◆3大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」が13日、見頃を迎えた。
ペルセウス座流星群が、見頃を迎えている。
2015年は、14日が新月だということもあり、月明かりの影響を受けにくく、2夜連続で、この天体ショーを見る絶好の機会となっている。
晴れていれば、1時間に30個の星のシャワーが見られるという。
ペルセウス座流星群は、毎年お盆の時期に出現する流星群で、1月の「しぶんぎ座流星群」、12月の「ふたご座流星群」とともに三大流星群とされている。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150813-00000025-impress-sci
・twitterでもこの流星群が話題となった。
今日もペルセウス座流星群が観測できると予測されています。
また、昨日の話ですが
流星群のみならず偶然「国際宇宙ステーション(ISS)」を
発見した方もいるそうです。
運が良ければ今日も発見することができるかもしれませんね。 http://t.co/PV4lInv7cP
昨夜のペルセウス座流星群、二筋の流れ星。(23時過ぎ房総半島で撮影)
今夜も飛びます。22時頃から夜明けまで。
どちらの方角でもいいので、雲が切れたら星が見えている空をできるだけ広く眺めましょう。 http://t.co/Spw6dVrXCm
午後10時バイク乗って、
一眼レフを担いでったぁ♪
流星群綺麗やったー💫
流れ星のバーゲンセールやで🙋 http://t.co/Y74Acc4biq
◆滅多にお目にかかれない「流れ星」。実は、この「流れ星」を'人工的'に降らせるプロジェクトが進行中らしい。
流れ星 (流星) とは?
流星(りゅうせい、英語:meteor、shooting star)、天体現象の1つで夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現象。一般的に流れ星とも呼ばれる。原因としては流星物質と呼ばれる太陽の周りを公転する小天体が、地球(または他の天体)の大気に衝突、突入し発光したものである。
流星の元になる小天体は、0.1mm以下のごく小さな塵のようなものから、数cm以上ある小石のようなものまで様々な大きさがある。こうした天体が地球の大気に秒速数kmから数十kmという猛スピードで突入し、上層大気の分子と衝突してプラズマ化したガスが発光する。これが地上から流星として観測される。
日時・場所のリクエストに応じて、夜空に流れ星を流すという"人工流れ星プロジェクト"が、現在着々と進行中だという。
太古の昔から人々を魅了してやまない流れ星。そんな流れ星を、なんと人工的に発生させる…ってありえるの?
◆このプロジェクトを進めているのはなんと東京・神田にオフィスを構える日本のベンチャー企業
「人工流れ星プロジェクト」という、人工的に流れ星を作るプロジェクトに取り組んでいる企業がある。その企業の名前は「ALE」。
STAR ALE
公式HP
<a target="_blank" href="http://www.star-ale.com/">http://www.star-ale.com/</a>
天文学の博士号をもつ岡島礼奈最高経営責任者(CEO)が率いるスペーステクノロジー・ヴェンチャー、ALE(エール)社は、日本のいくつかの大学の科学者やエンジニアたちと共同で、本物に匹敵する輝きを放つ「流れ星」をつくり出そうとしている。
7年前に起業した社員14人のベンチャー企業。オフィスビルの一角で、この会社が作っているのは、大気や海、地表などの状況をカメラで観測する、超小型衛星。
出典:http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/150510.html
すでに衛星2機を開発し、打ち上げに成功。その運用も行っている。
◆社長を務めるのは東京大学・理学部出身の岡島礼奈さん。
天文学の博士号を持つ女性起業家「岡島 礼奈」
'79年鳥取県生まれ。2003年東京大学理学部天文学科卒業、05年東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程修了、08年同博士課程修了、同年ゴールドマン・サックス証券入社、09年エルエス・パートナーズ株式会社設立。その後、結婚・出産を経てALEを創業。
社長の岡島さんは東京大学の理学部出身。学生時代に「ししざ流星群」を見て、「自分で流れ星を作ってみたい」と思い、2011年に「ALE」を設立した。
「人工流れ星」ビジネスを思い立ったのは、実は学生時代。岡島さんのご実家の鳥取県の鳥取砂丘で、ペルセウス座流星群を見て、「ああ、この流れ星が好きなときに、好きな人と、好きな場所で見れたら最高だな。」と感じ、「人工流れ星」ビジネスを思いついたそうです。
出典:NOW OR NEVER
[05/05]Vol.36_Lena Okajima
出典元:YouTube
Hills Breakfastでの岡島さんのプレゼン。「人工流れ星」の仕組みについて分かりやすく説明している。
岡島さんの人工流れ星プロジェクトは、当初は相手にされないことも多かったという。しかし、しだいに協力者が増え、現在開発チームでは20人を超える研究者が実験に取り組んでいる。
既に流れ星の素材を製造、地上実験では北極星よりも明るいレベルの発光に成功。
◆一体どんな仕組みで人工的に「流れ星」を降らすことができるのか?
人工流れ星のメカニズムはどうなっているのだろうか?具体的な内容は公開されていないが、大まかな仕組みは以下のようなものだ。
1、直径1cmほどの「人工流れ星の素材」を搭載した人工衛星を打ち上げ
2、宇宙空間で素材を放出
3、放出された素材が大気圏で燃え尽きる際に発光し、流れ星に
・ALEが作成した人工流れ星のイメージ映像を見るとわかりやすい
出典元:YouTube
宇宙空間へ打ち上げられた人工衛星の中に搭載した粒を、地球へ向け射出します。粒が大気圏に突入すると、激しく発光し、地上から見ると、流れ星に見えるという仕組み。
プロジェクト名は「STAR ALE PROJECT」
ちなみに社名のALEはビールのエールに由来しているとのこと。
一辺の長さが約50cmの立方体型の小型衛星を飛ばす。
この小型衛星には流れ星の'モト'となるペレット(小球)を搭載
地球を周回しながら、このペレットを特定の地点で放出。
放出されたペレットが大気圏に突入し、光を放つ。
素材は全て燃え尽きるため、地上へ落ちてくることはありません。
地上からこれが流れ星となって見える!
◆この流れ星の'モト'となるペレット(小球)とは?
「調合法」は、エール社が極秘にしているため精査・実証できないが、微調整により、人目を引くさまざまな色の組み合わせをつくり出すことも可能。
日本大学理工学部・航空宇宙工学科の阿部新助准教授が行ったペレットのテストにより、この儚い天体ショーは、東京の若干汚染された空でもはっきりと見えることがわかった。
◆気になるのは…果たして「人工流れ星」は事業として成り立つのだろうか?
人工流れ星にかかる総費用は5億円。一つのマスドライバ(流れ星放出装置)には、約1000発の流星素材を積むことができるので、一つ100万円だとしたら利益も出るという。
流星素材を積んだマスドライバを搭載した人工衛星。これが地上から500キロ上空の宇宙空間に放たれ、地球の周りを周回する。
マスドライバとは、決められた場所へ正確に流れ星を発生させるための放出装置。衛星打ち上げ時にかかる、振動や共鳴現象に耐えられるかを検証する振動実験に成功し、実用化にほぼ目途がついた状況だ。
エール社によると、このプロジェクトに資金を提供してくれる「個人投資家」との話し合いが以前から行われている。
早ければ2016年中には衛星を打ち上げて、サービスを開始できればと考えている。
「いつでも夜空で流れ星が見られる機会を提供したい」。5年後に控えた東京五輪のセレモニーで披露するのが目標だ。
出典:人工流れ星、東京五輪の空に 開発に挑む女性起業家: 日本経済新聞
2014年5月に参加した「日本・宇宙議員連盟」で、「2020年東京オリンピック開会式の演出に人工流れ星を」という話をしたところ、良い反応が返ってきたという。
もしかすると東京オリンピックのセレモニーで大量の流れ星が夜空に降り注ぐ光景を見れるかもしれない。
今日は流れ星が見えやすらしいよ☆
天然流れ星は0.5秒だけど今開発中の流れ星のもとで衛星から人工的に落とせる人工流れ星は5秒とゆっくりだから願い事言えるんだって♪♪
一回100万で高いけど新しいエンターテインメントになりそうだね〜 http://t.co/rZTPneLltI