◎広島・黒田博樹投手が今季で引退へ…
広島の黒田博樹投手(41)が、今季限りで現役引退する意向を固めたことが18日、分かった。
黒田博樹
生年月日:1975年2月10日生
身長/体重:185センチ/93キロ
投打:右投右打
経歴:上宮高 - 専修大 - 広島(96年・2位)
[NPB通算] 321試(2021回2/3) 124勝105敗1セーブ 奪三振1461 防御率3.55
[MLB通算] 212試(1319回) 79勝79敗 奪三振986 防御率3.45
◎日本シリーズを目前に控えた中での突然の発表…
発表は突然だった。22日からの日本シリーズを目前に控えた中での決断、発表。
この日午後5時からの練習前、右翼付近に集まった全選手に、黒田は自らの言葉で伝えた。
上宮高校時代は3番手投手。タレントがそろっていたチーム事情、黒田は目立つ存在ではなかったというのが正直なところだった。
出典:25年ぶりV、カープ投手陣の手本となった黒田博樹の原点。恩師にしたためた野球人生を象徴する言葉 - ライブドアニュース
それでも、球道を邁進した黒田は力をつけ、専修大学の野球部に進んだ。
◎広島のスカウトがの黒田の実力を見抜いた
1年先輩にプロから注目を集めていた小林幹英がいました。広島のスカウトが小林をチェックしていた際、他球団にはノーマークの黒田の実力を見抜いたんです。
◎黒田の現役生活は1996年から始まった
96年に逆指名2位で広島に入団。
逆指名入団にもかかわらず初めて10勝に到達したのは5年目です。
当時、黒田はやっとチームに貢献できるようになったと述懐していました。自分を見いだし、育ててくれた広島に深く恩義を感じているんです
澤崎が引退した2005年に15勝で最多勝のタイトルを獲ったあたりから急速に投球内容が向上。
以後はリーグ屈指の好投手へと成長を遂げる。
◎2007年にFA権取得、メジャーへの移籍
ドジャース入団を決めると会見で古巣に対する感謝を口にし、こう続けた。
◎「また日本でやるならこのチームだと思う」
「ここまで来たのはカープのおかげ。また日本でやるならこのチームだと思う」
渡米後の黒田が、12年からのヤンキース時代も含め、7年通算で79勝をあげる活躍をしてきたのは周知のとおり。
大金をもらい、成績も残さず、文句ばかり言う選手とは正反対の準備を怠らないベテランの姿勢は首脳陣から「お手本」として受け入れられた。
メジャーの晩年は、オフに1年契約を結び、「いつ辞めてもいい」を繰り返す完全燃焼スタイルを貫いていた。
◎年俸21億円のオファーを断り、古巣・広島への復帰を選んだ
ヤンキースから再契約を熱望され、パドレスからは1800万ドル(約21億円)もの巨額オファーが提示された。
引退までメジャーのマウンドに立ち続ける決意を固めれば、古巣とのこの約束を果たせなくてもファンは納得してくれたはずだ。しかし黒田は広島への思いを断ち切らなかった。
◎古巣・広島に8年ぶりの復帰
黒田は4億円で、古巣・広島に8年ぶりの復帰を決めた。「野球人生最後の決断」という言葉を残した、その決断は“男気”と形容された。
40歳を迎えるシーズンながら、アメリカで培ったボールを動かす投球術で打者を翻弄。先発ローテーションを守り、いきなり11勝をマークしてみせる。
◎2016年7月23日、史上2人目となる日米通算200勝を達成!
今年7月23日の阪神戦。5安打無失点で日米通算200勝を達成した黒田。
◎広島、25年ぶりのリーグ優勝!“勝利投手”として名を刻む!
「出来すぎ」と言われた展開の中、黒田は6回を3失点の力投。チームを25年ぶりのリーグ優勝へと導き、優勝が決まった試合の“勝利投手”としてその名を刻んだ。
◎日本シリーズに進出できたことも引退決断の理由の一つ
決断した理由を問われ「すべては難しいが、一つはリーグ優勝して日本シリーズに進出できた。一つの大きな要因だったと思います」と、チーム25年ぶりの優勝を挙げた。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000064-dal-base
引退を意識したのは「2、3年前です。毎年、毎年、そういう気持ちでシーズンを迎えていた」とし、「自分の中で考えだしたのは9月過ぎ。本格的に自分で考えだしました。相談というか、引退に関しては自分自身で決めた」と語った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000064-dal-base
「個人的なことになって申し訳ありませんが、日本シリーズを最後にユニホームを脱ぐことを決めました。2年間、素晴らしいチームで戦わせてもらった。素晴らしい夢を見させてもらった。最後は笑顔で優勝して、みんなでビールかけができたら。2年間ありがとうございました」
日本シリーズを前に発表したことには「難しいところはあったが、僕自身は終わってから伝えようと思ったが、自分が次投げる登板が最後になるかもしれない。まずはチームメートに伝えないといけない気持ちと、今までたくさんの人に応援してもらった。そういう人たちに伝えないといけない、そういうことにあった」と語った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000064-dal-base
◎「悔いはないです」
現役生活に悔いはなかったかと聞かれ「今年、みんなの力で優勝を経験させてもらった。最高のシーズンを送れたので、悔いはないです」と、晴れやかな表情で語った。
出典:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000064-dal-base
◎黒田博樹投手、お疲れ様でした!そして、ありがとうございます!
今季限りじゃろうなぁと思うてたけど、やっぱり黒田投手引退するんじゃね(´・ω・`) 去年と今年と、カープ優勝には欠かせない大きな存在でした。ありがとうございましたー!!ヽ(;▽;)ノ