◎ベッキーが出演した「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」
ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(27)との不倫騒動の影響で休養していたタレントのベッキー(32)が13日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜・後8時57分)で104日ぶりにテレビに復帰した。
◎ベッキー、中居に赤裸々告白
司会のSMAP中居正広の質問に答える形で、時に大粒の涙を流しながら当時の心境などを語った。
今回のベッキーさんの謝罪、ネット世論でもわりと肯定的な意見が多かったのですけども、これは中居さんの功績が大きかったと言っても過言ではありません。
【ベッキー】TBS@金スマ
中居さんは、すごいなぁ。引き出し力。人間力。すごい。
自分も大変な状況で。事務所守ってくれないのに。番組の仲間を守り、迎え入れる。厳しいことも言い、でも独り歩きしない範囲で。優しい。 https://t.co/3veWcbr1bz
中居はベッキーのつらい心情を察して自身も涙を浮かべながら、ねぎらいつつも視聴者が知りたかった核心に迫り、赤裸々な気持ちを聞き出した。
◎ある時は優しく、ある時は厳しく
「ブレーキをかけられなかった」と涙をぬぐったベッキーに「立場考えろ、奥さんの立場」と悟し、「(会見で付き合ってると)言いたくないの分かるよ、でも旅行に行って付き合ってないというのは通用しないんじゃないか」とピシャリ。
そして、「(今は)好きじゃない、好きではないです」口にしたベッキーに「あ~、そう。スゲー好きだったんだね」とうなずくように話すと、「う…ん、そうですね。好きでした…、ごめんなさい」と大粒の涙をボロボロと流したのだった。
偽らざる気持ちを引き出したのは、中居の存在だった。
◎中居正広とベッキーの座り位置関係に注目!
全てのシーンに共通して、ベッキーと中居正広は90度の角度、上から見ると「ハの字」に位置していることに気がつく。
◎二人の座り位置関係が90度だった!
2人の対談は、囲炉裏がある部屋で行われている。2人は囲炉裏を囲んで90度で座る。
◎人と人の座り方は3通りある
人と人の座り方としては、3通りの座り方があります。
①向かい合って座る「対面法」
対面法
向かい合って目を合わせて話すのは圧迫感があり、緊張が生まれる。
意見を言い合いたい、対立したいときなどは正面に座る傾向にあります。
出典:会議で座る席順から、彼の心理が見える「正面=敵」「90度=仲良くなりたい」「隣=?」 - Peachy - ライブドアニュース
向かい合わせの位置は“先生と生徒”、“医師と患者”など、“立場に差のある関係”をかもし出すため、避けた方がいいのだとか。
②90度あるいは120度の角度にて座る「90度法」
90度の角度はお互いがリラックスでき、適度に距離を取れる位置。カウンセリングでも「90度法」と呼ばれている座り方だ。
90度法
「相談に乗る時は、向かい合わせに座るのではなく、彼に対して90度の位置に座るのが良い」
クライアントにとって居心地のいい座り方は、90度法です。90度法にて相対することを心がけることが重要となります。
これは心理カウンセリングなどでも用いられる座り方で、親密になりたい相手に対して行います。
出典:会議で座る席順から、彼の心理が見える「正面=敵」「90度=仲良くなりたい」「隣=?」 - Peachy - ライブドアニュース
③隣に並んで座る「平衡法」
平衡法
相手との物理的距離を一番縮めやすいが、逆に近すぎると不快な印象を受ける場合もある。
それぞれの考えていることが違うとき話しは平行線のままになってしまい、けっして交わりません。
◎心理学「スティンザー効果」
議論する場において、座った位置や発言のタイミングで考え方を見極める方法を見つけた研究者がいます。その方法は『スティンザー効果』と呼ばれ、現代でもさまざまな場面で確認することができます。
出典:会議で座る席順から、彼の心理が見える「正面=敵」「90度=仲良くなりたい」「隣=?」 - Peachy - ライブドアニュース
簡単に説明すると、人間は隣に座った人や90度横向きに座った人には心を許しがちになるという効果のことです。
90度の位置は目線を合わせにくく、話を聞きやすいポジションでカウンセリングに最適な「カウンセリング・ポジション」と言います。
◎「対面法」「平衡法」は避けたほうが良い
意見が交わされる席では、まっすぐに相手の目をみつめる事になる真正面の席は、攻撃的だと勘違いされやすく、隣に座ると同調しやすいと言われているのです。
「対面法」では、中居くんはベッキーを攻めすぎてしまう
横に並んで会話をすると、『反対意見』が言いづらくなるのです。
「平衡法」では、中居くんはベッキーを擁護しすぎてしまう
◎90度の位置関係に座った中居とベッキー
井上マサキ🍡桃太郎のきびだんごは経費で落ちるのか@inomsk
その後2人きりで囲炉裏を囲んで話す。この時も位置は90度。中居くんがベッキーから話を聞き出すんだけど、曖昧さを許さず、かといって上から目線の態度で聞くわけでなく、時に共感し、時に「それは許されないよね」とたしなめ、というバランス。自分でも整理できてないのだけど、ここの会話凄いな…
録画してた金スマを今。なるほど、こういう構成、仕立てだったのか、と感心。いろりを囲み、90度の位置関係で中居くんとベッキー、白熱球風味な色温度映像。質問側もゆっくりめのスピードでの指し手。不必要な同調は控える。愛情ある演出。あの時のベッキーが幸せだったと分かった。
◎90度に座った二人、決して偶然ではない
ベッキーがテレビ復帰した『金スマ』は、ベッキー本人の言葉が伝わるよう慎重に配慮がされ、さらに中居正広が強力に作用した回になっている。
行いを反省した人物はどうしたらテレビで許されるのか。中居正広ほど考えている司会者はいないかもしれない。