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アウディドライブセレクトとは?

最近の輸入車・国産車では、ボタンをポチッと押すだけで乗り味を変えられる機能があります。

これは走りに関係する、
・エンジンサウンド
・エンジンのレスポンス
・ハンドリングの応答速度
・サスペンションの調整
などを一括でまとめて制御するという今までの車には無かった新しい機能です。

アウディドライブセレクトもその1つで、フロントにあるスイッチを押すたびにドライブモードが切り替わります。

MMIメニューからも同じように変更できるものの、階層が深くて時間がかかります。他にはステアリングにある「*」ボタンに登録することで、ドライブモードをポチポチ変えれます。

「*」ボタンとはマルチファンクションボタンで、好みの機能を設定可能です。アウディS3では、エンジン反応やハンドリングなど4つの項目が変更可能です。

ドライブモードは5種類

S3では5つのドライブモードがあり、ボタンを押すと順番に切り替わります。

◎ドライブモードについて

ドライブモードは全部で5つあり、
スイッチを押すたびに、

「efficiency」(効率)
「comfort」(快適)
「auto」(自動)
「dynamic」(動的)
「individual」(個別)

の順に切り替わります。

出典:アウディドライブセレクトにおける全モード4種類の概要をご紹介!【S3スポーツバック所有レビュー】 | S3スポーツバックオーナーによるお手頃輸入車レビュー

モデルによってはモードの数が違うことがあり、必ず5つ用意されるとは限りません。例えばQ2ではefficiencyモードが無く、4つのモードしかありません。
逆にQ3スポーツバックでは「Offroad」というSUVらしい別モードが加えられたりもしています。
固定モードは4つですが、「individual」モードのみ好きな設定を個別に保存できます。設定項目によってはガラッと印象が変わることもあり、何台も車を持っている気分になれます。

例えば最もエコなefficiencyモードと、最も過激なdynamicモードでは、全く別の車のような走行フィールです。踏み込みに対する加速感の他、曲がる止まるどれを取っても相当な違いがあって面白いです。

その時の気分に応じてスポーティにも穏やかにも設定でき、常に快適なドライブを楽しめます。

S3に用意されている各モード4種類の乗り心地は以下のような印象となっています。

autoモードを標準とするとcomfortモードはやや穏やかですが、efficiencyはかなり鈍い印象です。efficiencyモードには、コースティングモードと呼ばれるクラッチを離す動作が発生します。

クラッチが離れるとエンジンブレーキがかからず、空走距離が非常に長くなります。しかし加速時はクラッチが繋がるまでのラグが大きく、正直かなり乗りづらい印象です。

comfortモードでは街乗りでも十分快適なため、普段乗りで使う人も多いと思います。S3は高性能チューニングなので、最初にautoモードで乗った時には敏感すぎて扱いづらいと感じました。

しかし、峠などでスポーツ走行をするとautoモードでもパキパキ走ります。

dynamicモードまでいかなくても、街乗りとスポーツを両立したのがautoモードの設定であるようです。

次にdynamicモードに変更すると急に狼のごとく骨太フィールとなり、隠されていたS3の全開性能を見れます。dynamic編の記事を書くときは、給油1回分ずーーっとこのモードで、しかもSモードで走ってみました。

各モードの乗り味をもっと詳しく!

5つの各モードについて、加速感やハンドリング等の走りの印象について、さらに詳しくモード別に掘り下げて詳しくご紹介しています。
S3スポーツバックだけでなく、アウディオーナーの人はぜひ一読の価値あり!

効率モード「efficiency」

コンフォートモード「comfort」

自動モード「auto」

ダイナミックモード「dynamic」

個別モード「individual」

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