ポニョの能力
「境界の向こうに人を連れて行く能力」がポニョには備わっている。
ポニョにキスされた人は、境界の向こう側に住む資格をもらえる。
時には強制的に連れて行くこともできるんだろう。
出典:心を支える心
ポニョの能力
境界の向こうに連れていく=あの世に連れていく
なのか?
ポニョは死神?
トトロも死神と言われています。
ポニョの本名はブリュンヒルデといいます。ブリュンヒルデというのは、北欧神話に出て来るワルキューレ(ヴァルキリー)の1人です。ワルキューレは戦さで勝敗を左右し、戦死した者をオーディンの神殿(ヴァルハラ)に連れていく役割を担っています。
ポニョの名前であるブリュンヒルデはこの9人いるワルキューレの長女なのです。死者を連れていく役割を持つ名前を持つことから、ポニョは死神に似たものではないかと言われています。
出典:シアター
▼崖の上のポニョは「死後の世界」が舞台なのか?
津波に町が飲み込まれる
物語の中盤ぐらいで津波が襲ってきます。
次の日…町は海に沈んでしまう
そうすけの家は、なんとか無事
ポニョとそうすけは、探検するが
周囲の様子がおかしいことに気づく
物語の途中、津波が宗介の住む町を飲み込みました。
ですがみんな無事生還しています。そして老人ホームにいた座ったままの老人たちの足が急に動くようになったり、水の中で呼吸ができるようになります。これを大人は誰一人不思議に思わないのです。
宗介は不思議に思いますが、宗介の母は「今は不思議なことがいっぱい起きているけど、後で理解することができる」と意味深な言葉を残しています。
これらは全員がもともと死んでいるからではないか、と憶測されています。
出典:シアター
海の底を見ると…
古代生物たちが沢山いる!
太古の巨大な生物(恐竜を含む)は、心理学上「胎内回帰願望」を表します。
暗いトンネルは、「産道」の暗喩です。
つまり、ポニョが人間に生まれ変わる為の儀式として、一度母の子宮に戻る必要があったのです。
出典:ヤフーの知恵袋
このトンネルって何?
そうすけとポニョは、不気味なトンネルにたどり着く
このトンネル…すごく不気味だ…
嫌な予感しかしない
津波から逃れる時に高台に上っていくトンネルがあります。宗介はポニョとそこを通ろうとしますが、人間の女の子になりかけていたポニョはさかなへ戻って行ってしまいます。
そのことから、このトンネルが現世とあの世を繋ぐトンネルなのではないかと言われているのです。
出典:シアター
この家族の正体は?
実は大正時代の人間
この家族は大正生まれなので、現代では既に死んでいる
大正時代の人間が出た時点で、ここは死後の世界
しかし宗助のことを知ってるので、違うという意見もある
冒頭の舟の母子は大正時代の人、という設定らしいです。
一体、この不思議な家族は何者なのか?
答えはパンフレットに書いてあります
大正の人
大正時代の人が2人の前になぜか現れたのです。
出典:秘宝感
あの夫婦は成仏出来ずにさまよっているんですね。
なぜさまよっているのかというと・・・
あの赤ちゃんのことが心配なためです。
船の墓場
宗助の父は、船の墓場にいく
しかし観音様に助けられる
観音様はグランマンマーレだと思われる
宗介の父である耕一は一度、船の墓場い辿り着いたことがあります。この船の墓場というのは辿り着いたら最後、戻ってこれない場所なのです。ですが耕一は戻ってきました。観音様に助けられたと言っています。
その後、津波に流された船も船の墓場に辿り着いてしまいました。その時に船長は、「船の墓場だ。あの世の扉が開いてしまったんだ」と意味深な言葉をいうのです。
出典:シアター
ポニョはなぜ眠ったのか?
グランマンマーレの言うポニョを人間にするための「ふるーい魔法」とは「3回の輪廻」を指す。
生まれ変わるモチーフは3回出てくる。
「透明な円いもの(卵のモチーフ)を割って、中から出てくるシーン」だ。
1回目:ビン
2回目:フジモトに泡の中に閉じこめられ、妹たちに食い破ってもらう
3回目:ラストのキスシーン
生まれ変わるためには、一度死ななければならない。
死のモチーフは「眠ること」。
フジモトがあれだけポニョが眠るかどうかを気にしていたのは、眠らなければ魔法が成立しないから。
出典:心を支える心
やっぱり死後の世界が舞台だった!
・歩けなくなっていた「ひまわりの家」のおばあちゃんたちは、なぜか走り回っている。
・小金丸の船員が船の墓場を見つけ「船の墓場ですよ、きっと。あの世の入り口が開いたんですよきっと」と言う。
・その後、巨大なグランマンマーレが通過したのを見て「観音様が見えた」「観音様の御神渡だ」と言う。
・津波に水没した町がそのまま綺麗に残っているし、水も濁りがなく綺麗。
・トンネルを潜ろうとすると、ポニョが魚にもどっていく。
最後は元の世界に戻る
ポニョの母の問いに、宗介は当然のように答えます。「魚のポニョ、半魚人のポニョ、人間のポニョ、全て好きだ」と。「自分の彼女の正体が怪物でもかまわない」と言っています。これこそ『真実の愛』です。
その言葉を聞いたポニョの母が世界のほころびが修復されたと宣言し、大災害が去ります。ポニョが真実の愛により人間になり、魔力が消え、世界は破滅を免れました。そして「あの世」にいた者たちは「この世」に甦りました。
出典:ヤフーの知恵袋
関連リンク
そもそも
崖の上のポニョとは
この物語の主人公は
そうすけとポニョ
ポニョは、魚の子で人間になりたいと思っている
あらすじ
魚の女の子ポニョは、海の女神を母にもち、魔法使いの父に育てられている。
ある日、家出をして海岸へやってきたポニョは、空き瓶に頭が挟まっていたところを、保育園児の宗介に助けられる。宗介は魚のポニョが好きになり、ポニョも宗介が好きになる。
ところが、娘がいなくなったことに気づいた父により、ポニョは海底に連れ戻されてしまう。
ポニョの父は、海底にある家の井戸に、"命の水"を蓄えていた。
その井戸が一杯になると、忌まわしき人間の時代が終わり、再び海の時代が始まるのだという。
ポニョは、宗介に会うために家から逃げ出そうとして、偶然に、その井戸へ海水を注ぎ込んでしまう。
すると命の水はポニョの周りに溢れ出し、ポニョは人間の姿へと変わる。
強い魔力を得た彼女は激しい嵐を呼び起こし、津波に乗りながら宗介の前に現れて、宗介に飛びついて抱きしめる。宗介は、女の子の正体が魚のポニョであるとすぐに気づいて、彼女が訪れたことを嬉しがる。
出典:Wikipedia
主な登場人物
ポニョ
フジモト【人間】とグランマンマーレ【海の女神様】の子供
ポニョは最初、魚の姿だが
後で人間に変身できる
フジモトとグランマンマーレの娘。外界に強い興味を持ち、フジモトの目を盗んで家出を試みるが、頭がジャムの空き瓶に嵌って困っていた所を宗介に助けられ、ぽにょっとした体型から「ポニョ」と名付けられる。
当人はいたく気に入った様で、以後はこの名で通している。
トキからは「人面魚」と呼ばれる。宗介の血液(傷口)を舐めて半魚人になる力を得、一度はフジモトに抑えられるが (グランマーレの血を引いているため魔力は強力で、
元に戻すために大きな力を費やした) 珊瑚の塔からの脱走の際に、深奥部の井戸の「生命の水」を浴びて、人間への変身が可能となった。魔法を使うと、体力を急激に消耗して半魚人に戻ってしまい眠ってしまう。
出典:Wikipedia
そうすけ
本作の主人公。ポニョと出会い、試練を乗り越える。最後はポニョと家族になる。
リサ
そうすけの母親
リサはとても美人で、頼もしい母親
運転の腕前は、超一流