最凶の毒キノコ
ドクササコ
日本の竹林や森に生えているキノコ
秋に竹林や笹薮、広葉樹林などに群生し、主に近畿から東北にかけて分布していると言われている。
日本特産だといわれているが、韓国にも分布するという説もある。北アフリカおよびヨーロッパには近縁種があり、同様の中毒を引き起こす。
出典:ニコニコ大百科
症状が出るのが遅い
その毒の性質は「激痛毒性」。苦痛に特化した毒キノコです。日本海側に多く確認されることで、先日も新潟で中毒事故が起こったばかり。
まず、食後数時間から2、3日で症状が現れる大半の毒キノコとは異なり、最低3、4日~1週間以上の日をおいてから毒が発動します。
出典:トカナ
激痛が半端ない!!
最初は入浴時など、お湯に触れたときに痺れるような痛みが足に起こり、次の日には何もしていないのに酷い痛みを手足に覚えるようになり、歩行が困難になります。
そしてじわじわと手足指先が赤く腫れていき、爪を剥がし続けるような激痛が起こり、それが性器にも起こるという毒性を示します。
この炎症は末端紅痛症と呼ばれ、ドクササコの場合は、さらに患部の壊死も起こることがあります(食べた量による)。
出典:トカナ
痛みは長く続く!
しかもその痛みは、1週間から2、3ヶ月(代謝の遅い老人ほど症状が長い)続くという恐るべきしつこさで、昭和中期の中毒例によると、そのあまりの痛みに自殺したり、患部を切断したり、睡眠不足からの衰弱死まであり、まさに苦痛の中の苦痛を与えるといえます。
出典:トカナ
ドクササコを食べたら
すぐに病院へ!!
病院へはできるだけ早く受診する必要があります。
ドクササコを食べたと気づいたら、症状が出ていなくても必ず受診してください。摂取後数時間以内の受診が欠かせません。
その際は、
・ドクササコを食べたこと
・食べた量
・食べた時間
・現在の症状
を詳しく伝えてください。
もし、家族など一緒にドクササコを口にした人がいる場合は、症状が出ていなくても必ず受診させる必要があります。
受診が遅れドクササコの毒が体内に吸収されてしまうと、地獄のような痛みが待っているからです。
治療について
ドクササコを摂取して数時間以内であれば、その後の激し痛みを最小限にする処置を行うことが可能です。
具体的にはこのような処置が行われます。
・胃洗浄
・吸着剤(活性炭)投与
・下剤
・催吐剤(吐き気を起こさせる薬)
などです。
基本的にこれらの治療は、できるだけ早急にドクササコの成分を体外に排出させ、毒成分が体内に吸収される量を最小限にとどめるための処置となります。
特に胃洗浄などは一般的な医院などでは行えない場合がありますから、大きな総合病院などを受診する必要があります。
この魚もヤバイ!!
バラムツ
バラムツは「薔薇鯥」というだけあってバラのように体表がトゲトゲで普通に触るとケガをしてしまいます。
この魚のどこが危険なのか?
食べると尻から油が出てくる
何を隠そう、バラムツの特徴は「食べるとお尻から脂が漏れ出す」ことである。
バラムツの体内の油脂はワックスエステルという蝋が主成分で、人間の体内では消化されず、そのまま消化管をスルーして体外に排出されてしまう。
またこれにより腹痛や下痢、酷い場合には昏睡状態になることもあり、1970年から食品衛生法により販売禁止となっているが
、あくまでも摂取禁止とはなっていないため、食するときは自己責任でお願いします。
出典:ピクシブ百科事典
危険な海藻
オゴノリ
前、仰天ニュースで紹介された海藻
今回の放送ではある海藻を食べた夫婦が30分後に食中毒となり病院に運ば、夫は治ったが妻はそのまま死んでしまったという話があります。
そんな危険な海藻があったなんて知りませんでした。
症状としては、通常の食中毒に近く、消化吸収のはじまった食後30分くらいから発症、重症化すると死亡することも。
出典:ねこの井戸端会議ニュース
超危険なカニ
スベスベマンジュウガニ
磯に生息する普通のカニ
見た目は美味そうだが、食べられない
活動時間帯は夜ですが、動きがゆっくりであるため磯遊びの際に見つけることができます。
小型で一見どこにでもいるような蟹ですが、スベスベマンジュウガニには毒があるため食べることはできません。
それも死の危険性があるほどの猛毒を持っているのです。