◆ぶっ飛んだ『熊のアイテム』が存在した。
妙にリアルな熊さん
…ん?チャック見えてるけど…
…え? ぬいぐるみ???
と思ったら、『寝袋』だったwww
◆この『熊の寝袋』がTwitterに投稿され反響を呼んでいる。
欲しい!!!
くまの寝袋だと…Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
まるで冬眠… https://t.co/7eU9Cjn9Ko
◆一体なんなの?この寝袋…
一見、本物のクマと見まがうほど精巧なつくりのこちらの寝袋「The Great Sleeping Bear(グレート・スリーピング・ベア)」。
The Great Sleeping Bear
和訳すると「巨大な寝てる熊」…見た目そのまま
素材はフェイクファーとポリエステル、合皮から出来ており鼻の部分はプラスチックを使って手作りで仕上げられている。
舌まで再現された口がかなりリアル…。
でも口をしっかり閉じないと、なんかシュールw
実物がこれである。体長約2m、重さは5.5kgで見た目は熊そのものだ。
出典:日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。(2ページ目) - 記事詳細|Infoseekニュース
で、でかい…
中はリアルな、肉色。
お値段は誰もが聞いて驚く24万円。
◆その強烈なインパクト故、海外メディアにも取り上げられた。
こんなの寝てたら怖いんだけど…
この寝袋が、欧米の多数のサイトで紹介され、話題となっている。
出典:日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。 (2014年5月20日) - エキサイトニュース
「Daily Mail」では次のように報じられている。
もしもあなたが森の中へフラリと出かけたとしよう。そこで熊に遭遇してしまったらどうするだろうか。しかもその熊が寝袋で、その中で人が眠っていたら……。
◆この『寝袋』には大きな欠点があった。寝袋なのに「外」で使用すると'リアル'すぎて極めて危険な状況になってしまうこと。
かろうじて顔見えてるけど…どう見ても本物の熊w
他の登山者がこれに遭遇してしまったら、夜の山中に絶叫が鳴り響くことでしょう…。
下手すると猟銃で撃たれかねない…
このショット…恐怖以外の何物でもない。。
山P猫🐈🅿️🌈智久さま担当˙꒳˙ 🎨)🐾🐾✏️@tomoearth409
@kuronek0720 素敵だけどこれで街闊歩したら 銃で射殺されないか不安。絶対警察動く:( ;´꒳`;):
室内限定、、でも着てる時に客が来たら。。。
夜の公園で使用しても確実にアウトです…
◆実はこのキケンな熊…日本人アーティストによって制作された『アート作品』だった。
こんなに楽しい物を作ったのは一体どんな人なのかと思いきや、奈良出身でオランダのアムステルダム在住の日本人アーティスト、イシザワ・エイコさん。
Eiko Ishizawa
人間社会における様々な問題に目を向けて創作活動を行っている。作品は、彫刻、イラスト、絵画、写真など幅広い。
公式HPには、この「熊」以外にも数多くの’芸術’作品が紹介されている。
これはあくまでアート作品。
◆一体、どんな意図で作られたのか…
さすがアート作品。ちゃんとした制作意図があった。
2006年にドイツ・バイエルンで起こったクマ殺害のニュースからヒントを得て制作されている。
出典:実際の使用はご用心!巨大なクマになれる寝袋 - isuta[イスタ] - おしゃれ、かわいい、しあわせ -
このニュースとは、ドイツのバイエルンで170年ぶりに熊が確認された事件。巨大な野生の熊が、イタリア側のアルプス山脈からドイツ・バイエルン側に逃げてきて、大騒動となった。
170年ぶりに見つかった野生のクマは「ブルーノ」と名付けられ、話題となった。殺すか自然に戻すか議論となったが、結局、人に危害を与える恐れからハンターによって射殺されてしまった。
「国境を越えた」という偶然の出来事が多くの人を巻き込み、意見の対立や感情を生み出す結果に。
ニュースを聞いたイシザワさんは「この悲惨なストーリーを知り、とても興味を抱きました。私達にとってこの熊の存在はとても幻想的で、様々な感動を与えてくれたのです。そんな熊を作品として残したいと思いました」。
出典:日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。 (2014年5月20日) - エキサイトニュース
「安住の地を求めてさまよう熊の姿となることで、現代社会の束縛から脱出する」というコンセプト。
この画像を見ると、若干、アートに見える。
当初は彫刻として残そうと思ったそうだが、さすがアーティスト。これを寝袋にしてしまった。
出典:日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。 (2014年5月20日) - エキサイトニュース
この一連の悲劇に興味を持ち、制作された190cm×73cm×78cmの大きな作品は、事件を象徴化し、あえてアウトドアで欠かせない寝袋として昇華させることで、独特のシュールさとユーモアで見る人の感情に訴えかけている。
出典:実際の使用はご用心!巨大なクマになれる寝袋 - isuta[イスタ] - おしゃれ、かわいい、しあわせ -
なるほど…深い。。
でも、パーティー会場に着て行くと、ただのドデカいぬいぐるみになってしまう。
◆アート作品なので販売はしていないが…
販売はしていないようだがやはり「欲しい」という人は多く、そう遠くない将来に屋外でこの熊が横たわっているのを見ることが出来るようになるかもしれない。
出典:日本人アーティストが作った、巨大な「熊の寝袋」が欧米で話題! それにしてもリアルすぎる...。(2ページ目) - 記事詳細|Infoseekニュース
しかしイシザワさんはこう警告している。「この寝袋を使用中に本物の熊に襲われたり、ハンターに銃で撃たれても責任は負いかねます」
入手したとしても、部屋でおとなしく使用するのが無難なようです。。