです。
手はこうなる
大量の発疹が現れます。
痛みと痒みが同時に襲ってくるので、仕事しにくいです。
顔に発疹が現れることも…
大量のヒアリに刺された場合、大量の毒が全身に回るので顔に発疹が現れます。
こんな顔じゃ外に出れません。
刺されると肌がゴーヤになります
どのくらいの確率で死ぬのか?
最大6%で死亡の可能性も…
沢山のヒアリに刺されると死亡する確率が一気に増えます.
“殺人アリ”の異名を持つことからも分かるようにヒアリに刺された事によるアナフィラキシーショックでの死亡率は毎年0.6~6%ほど存在し、
海外ではヒアリ(ファイアーアント)による死者が毎年のようにでてきてしまっているそうです。
出典:ピクルス
治療後も傷痕が残る
治療した後も刺された後がはっきり残る場合があります。
まるでやけどの痕みたいです。
このブツブツや炎症は非常に消えにくく、治療した後もハッキリ傷痕が残ってしまう事があるようです。
出典:ピクルス
症状は人それぞれ
ヒアリに刺された場合の症状は、人によりさまざまです。
刺された瞬間は「熱い!」「ビリッとした」と感じ、その後から激痛を自覚するようになります。
局所は腫脹・発赤(図1)し、時間が経つと痛みより痒みが強くなり、そのまま軽快して治癒します。多くの場合は、この程度の軽症で経過していきます。
ハチに刺された人は要注意!
ハチ毒アレルギーやハチに刺されたことがある人は、初めてヒアリに刺されても、アナフィラキシーを発症する可能性があることです。
ヒアリに刺された場合の死亡例は、アナフィラキシーによるもので、その場合には早急な治療が必要になります。
ヒアリに刺された時の対策法
ヒアリに刺された場合、刺されてからの時間が重要になります。
刺されてからすでに1時間以上たっていて、痛みが強いために来院した場合には、基本的に対症療法のみとなります。毒の成分から考えれば、局所の冷却は除痛には効果があると考えられます。効果は不明ですが、鎮痛剤の投与を考慮しても良いと考えます。
刺されてすぐの来院の場合には、数時間の経過観察を行って全身症状が出現しないことを確認してください。中枢神経症状や呼吸器症状などの、局所症状以外の症状が出現している場合には、アナフィラキシーに準じた治療を早急に行う必要があります。
刺された人の声
「ヂクッ」。地面にあったテニスボールを何気なく左手で拾い上げたところ、薬指の根もとに突然、強烈な痛みが走った。少年のころ、林の中で蜂に刺されたのと同じ感覚だった。
「一体何事か」。驚いて手のひらを見ると、1匹のアリがもぞもぞと這っているだけだった。
「日本と違って、異国の地だから、強く噛むアリもいるのだろう…」。そう思って、たかをくくっていると、10分ほどで、あっという間にじんましんが体全体を覆った。
ゾンビ-。慌ててトイレに駆け込み鏡で見た自身の顔はそんな容貌だった。短時間で顔はどす黒く変色し、無数の異様なイボに覆われていた。
ただ事でないとと感じ、大至急、病院に向けて車を飛ばした。医者は「注射、注射」と叫び、直ちに処置に取りかかった。
数分後。「これでOK」との医者の言葉とともに注射が終わると、アッという間にじんましんが消え去った。これもまた不思議な経験だ。
福岡で作業員が刺された
7月27日、福岡の作業員がヒアリに刺されました。
赤い発疹が現れましたが、軽症でした。
作業員の話によると「クラゲに刺された痛み」だそうです。