はじめに…
芳山和子【魔女おばさん】について
真琴の叔母に当たる人物
今作では、真琴に色んな助言をする
ヒロイン・紺野真琴(CV.仲里依紗)の叔母に当たり、博物館で絵画修復をする学芸員をしている。
30代後半で独身で、不思議な雰囲気から真琴から「魔女おばさん」と呼ばれ、度々和子の元を訪れ、話し相手や相談をする。不思議な能力に気付いた真琴にタイムリープの存在を示唆したり、千昭たちとの付き合いに助言をしたりと、物語の裏のキーパーソンになっている。
出典:ピクシブ百科事典
中学時代の和子
和子は
小説版「時をかける少女」の主人公だった
つまり真琴の先輩に当たる
中学3年生の女子中学生で、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と仲が良い。
出典:ピクシブ百科事典
物語の中ではっきりと明言されてはいないものの、この魔女おばさんは1983年の「時をかける少女」(監督:大林宣彦、主演:原田知世)の主人公・芳山和子の成長した姿であることは確かなことだと思われる。
名前が同じなことはもとより、年齢的にも、あの頃、16歳だったとして2006-1983=23年で、ちょうど、現在の魔女おばさんの年齢(23+16=39)とも一致するし、何よりも、彼女が、タイムリープについて詳しいのは、その高校時代の体験のおかげなのでである。これで辻褄があう。
最初にタイムリープを使ったのは
和子だった!
和子も
タイムリープを悪用していたのかもw
理科の実験室でラベンダーに似た香りを嗅いだ後に意識を失い、それ以後タイムイリープの能力を手に入れた。
はじめは偶発的に能力を発揮し、その後は自分の意志で発揮できるようになった。
出典:ピクシブ百科事典
和子の好きな男性は
どこかに去っていった
彼女は、高校時代に好きな男性がいたのだが、「いつか必ず戻ってくる」という言葉を残して去ってしまい、それっきり会っていなかった。
そして、そのままズルズルと独身のまま時間を過ごしてしまい年齢を重ねてしまった(おそらく、30代後半)という。
和子の好きな人も
未来人だった
この人の未来は、戦争でも起きていたのか?
もしそうだったら
千昭の未来と重なる
ラベンダーを育てていたからだ。ぼくはあの花からクロッカス・ジルヴィウスを作り、未来へ帰るつもりだったんだ
出典:時をかける少女 筒井康隆
和子は
千昭が帰れる方法を教える
真琴は夜
魔女おばさんが言った「一言」を思い出す
そしてタイムリープができる事に気づいた
魔女おばさんはその運命に逆らおうと、「あなたは私みたいなタイプじゃないでしょ、待ち合わせに遅れてきた人がいたら走って迎えに行くのがあなたでしょ」と言って、真琴の背中を押す。
自分(初代”時をかける少女”)が出来なかった生き方を真琴(二代目”時をかける少女”)に託そうとする想いを込めて。
千昭は最後
未来に帰る
結論から言うと千昭は帰ることができます。
元々千昭は最後の一回のタイムリープを自転車事故を止めるために使ってしまいました。
なのでそのまま終わってしまっていたら未来には帰れなかったのですが、
千昭は最後の一回のタイムリープを使ったことで真琴がまたタイムリープを使えるようになります。
そうすると逆も同じで、
また真琴がタイムリープをして千昭がタイムリープをする前に戻れば、
また千昭はタイムリープをすることができるようになります。
それで千昭は未来に戻ったというわけです。
魔女おばさんが
絵を直す理由
・和子は、未来の姿を知っていた【好きな男性に聞かされた】
・未来の人に希望を与えるため、この絵を修復した
魔女おばさんが、あの絵を後世に残そうと修復の作業をするその姿は、千昭に対して絵を残すことを約束した真琴の未来の姿を、現代に映したものではないだろうか。
真琴は結局
和子と同じ人生を歩む…
千昭は、未来に帰ったので
二度と再会できない
なので
真琴は結局、和子と同じ人生を歩む
でも千昭が未来に
帰れたので結果的にハッピーエンドだった
2006年の真琴は、その後、1983年の和子(魔女おばさん)と同じような人生を歩むのではないか、というのが僕の推理である。
真琴は最後どうなるのか?
博物館で働く
真琴は最後の千昭とのやりとりで、
本来の千昭がこの時代に来た目的の絵について言及していました。
それが「絵を千昭がいる時代までどうにか残す」ということです。
なので真琴はその絵をどうにか未来に残すために、魔女おばさんこと芳山和子が働いている博物館で働き、
魔女おばさん同様に博物館で絵画の修復をする仕事や、その絵を保存する活動をするのではないでしょうか。
今後千昭と会えるかどうかについては、タイムリープの装置を持っていない真琴から行動を起こすのは不可能なので、
千昭次第となってきます。
出典:シアター
そもそも
時をかける少女とは
作品によって登場人物が異なるが、大よその流れは以下の通り。
主人公のヒロインは同級生の男子高生二人と仲が良かったが、ある日の理科室で彼女は不思議な出来事に遭い、それ以来過去に戻る能力を得てしまう。
出典:ピクシブ百科事典
千昭の未来がヤバすぎる!!
つまり、千昭がいた時代は
①川が地面を流れていない
(=川が存在しない?)
②自転車が無い
(=外は自転車で走れるような状態ではない?)
③空が見えない
(=空が見えない場所で暮らしている?)
④そもそも人がいない
(=災害や戦争などで人類が激減した?)
という状況だとわかりますね。
現在の私たちの暮らしを考えれば、数十年経過したとしても、こんな状況にはなっていないはずです。
という事は、千昭がいた未来は数百年以上も先の未来なのでしょう。
本当に会えないのか!
タイムリープの秘密を真琴に話してしまったので、恐らくもう二度と2人は会えない可能性が高いかと言えます。
映画中では触れてないですが、未来の世界ではタイムリープの規律がかなり厳しいというのも伺えますし、過去の実写映画では、ヒロインだった和子は記憶自体を消されてしまっていますからね・・