◎「藤岡弘、」が春公開の「仮面ライダー」映画で38年ぶりに変身!
俳優の藤岡弘、が、3月29日公開の映画『平成ライダーVS昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』で38年ぶりに仮面ライダー1号に変身することが明らかになった。
◎1971年 番組開始時、まだ変身ポーズはなかった
番組開始時の仮面ライダー1号 = 本郷猛の設定は、バイクに乗り風を受けて変身するというものだった。
◎ライダー変身後のアクションもこなす「藤岡弘、」
危険度の高いアクションを除いて、トランポリンを使用したアクションやオートバイで階段を登るバイクアクション等もこなしており、当初のレザー製のスーツは汗をかくたびに身体を締め付け、マスクは覗き穴の問題で前が充分に見えず、勘だけを頼りに撮影をすることも多かった。
◎全身打撲、左大腿部を複雑骨折。骨が粉砕し、筋肉に刺さる重傷
下り坂をバイクで走り降りるシーンの撮影時、コーナーを曲がる際にオーバースピードに加え、工事中の場所だったため砂利道になっておりスリップ。バイクといっしょに飛ばされる、というアクシデントに見舞われる。
◎「仮面ライダー」存続の危機!
事故発生時はまだ放映開始前で、番組の存続に関わる一大事であり、普通なら躊躇なく番組降板となる事態に、緊急企画会議では毎日放送側からは本郷猛を死亡させる案も出た。
◎東映プロデューサー・平山亨「藤岡弘、」降板に反対!
しかし、東映プロデューサー・平山亨は「子供達のオールマイティーの夢を壊すことは出来ない」としてこれに強硬に反対。
平山亨
元東映のプロデューサー、平山亨さんが7月31日、埼玉県の病院で心不全で亡くなった。享年84歳。
代表作には「仮面ライダー」はじめ「仮面の忍者 赤影」や、「ロボット8ちゃん」から始まる東映不思議コメディーシリーズ、「がんばれ!!ロボコン」など、本当に数多くの作品が存在する。
◎そして、「仮面ライダー2号」の誕生へ!
代わりに2号ライダー登場のアイデアを取りまとめ、番組継続を決めた。
◎しかし…2号の俳優は、オートバイの運転免許を持っていなかった…
佐々木剛
「仮面ライダー2号(一文字)」役に抜擢された佐々木剛は、当時オートバイの運転免許を持っていなかった。
当初は1号ライダーと同様の変身が検討されていたが、一文字役に抜擢された佐々木剛は、当時オートバイの運転免許を持っていなかった。佐々木は「俺は『風を受けて』とか、そういう受け身なのは好きじゃないんだよ!ここは一発、自分からやる!みたいなポーズか何かはないのか?」と言った。
◎苦肉の策の「変身ポーズ」が大ブームに!
、揃えた両手を大きく振りかぶって「決め」をとるこの「変身ポーズ」は、その真似のしやすさもあって子供たちの間で爆発的なブームを呼び、「変身ポーズ」と「変身」は一大社会現象となって、文字通りテレビ番組、日本列島を席巻していった。
◎ライダー復帰「藤岡弘、」も「変身ポーズ」!
復帰後の1号も再改造で新1号になった際に同じくジャンプで変身できるようになったとされ、以後のライダーは「変身ポーズ⇒ジャンプ⇒変身!!」の構図となりました
◎降板の危機からの大人気作品へ!
こうして自分の復帰を待っていてくれたことを述懐し、平山を「生涯の恩人」として敬意を表している。
◎撮影終了後、藤岡は「変身ポーズ」をめったに見せなかった
1975年頃の『アップダウンクイズ』において、ゲストとして出演した際に、司会者の小池清に「変身ポーズをやって見せてくれませんか?」とリクエストされたが、照れ笑いをしつつ「忘れました」と答えてやんわりと拒否したこともあった。
1999年にフジテレビで放送された『快進撃TVうたえモン』では佐々木剛と出演し、藤岡が「おい、変身しようか」と佐々木に声をかけ、そろって変身ポーズをとり、視聴者だけでなく、この時の番組出演者を大いに喜ばせた。
声のみの出演の2011年公開『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』の舞台挨拶で同じく声の出演となった佐々木剛と宮内洋(風見志郎 / 仮面ライダーV3役)がそれぞれ変身ポーズを披露した流れで、観客から「変身ポーズをみせてほしい」とのリクエストが出され始める。藤岡は俯いて困ったような仕草を見せたが、ちょうど隣にいた仮面ライダー1号(のスーツアクター)が機転を利かせ、藤岡に代わってポーズを披露し、事無きを得た、という一幕があった。
2011年公開『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
◎2013年7月31日、恩人の平山亨生が心不全のため84歳で死去
俳優の藤岡弘さんは、「仮面ライダー」の撮影時に大けがをした自分を平山氏がかばい、降板を免れたと語り、「今の自分がいるのは先生のおかげ」と礼を述べた。
出典:http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/donna/20131101-OYT8T00861.htm
◎38年ぶり「平成VS昭和ライダー大戦」でライダー変身!
自分の歴史がよみがえり、血が騒いだ。不思議なもので体は覚えていたんですね。演じるというより、本郷はそのままの自分。何とも言えない感動がありました」。藤岡自身も言いしれぬ興奮に心を震わせた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000002-sph-ent
現在も武道で体を鍛えているだけにアクションにも不安はなく、ライダーの愛車のバイク「サイクロン」も乗りこなした。厳しい寒さも吹き飛ばす熱演を見せ「昔の本郷と違った存在感を見せられた」と振り返った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000002-sph-ent
◎平成ライダー製作、白倉取締役企画製作部長は…
「最新の仮面ライダーは毎年塗り替えられても、本家本元は永遠に藤岡さん。しかも40年以上の時を経てますますパワフル。そのお姿こそ、仮面ライダーの歴史そのものです」と賛辞を贈った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140117-00000002-sph-ent