◆トルコの黒海沿岸にある街シレに建つOcakli Ada城が現在、世界中のネットユーザーから注目を浴びている。
トルコの黒海沿岸にある街シレに建つOcakli Ada城
Ocakli Ada城は、シレの黒海の町で約2,000年前に建てられた。
出典:2000年前の由緒ある塔を修復した結果「ヘーベルハウス」のあのキャラみたいに魔改造されてしまうwww : はちま起稿
黒海沿いの町、シレ(Sile)
イスタンブールの北東へ2時間ほどの街
19世紀頃に崩壊が進み、数年前から修復を行っていました。
この古城を保存させるべく
復元工事が始まった。
丁寧な作業だったとのこと。
ほぼ修復終了…ん???
◆しかし、城の修復によって人々を失望させる事態になったらしい。
復元が終わってみると元の姿とはかけ離れた建物が出現し、地元住民から苦情が殺到。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000022-it_nlab-sci
2000年前の古城を見事に修復したのだが…
この趣ある姿が…
↓ 苦情が殺到したという修復後の姿がこれ! ↓
ファッ???
どうみてもマンガチックな顔なんですけど…
議会で問題視される事態になっている。
困ってしまったシレ区当局は、修復中の城の状態についてはコメントせず、「城の修復はコジャエリ大学の建築・デザイン学科との共同作業で行われた」と公式サイトに発表。
◆このなんとも残念な修復後の姿がネットで話題となった。
ある意味新築のような別物として生まれ変わってしまい…
MailOnlineは「まるでスポンジ・ボブ」「修復したらMinecraft(で作った)みたいな城になった」と関係者や地元住民、ネットの反応とともに紹介しています。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000022-it_nlab-sci
・これは…まるで『スポンジボブ』w
スポンジボブ
スポンジボブ・スクエアパンツ (原題:SpongeBob SquarePants)は、ニコロデオン他で放送されているアメリカ合衆国製テレビアニメ。また、その主人公の名前。
メディアのユーザーたちは、修復中の城の映像をシェアして、有名なアメリカ・マンガのキャラクター「スポンジボブ・スクエアパンツ」に似ていると、ケチをつけています。
ある人は「私は4年間、修復の仕事をしてきましたが、スポンジボブに似た城の修復を見たのは初めてです」と言っています。
あるコメントは「びっくり。シレ城を修復して、スポンジボブの記念碑にしたんだ。この美的感覚に脱帽」と言っています。
約2,000年前に建てられた古代の要塞が修復の結果「スポンジボブに似ているために嘲笑されている」とは……。
◆マインクラフトで作られた?
マインクラフトとは?
『Minecraft』(マインクラフト)は、Notch(マルクス・ペルソン)とその会社 (Mojang AB) の社員が開発したサンドボックスゲームである。ブロックを空中や地面に配置し、自由な形のものを作っていくゲームである。
「これが修復? 2000年昔の城がマインクラフト城になっちゃった」というコメントも。
◆ここ日本では…
ヘーベルハウスのキャラクター「ヘーベル君」にそっくりと話題です。
しんじ@理科実験あそびプロジェクト復興のためお仕事承り中@oekakimaestro
ツタンカーメンに接着剤、似ても似つかぬネフェルティティ像と、再現のお粗末さを話題にしたツイートが大反響だったが、逆に当時の姿そのまま過ぎなのも考えもので、トルコで二千年前の城塞を新品同様に修復したらヘーベルハウスになってしまった事例 https://t.co/ydjBtbqGPb
「ヘーベル君」とは?
ヘーベル君とは、ヘーベルハウスのCMの最後に登場する四角いキャラクターである。かつてヘーベルハウスのCMでは必ずといっていいほど登場していたキャラクター。(最近ではあまり出なくなった模様)
CMの最後に四角い帽子(?)を取って「ハーイ」と言う。
・他にもいろんな形容が…
◆あの『フレスコ画がサルになった事件』を彷彿とさせる。
キリストの絵を修復してお猿さんにしてしまった話があったけど、あれをなんの教訓にもしてなかったのか、イスタンブールで2000年前の塔を修復した結果こんな形になってしまったという…
t.co/XHk6DR5tDl
ある意味新築のような別物として生まれ変わった城ですが、キリストを描いた19世紀のフレスコ画がまったく別物のサルのような姿に修復された事件のように、もしかしたら人気スポットになるかもしれません。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000022-it_nlab-sci.view-000
・19世紀のフレスコ画を、近所の80代女性が無断で修復してとんでもない結果になった事件とは?
キリストを描いた19世紀のフレスコ画が、無断修復によってサルのようになってしまった事件がスペインで起き、話題になった。
Centro de Estudios Borjanosが公開した問題のフレスコ画。これが修復前の2010年の状態
スペインのSanctuary of Mercy Churchという教会には、画家Elias Garcia Martinezが約100年以上前に描いた「Ecce Homo(この人物を見よ)」というイエス・キリストのフレスコ壁画があった。
湿気によって劣化しつつあった壁画の様子。これを、美術の心得もないおばあちゃんが勝手に修復に取り掛かってしまった。
壁画は湿気のせいで、18カ月前からぼろぼろ崩れ始め、徐々に元の姿を失いつつあった。地元に住む80代の一人の女性は、それを見て、あることを決心。「壁画の劣化を、ただじっと見ているだけなんてできない。修復しよう!」
そして“修復”後がこうなった。
彼女は、塗料と筆を手に、自らキリスト壁画修復作業を開始。教会の運営者の許可もないまま、彼女だけによる修復は着々と進められていった。そして彼女の修復がついに完了した時、それを見た人々は凍りついたという。
この絵はネットで反響を呼び、コラ画像が多数作られるなどの人気ぶりに。この絵を見るために教会を訪れる人も増えた。
出典:スペインのフレスコ画「無断修復」の女性、著作権料を求めて訴訟準備 - ねとらぼ
教会は9月15日から入場料を取るようになり、4日間で2万ユーロを得た。修復したヒメネスさんと家族はその収入から著作権料を受け取る権利があると主張し、弁護士を雇って訴訟の準備をしたことも話題になっていました。