▼東京などで危険視されていたマリカー
銀座通り恒例のマリカー集団。最近は突然現れたマリカーを撮ろうと横断歩道上にも関わらず立ち止まってカメラを向ける外国人観光客も大勢いて危険度ましまし状態です https://t.co/PbFdi5O7xe
任天堂の知的財産も大切だけど、そもそも公道カート自体がおかしいと思うね。遅いし、邪魔だし、死角に入りやすいし、キャッキャ騒ぐし迷惑だ。今まで大きな事故がないのが不思議だよ。
マリカー訴訟 https://t.co/zrpyBiuW0x
マリカーがレインボーブリッジで事故かレインボーロード意識したのかな? https://t.co/M0uAY8XW4v
話題のマリカーが事故ってバビロン召喚の件@秋葉原 https://t.co/kryu5xZwnq
30台ぐらいかな?マリオカート軍団が渋谷スクランブル交差点GP開催?
出典元:YouTube
▼F1さながらの広告をつけて走行したことも
▼「マリカー集団」ストリートカートがひっそりと“閉店”していた
かつて、人気ゲームキャラクターのコスチュームに身を包んだ集団が、東京の秋葉原や渋谷、浅草などの街を走り回ったストリートカート。日本に訪れた外国人を中心に一大ブームとなったが、最近彼らをめっきり見なくなった。
2015年ごろから流行した観光客向け用アクティビティで、任天堂の人気ゲーム「マリオカート」風コスプレをして利用者に公道を走らせるサービスだ。東京の秋葉原や渋谷、品川などの店舗で衣装やカートをレンタルし、連れ立って道を走る姿はまさに同ゲームそのものだった。
しかし、日本の交通ルールを守らなかったり、カートのハンドリングが良すぎることもあり運転制御できずに接触事故などが多発。17年には「本家」任天堂が同社のキャラクターの画像や映像を許諾なしに宣伝・営業に利用していたことが不正競争行為にあたるとして提訴した。
直後、運営会社は社名をマリオカートをイメージさせるものから変えるなどしたが、20年に任天堂が勝訴し、ストリートカート側は5,000万円の賠償金支払い命令の判決が下された。
任天堂は無関係と車体にアピールしていた
▼「2年前から休業状態」だった
秋葉原店近隣の別店舗スタッフは、原因をこう分析する。
「コロナが原因ではないでしょうか。20年から外国人が来なくなって、ストリートカートはずっとシャッターが閉まって休業状態になっていました。お店のスタッフらしき人も全然出入りしておらず、気づいたら看板もなくなっていたんですよ。もともと、利用していたのは外国人の観光客ばかりだったので、コロナはそうとう痛手だったのではないでしょうか」(秋葉原店近隣の店舗スタッフ)。
たしかに、以前は秋葉原や渋谷、浅草で観光している外国人がたくさんいたが、ここ数年ほとんど見かけない。ストリートカートは、そうした人たちをターゲットにしていただけに、経営悪化が想像できる。
出典:「マリカー集団」ストリートカートがひっそりと”閉店” 事業者を取材すると… – Page 2 – Sirabee
▼「任天堂裁判」で敗訴したことと、新型コロナウイルス感染拡大の影響で閉店か
とはいえ、ホームページは残っていて、各店舗の電話番号も記載されている。現在の状況を聞こうとすべての店舗に電話をかけたが、浅草店と京都店以外の店舗は、日本語か英語で「この電話番号は現在使われておりません」というアナウンスが流れた。
浅草店はコールは鳴るもののつながらず、京都店では日本人が出たが「ストリートカートは2年前に閉店して、いまは全く関係ない別のお店になっています」と言われた。ストリートカートは「閉店」したのか、今後再開する予定はあるのか。ホームページに記載されていたメールに問い合わせたが、期限までに回答はなかった。
ホームページがあるとはいえ、店舗は営業しておらず、電話もつながらないとなると、「閉店」したと見るのが自然な流れだろう。「任天堂裁判」で敗訴したことと、コロナによるダブルパンチが大きかったのかもしれない。
出典:「マリカー集団」ストリートカートがひっそりと”閉店” 事業者を取材すると… – Page 2 – Sirabee
▼最近見ないと思っていたら・・・・・ネット民の反応
コロナで外国人観光客が来なくなってからシャッター
客はほとんど外国人観光客だったようだってことは
店利用してたアホな日本人は居なかったんだな
まともで良かった
インバウンド向けだからコロナで淘汰されたんだろ
このカート本当に邪魔だったから潰れてくれて清々する
そりゃインバウンドないなら潰れるしかないよな
観光客っていなくなると一気にあちこち快適になるな
死人でなくてよかった
このカート本当に邪魔だったから潰れてくれて清々する
外人以外は誰にも受け入れられてないから潰れたんだよなあ
誰かの脳味噌ぶち撒ける前に終わって良かったのでは…
死亡事故にならなかったのが奇跡だよな。
これは朗報だわ
めでたい
まあ日本人だと逆に日本の車の多さを知ってるから
公道でカートなんて怖くて乗れないだろう
日本人はあの裁判知ってるから誰も乗らない
外国人は来ない
終わり
▼よりによって任天堂法務部に喧嘩を売ってしまう無謀な行為を行う
大手の版権・商標絡みでチンピラ商売したら当然叩かれるに決まってるだろ
その中でも任天堂だけは絶対に相手にしたらダメな法人なのにね
任天堂法務部に喧嘩売るとか無謀なことを
5000万円は支払われたの?
▼「任天堂法務部は最強」という伝説があった
日本を代表する企業の一つである任天堂にも法務部は存在していたが、任天堂が関わった訴訟や裁判などでは任天堂側がことごとく勝訴しており、「任天堂法務部は最強」という伝説がゲームファンの間でまことしやかに流れることになった。
ただし、任天堂は会社の構造を公開していないので詳細は確認はできないが、少なくとも2007年以前に任天堂法務部は任天堂知的財産部と改称している。それでも任天堂知的財産部の強さは依然として変わっていない。
しかし全戦全勝というわけではなく、敗訴・若しくは限りなく敗訴に近い和解に至った事例もある。
▼「マリカー」裁判では当初1000万円の損害賠償の支払いが損害賠償5000万円の支払いへ
公道カートの「マリカー」を運営する株式会社マリカー(現在の商号は株式会社MARIモビリティ開発)に対して、任天堂が知的財産権の侵害行為の差し止めと損害賠償を求めて提訴した事例。
公道カートとは要するにナンバープレートをつけたゴーカートなわけだが(詳しくは当該記事を参照)、マリカー社はその公道カートと任天堂のキャラクターコスチュームをセットで外国人旅行者向けに貸し出し、渋谷や秋葉原などに営業所を置いて一大勢力を築いていた。
堂々と屋号にマリオカートの略称である「マリカー」を掲げているうえに、店舗にはマリオ像を設置するなど死ににいってるとしか思えない任天堂アピールで外国人のハートをガッチリ掴み、SNS割引を設けて外国人旅行者に抜群の知名度を持っていたサービスだった。さらに2016年6月には、自動車やその貸与、車体広告などの業種における「マリカー」の文字商標を取得してしまった。
これを受けて任天堂は、2017年2月に不正競争防止法違反および著作権法違反を主張して訴訟を起こした。その結果、2018年9月に不正競争防止法のマリカー社敗訴の東京地裁判決が下り、マリカー社は不正競争行為の禁止(マリオ等のキャラクターのコスチュームを貸与することの禁止)と1000万円の損害賠償の支払いを命じられた。一方、著作権法違反については判決文において「差止めの必要性を認めるに足りる立証はされていない」とされた。
2019年5月、知財高裁は「MARI社の行為は任天堂の営業上の利益を侵害する」という中間判決を下し、一審で認められなかった部分も含めて任天堂が全面勝訴する形に。引き続き損害賠償の金額を決めるための審理が続き、2020年1月、MARI社に対して損害賠償5000万円の支払いを命じる終局判決が言い渡された。MARI社はこれを不服として上告を試みたが、最高裁判所が2020年12月に上告を棄却したため、任天堂の勝訴が確定した。
上述の勝訴確定に先立ち、MARI社が保有していた2件の商標登録「マリカー」に対して任天堂が登録の無効を求め、特許庁に請求していた無効審判は、2020年10月19日にMARI社による商標登録をいずれも無効とする審決が確定した。