◎有村架純が17年春の朝ドラ「ひよっこ」のヒロインに!!
NHKは29日、来年2017年度前期の連続テレビ小説(4月3日スタート、月~土曜前8・00)が、高度成長期を駆け抜けたヒロインの青春を描く「ひよっこ」に決まり、ヒロインは女優の有村架純(23)が務めると発表した。
有村架純
◎2013年朝ドラ「あまちゃん」のヒロインを逃した有村架純
『あまちゃん』の時もヒロインのオーディションを受けて得た役だったので、憧れは持っていました」
あまちゃん
主演/能年玲奈
東京では内気だったヒロイン・天野アキが東北の北三陸の海で海女を目指すうちに笑顔あふれる女性に成長し、やがて地元のアイドルをなっていく物語。宮藤官九郎がオリジナルで描く人情喜劇。
◎「あまちゃん」で主役を演じ、国民的女優となった能年玲奈
能年がNHKの連ドラ「あまちゃん」でブレイクして国民的女優となったのは13年。
だが、それ以降の出演作は映画が2本、単発ドラマが1本と寂しいかぎりだ。
「ホットロード」
1980年代に若者の圧倒的な支持を集めた紡木たくによる少女コミックを、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈主演で実写映画化した青春ドラマ。
ハロウィンに人気映画の主要キャストに扮した姿を披露するなど、ブログに全身全霊を注ぐような日々が続いているように、ついに2015年は浮上することはなかった。
出典:能年玲奈だけが“暗黒面”へ!あまちゃんガールズの活躍に複雑すぎる声が続々 (2016年1月8日) - エキサイトニュース
◎個人事務所を立ち上げたことでトラブルも…
個人事務所を立ち上げたことで独立騒動が勃発した能年玲奈。以降、表舞台で彼女の演技を見る機会はめっきり減った。
13年の朝ドラ「あまちゃん」は、決めゼリフの「じぇじぇじぇ」が流行語大賞に輝き、10年に1人の逸材と呼ばれた能年だが、わずか3年後に窮地に追い込まれるとは誰が予想しただろうか。
◎一方、「あまちゃん」で小泉今日子扮する春子の若いころを演じた有村架純
一方で能年の母親役だった小泉今日子の若い頃を演じた有村架純は出世頭となった。
有村が得たのは“主人公の母親の若いころ”という、演技力が問われる難役。満場一致の決定だったという。
◎有村「ヒロインじゃなかったとしても…」
ヒロインじゃなかったとしても、私を必要としてくれている方がいらっしゃったことが光栄で、その分どんなシーンでも全力を尽くしたいという気持ちでこの作品に入りました。
◎「あまちゃん」終了後は能年玲奈と立場は逆転!
「あまちゃん」(NHK)出演時は主演の能年玲奈ばかりに注目が集まっていたが、現在のメディア露出は有村が逆転する形となっている。
「ビリギャル」
有村架純が偏差値30の金髪ギャルを熱演。落ちこぼれ女子高生が、人生の一発逆転を狙う笑いと涙の物語に夢中になる。
視聴率で苦戦したとはいえ月9のヒロインを務め、主演映画の「ビリギャル」や「ストロボ・エッジ」は、いずれの20億円超の興行収入を記録。CMも次々とオンエアされる盤石の人気だ。
「彼女はちょっと仕事をしただけの人でも名前を全部覚えているし、自分から挨拶しに駆け寄ってくる。CMの制作現場で一緒に仕事をした人は、誰もが大ファンになってしまう。それが次のオファーにつながっているんでしょう」
『あまちゃん』以降失速してしまった能年とは対照的に、若手女優として確固たる地位を築いている。
「ひよっこ」はオーディションではなくキャスティングで選ばれた
岡田氏は「有村架純さんとはデビュー当時から何度か仕事をさせていただいてきて成長を見てきました。そして朝ドラをやるべき人だと強く思っていました。朝ドラのヒロインをやってほしい。そしてその朝ドラは絶対私が書きたい。そう強く熱望して願いがかないました。今、とても幸せです」とコメントしている。
◎「あまちゃん」を振り返った有村架純
能年玲奈がヒロインを務めた「あまちゃん」で初めて朝ドラの会見に出席した時を振り返り、「その時とは180度違う気持ちでここに立っています。」
「朝のヒロインというのは、みなさまに元気を与えられる存在だと思っているのですが、わたしが演じさせていただく役で、わたしが参加させていただく作品で、新しい風を吹かせていければいいと思っています」とやる気をみなぎらせた。
◎能年玲奈は6月末で契約が切れる???
所属事務所とは6月末で契約が切れるというが‥‥。
来春の朝ドラは有村さん主役で茨城が舞台か。有村架純さんの活躍をみるにつけ、能年さんもったいないなあ。