13年前
日和は河松の元を去る
河松は、自分の食料を日和に与えていた。そして河松は、日に日に痩せていった。それを見た、日和は怖くなって逃げ出した。
出典:円板
日和を探すが
どこにもいない
日和を探すため、ワノ国中を駆け回った。しかしどこにもいなかった。肝心な日和は、遊郭に入ってしまった。
出典:円板
河松は
鈴後にたどり着く
そこで自害しようとした。
トキは、河松に日和を託した。その日和を失ったので、河松は申し訳なく思った。そして鈴後で自害しようとする。
出典:円板
河松はオニ丸【牛鬼丸】と出会う
一匹の狐が盗賊を追い払っているシーン。
その狐は河松に対しても威嚇をします。
狐を見て霜月牛丸といつも一緒にいた「鬼丸」だと感づく河松。
以前にも会ったことがあるようですね。
歩み寄ろうとすると、鬼丸は倒れこんでしまいました。
彼は5年以上もたった一匹で墓を守り抜いてきたのです!
まわりにはたくさんの刀が地面に刺さっていました。
鈴後の人々は生まれたときに刀が与えられ、死んだときにはその刀墓石として手向けるそうです。
生まれながらの侍だったのですね。
オニ丸は1人で
主人の刀を守っていた
北の大地である”鈴後”は、かつては隣の”白舞”と同じ霜月一族が統治していたそうです。
大名である「霜月牛丸」は剣の達人であり、いつも一匹の狐と連れ添っていたんだとか。
しかし、そんな鈴後もカイドウの手によって現在のような廃墟と化してしまったようですね。
そして2人の会話は続きます。
今度は鈴後のとある風習についてです。
この土地は寒すぎて棺桶に入れた死体が何百年も腐らないんだとか。
このことから”永遠の墓”と呼ばれているようで、墓石には刀が使われていたそうです。
その中にはかなりの名刀もあったため、その刀を盗もうとする盗賊も多かったようですね。
河松は
鬼丸に食料を与える
河松は、鬼丸に食料を与えた。そしてオニ丸は元気になり、河松に恩を感じる。
出典:円板
河松は
刀を掘り起こす
錦えもん達は、13年後にやってくる。河松はその時に備えて、多くの刀を集めようとした。
出典:円板
それを見たオニ丸は
激怒した
河松の腕に噛みつく
河松は涙を流しながら
訴える
彼は刀を掘り起こし、盗賊に見つからないよう隠すことが自分の使命だと考えています。
オニ丸は
河松の腕を舐める
そのことを涙ながらに鬼丸に訴えかけると、彼は噛んでいた口をはなしペロペロと傷口を舐め始めました。
河松はオニ丸に、涙を流しながら伝えます。
どう説明したらいいのかわからないが、ワノ国の戦いはまだ終わっていない。
13年後、我々侍たちは皆で一致団結して、百獣海賊団を倒して見せる。
この刀はその時に必ず役に立つから、信じてこの手を放してほしい…。
事情を話し、なんとか河松とオニ丸は和解…。
次の日
オニ丸は刀を掘り起こす
必死の思いが通じたのか、それとも人間の言葉が理解できているのか。
それからは2人そろって刀を掘り起こすようになります。
河松が寝ていると、ザクザクという物音で目を覚ます。
外に出てみると、なんと刀を掘り起こす鬼丸の姿が!
河松「これは一体何の風の吹き回しだろうか…!!意味は分かっているのか?刀の隠し場所に、地面を掘ろうってんでな!」
鬼丸「コンッ!!」
河松が鬼丸に尋ねると、それに反応するかのように鬼丸は鳴いた。
その後も、二人は一緒になって刀を掘り起こし、隠し続けた。
オニ丸と一緒に
刀を守る
おいはぎ橋にて泥棒を追い払う河松と鬼丸。
そんな彼らに対し、いったい何者なんだと尋ねる泥棒たち。
河松は少し考え、自分の事を”牛鬼丸”だと名乗りました。
鬼丸も隣で嬉しそうに吠えています。
牛鬼丸は元々、
河松が名乗っていた
「牛鬼丸」というのは、もともと河松が名乗っていた名前だったのですね。
鬼丸の主である「牛丸」と「鬼丸」の名前をあわせたわけだ。
これで色んな事が繋がってきましたね!
しかし河松は
オロチ軍に捕まる
河松「そして少しして、拙者は都市に食べ物を調達にいった…事情が出来て戻ってこれなくなってしまいました。」
油揚げを盗んだところを捕まってしまい、戻る事ができなかった過去を思い出す。
日和「牛鬼丸?偶然なのかしら、不思議な話……。」
日和は、河松に狐に会うためにおいはぎ橋に来たのかと尋ねる。
河松「鬼丸は、戻ってこない拙者に呆れてるでしょう。13年も過ぎた話。ここにはもういないでしょう…。でも、二人でこれまで隠してきた刀が残っていれば、数百人分はあるだろうけど…。」
オニ丸はひたすら
武器を集める
追いはぎとして武器を集めている牛鬼丸は長年・・・反乱の時に備えて、侍たちが戦うための武器を集めていたのでは?と推測できますね。
河松の代わりに牛鬼丸となって墓を守り抜いていた事にも目頭が熱くなるものがありました!!
13年後
河松と再会する
牛鬼丸が泣いている理由や、あの方が誰かなども気になるところです。ワンピースの魅力の一つとして、過去の生い立ちや、エピソードなどが出会いで一気に昇華してくるところが感動的でいいなと思います。
姿を隠して
キツネに戻る
そして息を切らしながら歩く牛鬼丸にシーンが変わります。
そしてなんと、煙と共に狐の姿に変わってしまいました!
何を隠そうゾロが追いかけていた大男である牛鬼丸は、狐の鬼丸が化けていた姿だったのです!!!
ゾロたちを無事刀の隠し場所へ案内で来た彼は、満足そうにその場から去っていきます。