〇実力テストの対策法
実力テストはきちんとした対策をしないと、定期テストでよい点数を取れるお子さんでもなかなか高い点数が取れないことがあるんです。
出典:http://www.kobetsu.co.jp/cafeducation/test/article-121.html
実力テストの対策としては、過去の定期テストの復習をするとよいですよ。定期テストは特定の単元のエッセンスが詰まっていますから、そこで苦労したことなどを復習すれば効率的に全範囲の勉強ができることになります。
特に定期テストで点がよいのに実力テストでの点が思わしくないというお子さんについては、直近の内容は覚えていても、昔に習った内容を忘れている可能性があります。
出典:http://www.kobetsu.co.jp/cafeducation/test/article-121.html
そうしたお子さんの場合は、過去の定期テストを解き直すと、当時はできていた問題が解けなくなっていることがあるんですね。その部分の洗い出しを行って思い出す過程が重要になります。
「実力テスト」は応用問題を含むので、「定期テスト」より難しいのは事実です。ただし、全部が応用問題ではない、ということもまた重要です。
出典:「実力テスト」を上げる方法ありますか? | 中学生の勉強法
基本題(定期テストの類題)も出ますし、そこにきちんと正解するだけで、偏差値55程度まではしっかり取れます。ですから、△応用問題が解けなければ、結果は出せないというのは誤解です。
○定期テストを徹底復習すれば、偏差値55までは問題なく狙えるこう考えて、日々の練習に集中しましょう。
「定期テスト」でもう結果を 出しているかた向けの教材
同じシリーズの基礎編(「中学数学の総復習」)がありますが、お勧めはそちらではありません。
模試の得点を伸ばしたい方は、「応用問題」とはっきり書かれた、オレンジ色の表紙のほうを購入してください。
本書は、「定期テスト」でもう結果を出しているかた向けの教材で、模試や入試でよく出題され、“得点に差がつく問題”だけを採録した問題集です。
解説も充実しているので、繰り返せば、模試と本番のスコアが確実に上がります。
〇数学の勉強方法が知りたい!基本問題はできるが、 応用問題がほとんど解けない
基礎と応用の違い
基礎
知っておくべき知識のこと
(例)英単語、公式、漢字、ことわざ等
応用
知識を使う方法のこと
(例)英作文、文章問題、論述問題等
基礎問題がほとんど解けるのに応用問題が解けないということは、学んだ基礎の使い方が分からないということになるね。
出典:http://find-school.info/stu_qa_math/stu_math_qa1.html
これは暗記が得意な人によく見られる状況なんだ。
暗記が得意な人は、使い方を理解してから暗記するよりも、そのまま覚えたほうが早いし楽だと思ってしまう人が多いんだろうね。
中間テストや期末テストでは高得点がとれているんだから自分の学習方法のどこが悪いのか見つけるのは難しいかもしれないね。
数学の応用問題の学習方法
1.問題集の選択
・同種の問題が固めて掲載されているもの
・問題と解説が完全に分かれているもの
・解説が詳細に書かれてあるもの
※塾生が持っていた教材を使用しました。
2.類似応用問題を短期間に多く解く
・問題の種類・学習期間・問題数決める
(例)図形の証明を2日で10問解く等
※同じ問題を2回問いてもOK
同じ種類の問題がまとめられている問題集を使うと類似問題を探す時間を短縮できるんだ。他教科を学習する時間も確保する必要もあるから、この点はしっかり押さえて問題集選びをしたいね!
出典:http://find-school.info/stu_qa_math/stu_math_qa1.html
それと、問題集は問題と解説が分かれているものを選ぶ。要点の整理のような、いわゆる解説ページがついている問題集はその分、問題量が少なくなってしまうからね。解説ページもついていて問題量も多いものは値段も高くなりがちだから自分の財布と相談して購入しよう。
次に、学習するときは問題の出題パターンに応じて知識の使い方を覚えることを意識してね。分からない問題があれば、授業の時に解説していこう。
出典:http://find-school.info/stu_qa_math/stu_math_qa1.html
分からない問題はすぐに質問ができるように問題番号に印をつけておくことも探す時間を短縮できていい。最初は時間がかかって大変だけど、確実に応用問題に対応できる力はついていくから頑張ろう!
〇成績を上げる勉強法のキーワードは「長期記憶」
「長期記憶」とは
「どうやったら勉強内容全てを長期記憶に入れられるか」。
「長期記憶」とは、数ヶ月以上忘れない記憶です。勉強をいくらやっても、長期記憶に入れていなければ、1ヶ月もすれば多くを忘れてしまうので、無駄が多い勉強法になります。
長期記憶に入った印は、
数学や物理では「問題を見たら解き方をスラスラ言える状態」
長期記憶に入れ、スラスラ状態にするメリット
出典:数学勉強法(1)4つの勉強法 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
(1)定期テストで成績が上がる:テスト範囲の全ての問題をスラスラ状態にすれば、類題がスラスラ解けるようになり、応用問題に時間を使うことができます。その結果、テストの点が上がります。
(2)応用問題が解けるようになる:「応用問題」とは、「典型問題の解法を複数組み合わせて解く必要のある問題」です。よって、ほとんどの典型問題の解法をスラスラ思いつけるようにすれば、応用問題も解けるようになります。
(3)模試の成績が上がる:勉強内容を長期記憶に入れられれば、数ヶ月以上忘れないので、実力が上がり、実力テストや模試の成績がどんどん上がります。
数学の問題集全部を「スラスラ状態」にし、長期記憶に入れるには、偏差値70以上の高校生で3~5回、それ以下の人で5~10回必要です。
出典:数学勉強法(1)4つの勉強法 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
10回復習すればほとんどの人で長期記憶に入るので、創賢塾では【復習は10回】と指導しています。
復習10回は、復習3回に比べて、時間対効果は3倍
出典:数学勉強法(1)4つの勉強法 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
「復習10回」といっても、復習3回のときと、かかる時間ははたいして変わらず、効果は3倍以上です(※3ヶ月後の時点で3倍以上覚えている)。つまり、時間対効果(同じ時間でどのくらいの効果があるか)は3倍前後あります。
※復習が3回のときは短期記憶にしか入らず、2~3週間から忘れ始め、3ヶ月で7~8割前後を忘れますが、10回復習すると、長期記憶に入り、数ヶ月~数年、記憶が持ちます。
〇実力テストで高得点を出す勉強法
それでは、実力テストで良い点数を叩き出すにはどうしたらよいか。それは、その単元を完全に理解しておくことです。
数学
1.教科書に出てくる「例題」を読み、解き方を丸暗記する
2.教科書の「問」に出てくる文章問題と図形問題を1問飛ばしで解きなおす
3.教科書の「章のもんだい」「まとめのもんだい」に含まれる文章問題や図形問題で理解度を確認する
※2で1問飛ばしでやる理由は、時間節約のテクニックです。
人間は忘れる動物です。実力テストのたびに,これまでに習ったすべての分野を復習しましょう。新しい問題集を買う必要はありません。買わない方がいいといった方がよいかもしれません。
出典:実力テスト・模擬試験で点が取れない理由【偏差値を上げる方法】 - 塾なし受験道~お金をかけずに高校受験!~
復習の方法は,定期テストのときに使ってきた問題集の,一度でも間違えたことのある問題すべてを片っ端から解きなおしていきます。もし,間違えたところに印がついていない人は,この際ですから最初からすべての問題を解いて,間違えたところに印をつけましょう。
問題集には,決して書き込まないようにしましょう!!
出典:実力テスト・模擬試験で点が取れない理由【偏差値を上げる方法】 - 塾なし受験道~お金をかけずに高校受験!~
何冊もそろえる必要はありません。まずは,1冊を完璧に仕上げましょう!!実力テストのたびに,これまでの範囲の間違えた問題を解きなおします。そうするうちに定着しますから,実力テストで複合問題が出たとしても,どの原則とどの原則を使って解くかがわかるようになります。
〇「数学」が苦手なかたへ: やり方のコツはあります!
数学で苦戦している人は、 「教科書」の基本題にしぼり そこだけは完璧を目指しましょう。
問題を限定すれば、気が楽になり、取り組みやすくなります。
基本例題だけにチャレンジして、その代わり、解けなかった時は、解説をじっくり読んでください。
解説が分からない時は、学校や塾の先生に、必ず聞いてくださいね。
出典:【無料】 中学生の「数学」の勉強法|速攻!プロのぶっちぎり講座
(聞いた方が、ぜったいに速いですし、 上がりやすくなりますよ!)そうやって数学の理解を深めていき、「教科書の、基本例題は全部解ける」という状態をつくりましょう。
それが終わったら、問題集を使います。
「学校配布のワーク」を開いて、(基本題だけでよいので)まず試験範囲を眺め、軽く解いてみて、「解けた問題」「解けなかった問題」を区別しておきましょう。
そして、解けなかった問題は、解説をじっくり読んでください。
そうすることで、「なぜ解けなかったのか?」「どこで間違えたのか」が見えてきます。(“見えれば”、弱点を乗り越えられますね!)
解説に納得したら、後日もう1度、その問題に取り組んでみましょう。
出典:【無料】 中学生の「数学」の勉強法|速攻!プロのぶっちぎり講座
数学が苦手な中学生は、このように、解説をじっくり読むという習慣がないことが多いのです。マルかバツか、という発想だけでは「考え方」に目が向かないので、上がらない原因はそこです。
ただ、こうして原因が分かれば、成績アップの道が見えてきますね!
じっさい、数学とは、「考える力」を伸ばすための科目ですから、“考え方”にこだわれば、最速で上がります。
ここまでお伝えしてきた、◇解説を丁寧に読もう!というアドバイスは、「考え方に着目する」という数学のコツそのものです。
出典:【無料】 中学生の「数学」の勉強法|速攻!プロのぶっちぎり講座
この勉強法を試してみると、「分かるようになってきたぞ!」と実感が湧いてきますよ。
数学は“積み上げ式”なので、学期や学年をまたいで、単元は「つづき」の内容として発展します。苦手なままでは次の単元で苦労するので、苦手分野は、早めに復習を!
〇知っておきたい!復習の仕方
(1)2週間以内に復習に入り、5回連続で復習する。普通の人は、2週間を過ぎると急速に忘れていくので、2週間以内に復習するのが効率の良い勉強法です。
出典:数学勉強法(2)大原則編 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
具体的には、10~14日は先に先に進め、切りの良いところで区切って、その間に進んだ分を1セットとして、それを復習します。復習1回目が終わったらすぐに2回目に入り、2回目が終わったらすぐに3回目に入ります。そうやって5回前後復習し、「1回目に解けなかった問題全てをスラスラ解ける」ようにします。1セット終わったら次のセットに進み、同様に復習し、問題集の最後まで進めます。
(2)問題集全体が終わったら、再度5回復習する。セットごとに復習しつつ最後まで問題集を進めたら、人によってはもうほとんどの問題が解けるようになっています。
出典:数学勉強法(2)大原則編 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
そういう人は次の問題集へ移ります。
1冊終わって見返してみて、1~2割以上解けない問題がある人は、再度、解けない問題のみ、総復習します。5回前後復習し、「1回目に解けなかった問題全てをスラスラ解ける状態」にします。このように間隔を空けて復習を繰り返すことで、問題集の内容が長期記憶にしっかりと定着します。
(3)日曜日ごとにその週の復習をする
出典:数学勉強法(2)大原則編 | 創賢塾|超効率的勉強法をスカイプで指導
「2週間以内の総復習」とは別に、毎日曜日など、週1日「復習日」を設け、1~2時間、その週進めた数学の問題の中で、解けなかった問題を総復習します。これは軽めの復習で結構です。早めの復習は忘却を大幅に抑えることができます。この復習日をとるという復習法は、数学に限らず、英単語や国語の語彙記憶、英語・古文の音読などでも実践していくと記憶効率が格段に良くなるので、オススメです。