◎新幹線の乗客によるゴミや座席の汚れ
新幹線で家族連れがゴミをそのまま残して行く光景をよく見るんだけど、だいたい父親が頭弱そうな奴が多い。。。
子供はろくな大人に育たないんだろうなぁ…
◎海外メディアでも話題!神技的な日本の新幹線清掃!
「JR東日本テクノハートTESSEI」(東京都)が担当する東北や北陸、上越方面に向かう東京駅の新幹線ホームは4本。
新幹線に乗るたびに思うけど、出発するまでの僅かな時間で車内点検、清掃、整備までする方々には頭が上がらない。
あの方々こそプロという名にふさわしい。
◎新幹線1本当たりの清掃時間は7分しかない
帰省客が増える年末年始の発着は1日約170本に上り、1本(8~17両)当たりの清掃時間は7分しかない。到着から折り返し発車までが最短12分で、乗客の乗降に約5分かかるためだ。
22人から成る清掃チームは、忘れ物を確認しつつ、大きなごみを拾って座席の向きを反転させ、テーブルや窓をクロスで拭く。ぬれた座席がないか確認して床を掃き、社内誌の位置も整える。
1座席にかける時間はわずか数秒。この間にトイレや洗面台も掃除する。清掃後は列車の前に並んで乗客に一礼し、次の列車へ向かう。
7-Minute Miracle/7分間の奇跡
出典元:YouTube
◎車内清掃に効果的な「魔法のホウキ」
一見すると、普通のホウキとそう変わらないようにも思えますが、人の手程度の湿り気にも反応する「水濡れ検知センサー」を装備しており、座席を掃きながら、そこがぬれているかどうかのチェックが可能。効率的な清掃を実現しました。
柄付のほうきで座席のちり払いと水分検知が同時に行える。特徴は座席が濡れているかすぐに判断してくれ、検知表示は光(赤色LED)の点灯とブザーで行う。
このホウキができるまで、中腰になって座席ひとつひとつを触り、ぬれていないか確認していたそうです。しかし、1日に何百もの座席をチェックすることになるため、腰への負担が大きいほか、指紋が消えてしまうこともあったといいます。
◎「グリーン車用」のホウキもあります
「グリーン車用」のホウキには突起がつけられており、それをひっかけるだけで、この足置きをかんたんに開けるようになっているのです。やはり、かつては中腰になって足置きを開いていたため体へ負担があったそうですが、この工夫によって解消されたといいます。
◎秒速の「まわし取り」に驚き!
折り返し運転にともなう車内清掃では、手動で各座席の向きを回転させる必要があります。
計測したところ、1組(2席)の座席を回転させ、2枚のモタレを外すのに要する時間は約1秒。この、座席を回しながらモタレを取る技を「まわし取り」というそうです
◎もちろん座席だけではない
トイレ掃除の担当者もいる。どんなにトイレが汚れていても、7分以内に完璧に作業を終える。チームのリーダーは、仕事が遅れていたり、不慣れな新人がいる場合には、ただちに応援し、最後の確認作業を行う。
7分間で清掃を終えると、チームは再び整列し、ホームで待っているお客様に「お待たせしました」と声を掛け、再度一礼して、次の持ち場へ移動していく。
◎社員のやる気を高める仕組みを次々と導入
同社は1952年から東京駅や車両基地などで清掃を担当。2006年以降、乗客の目を意識して制服を変えるなど、社員のやる気を高める仕組みを次々と導入している。
◎新幹線の複雑化に作業量は年々増えている
8タイプある新幹線は新型車両の投入などもあり、作業量は年々増えているという。
北野敬子指導課長は「掃除の都合で発車を遅らせることはできない。限られた時間内で満足してもらえる品質まで車内を仕上げるのが、私たちのおもてなしです」と話している。